ダイボサツ,ハチマンダイボサツ 1983年 養老4年9月に、日本に異国が襲来した際、多くの人を殺した。そこで八幡大菩薩が、放生会を行うように託宣を下したという。
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ワケノキヨマロ,ウサハチマン 1974年 大分県 和気清麻呂が八幡の神託を奏し、道鏡によって足の筋を切られ、大隅国に流される途中、宇佐八幡宮に参詣したところ、足の筋がたちまちなおり、歩けるようになったという。
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(アミダノシュツゲン),クハウメウ,タクセン 1983年 京都府・大分県 僧行教が筑紫宇佐八幡宮に参籠し修行していた所、八幡宮から託宣があり、王城の近所に移り天子を守護しようと告げた。その後、行教の袈裟の上に阿弥陀の三尊が現れたので、これを写して絵像にした。行教が筑紫を発ち山崎に登ると夢告があり、覚めると峰に光明があったので,そこに八幡宮を勧請した。
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(スズメカッセン) 1974年 大分県 後一条院の時、長元4年5月2日に宇佐八幡宮の神殿で雀が闘い、また住処を作ったという。
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カンゼオン,ビシヤモンテン,ヂザウボサツ 1983年 京都府 田村丸が詔を受けて東夷征罰を行った時、自ら建てた仏殿の本尊に祈ったところ、観世音・毘沙門天・地蔵菩薩が戦場に現れて、敵をことごとく退治した。そこで田村丸は、宣旨を受けてこの地に伽藍を建立し、数箇所の寺領を寄せ、大同2年にさらに再興して、その寺を清水寺と号した。
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ミサキサン 1970年 香川県 唐櫃の八幡宮の奥にミサキ神社がある。家浦の八幡宮の奥の岬にも「オンザキサン」があり、これも「ミサキサン」である。漁業、海難除けの神で、大きな錠を供えてある。
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ヒノウ,メン 1929年 長野県 神原村にあるいくつかの面のひとつに「ひのう」という神が彫られている。恐ろしいので神意に触れないようにしていたが、百年前に禰宜が面に顔を当てると、日本国中が一望できた。驚いた禰宜が家に帰ると、馬と婆さんが狂い、女房は子供を殺して死んでいた。禰宜もその後死んだ。その後、この屋敷に住むものには狂う人が多いといわれている。
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ツチグモ 1974年 大分県 宇佐八幡宮の内の尾のいわむろは、広さがいかほどのものか分からないものの、いにしえの土蜘蛛などがこもった室という。
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セイベツヘンカ 1980年 大分県 豊後国の国奥平牛之介の弟子であった、入江沢右衛門の妻は宇佐八幡宮の社人・祝壱岐守の娘だが、この妻の姪は3歳の時に男に変化したという。
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クラエビス,エビスガミ 1983年 岡山県 倉夷といって、倉に夷神を祀っている地域は広い。
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イギョウノユウシ 1935年 青森県 国幣小社岩木山神社では 旧暦正月7日の7日堂で蘇民将来が授与される。これは次の古事による。延暦の頃、坂上田村麻呂が征夷の命を受けて奥羽に入ったが、容易に征服することができなかったので、神明の加護を仰ぐよりより他はないと祀誓を寵めた。すると霊験が直ちに現れてどこからか異形の勇士が来て傍の大柳を根抜きにして振り回し、賊軍に突入して一気に平定した。
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オタヌキサン 1976年 愛媛県 いなか道で夜に追いはぎが出現することがある。大宮八幡宮の宮司が日が暮れて帰るとき、大宮八幡宮社の定紋の入ったちょうちんが現われて家まで導いてくれた。
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(ココ) 1980年 島根県 出雲国に狐蠱というものがある。これは狐を使うもので、行えば必ず人を病にしたり発狂させたりする。またそれは行ったものでないと、祓うことが出来ない。
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ゴンゲン 1936年 青森県 八幡宮の権現の彫刻は、漁船に盗まれたとき沖から飛んで帰ってきた。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 病気の治療を行うために患者をある程度確保し、自宅で治療を行った。泊まりこみで行い、まずご祈祷をした。どのような病気かを神うかがいして、触診した後、漢方薬で治療した。
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(マナイノシントク) 1983年 兵庫県 淡路津名郡沼島では、井戸を掘っても2、3尺の下に金鉄よりも硬い岩盤があって掘れない。しかし八幡宮社地の岩石の元から、千軒の家が汲んでも尽きないほどの清水がでる。これは八幡宮の三女神真名井の神徳であるという。
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ゴオウサマ,シュゴレイ 1983年 岡山県 勝田町の梶並八幡宮当人祭で当人が大祭の際に捧げて行く小箱は、梶並八幡宮の分霊で、牛玉様と呼ばれている。
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エビスサマ 1965年 埼玉県 1月20日と10月20日は夷講で、夷様と大黒様に小豆御飯を山盛りにして供える。この日は夷様が出雲にお金を儲けに行く日だという。
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キツネ 1988年 岩手県 最近でも、夜に車で帰ろうとしていてキツネに出会い、行っても行っても同じ場所をぐるぐると回って、気がついたら朝になっていたという話がある。
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コマツハチマングウ,ヘイケノハカ,タタリ 1965年 高知県 寺蔵寺にある平家の墓は、小松八幡宮と呼ばれている。たたりがあるといわれ、小松一族の本家でお祀りしている。
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シングン,ヤノネイシ 1974年 新潟県 佐渡国の鹿伏明神という社には、毎年2月9日に暴風雨となり、その後には矢の根が落ちている。これを神軍と呼んでいる。
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