カキノキ,(ゾクシン) 1915年 東京都 ?(かき)の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
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フイグチ 1977年 鹿児島県 部落に住む大工の棟梁同士が喧嘩した際、ひとりの棟梁がフイグチをする性格であった。もうひとりの棟梁はそれを見抜いていてモドシグチを行った。するとクチを入れた棟梁は眠ったまま死んでしまった。
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オトコノコ 1984年 秋田県 小学3年のとき、奇妙な男の子に会った。赤い上着に黒いズボンで背が低く赤い顔をしており、杉並木の茂みから笑いながら手を振っていた。恐ろしい思い出で、50年以上経った今も、その杉並木を通らねばならない時は心の中で南無阿弥陀仏を唱えることにしている。
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カキノキ,シ,(ゾクシン) 1915年 東京都 柿の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
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タタリ 1996年 神奈川県 4,5年前、コサオロシだとかで神社の木を切ると、その世話人達3人が亡くなったと聞いた。
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ヒノタマ 1996年 石川県 人が亡くなったとき、川に火の玉が出た。
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ヒトダマ 1985年 山梨県 Aさんのおじいさんが亡くなる直前に、ヒトダマが出たといって騒いだら、すぐに亡くなった。
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(ヒトダマ) 1984年 山梨県 Aさんのおじいさんが亡くなったのは昭和9年9月3日だが、その時、亡くなったそのおじいさんが「奥さん、今帰ったよ」といって万年寺の本堂の戸がガラガラあく音がしたという。
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タヌキ 1978年 和歌山県 樵が山小屋で休んでいると、木を切り倒す音がした。昼間狸が木を倒す音で驚いた仕返しだろうといわれる。
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ムジナ 1989年 長野県 15・6年前に亡くなった人が、猟に行ったとき、むじなを見つけた。撃とうと思ったらむじなが木に登ってしまい、引き金を引こうとすると木がどんどん大きくなって撃てなかったという。
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ワカミヤサマ 1933年 山口県 昔、若宮様という者がいて、松田という者と何かの恨事でここで斬り合った。その時松田の家来が若宮様を背中から斬り付けこれを殺した。そこで若宮様の家来は松田を討って仇を報じた。しかし若宮様は夜になると「勝負しようや」と言いながら鉦を叩いて出てくるのであった。そこで土地の人は祠を建てこの霊を慰めた。
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ヒノタマ 1989年 山梨県 火の玉を、人が亡くなる直前に見た。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1975年 静岡県 柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
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ハクイノオボウサン 1988年 群馬県 昭和15年、兄が病気で入院している時に一人で留守番していると、夜、蚊帳の外に白衣のお坊さんが立っていた。手を伸ばして掴もうとすると消え、ウトウトすると現れるというようなことが一晩に2,3回あった。その年の9月25日に兄は亡くなった。
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キツネ 1990年 長野県 昔、人が亡くなるとツゲビトが知らせに行った。そんなときにきつねが後をつけてくると、人が亡くなったので知らせに行くから化かすなと言った。
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キツネ 1972年 千葉県 稲荷様の傍の神木に狐が住み着いたのに気付かず、その木を切り倒してしまって、狐は鋸にひかれて死んだ。その木には子狐が3匹いた。その後、その家の人は病気になり、死んでしまった。
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マムシノテンカサン 1938年 兵庫県 木樵が木を切っていると、マムシの天下さんが猪を追ってきて食おうとするので、木樵は驚いて木地屋の小屋へ逃げ込んだという話がある。
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テング 1973年 京都府 天狗が住む灯篭杉と千本松を切って天狗につままれたら大変だと、ヨ木をうちこんでそのままだったら切る、と決め翌日見に行くと、ヨ木がほうってあったので切ったらいかんということになった。50年か60年程前、樵が燈籠杉を切ってしまい、しこたまもうけたが、家に帰ってまもなく亡くなった。
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(ハダカムギノタタリ) 1984年 埼玉県 裸麦を撒いたところ、子どもが亡くなってしまったので、ある家では作ってはいけないとされている。
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ヤマノカミ 1956年 茨城県 山の神の宿り木を切り倒した木樵が、山の神様の神通力で縛られてしまった。突っ立ったまま身動きもできない。神主に祈祷をしてもらって、やっと体が自由になった。
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トシダマ 1943年 島根県 年神様が大晦日に年玉を配る。ある男が年をとりたくないと考えて、藪の中に隠れていたが、年神が上から年玉を投げたので、仕方なくまた1つ年を取ってしまったという。
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