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検索対象事例

〔ミタマ,ゴリョウ〕
1977年
現御身(うつしみ)とは神の現世で御霊であり、御霊とは神霊のことを指す。御霊実とはご神体のことである。

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ゴリョウ,タタリ
1983年 京都府
上御霊社は、桓武天皇の御世、早良親王・伊予内親王の霊が祟りをなし、人民が大いに悩まされたので、伝教大師が奏聞を行い、八所の御霊を鎮座させたことに始まる。かつては八所だったのだが、賀茂川の洪水に社が流され、所々に分かれた。早良親王・吉備公の2座は今も上御霊におわすという。
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ゴリョウサマ
1982年 群馬県
龍舞の御霊様は太平洋戦争に出陣して怪我をして帰って来た。
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オウゴンノトリ
1914年 奈良県
井上内親王の御霊に金の鶏が埋めてあり元日の朝に鳴くという。
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オショウリョウサマ
1966年 山形県
8月6日はお精霊様がござるので、火をつけて川端へ迎えに行く。提燈に明りをつけていくこともある。そして、お精霊様は家の中にある御霊舎に招き入れる。
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イキミタマ,ボン
1974年
いきみたまとは文明年中頃に始まった、7月の盆に亡霊の霊魂が帰って来るのを祭った行事だったが、現在では父母兄姉の生御霊(いきみたま)を祝っている。
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フルダヌキ
1962年 大阪府
御霊神社の夏祭りには太鼓が出る。備後町の能楽師宅に棲む古狸が、深夜、この太鼓を真似て腹鼓を打っていた。目を覚まして耳を澄ますと音は遠くにかすみ、うとうとしかけるとまた近づいてきた。
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ユウレイ
2001年 兵庫県
壁のしみから臭いお婆さんがでてきた。
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アラクマノオオカミ,オツゲ
2002年 愛知県
大正5年に、沢井音吉という修験者が熊鷹大神の霊場で修行をしていると、心清く神を信じてすがってくるならどのような願いも聞き届けるというお告げを受け、その後荒熊大神の御霊を我が家に祀り、朝夕のお勤めを行った。そのうち、1人2人と参拝者が訪れるようになった。
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キタムキカンノン
1940年 神奈川県
お竹という勤勉な女がいた。熱心に観音を信仰しており、御光がさすほどで「御如来様である」といわれた。嫁入りの祭、観音様にお暇を乞うと、「お竹、帰るのか」と別れを惜しんだ。お竹が観音様を振り向くと、今まで南を向いていた御霊体が北を向いてしまった。
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イタチヨセ
1964年 福島県
いたちには神霊があるものとみて、よりと呼ばれる神のよりましとする。法印や特殊な祈祷にその神霊をつかせ、ご神託をきき、病状や天候、作物の豊凶を占う。
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オナリガミ,マブイ,シニマブイ
1986年 沖縄県
男きょうだいを守護する女きょうだいの生御霊(おみなりおすじ)はオナリ神として尊敬され、白い蝶や鳥の形を取ると考えられている。死んだ直後のシニマブイは不安定で、この世に残ろうとしたり、霊力が強く、生者のマブイを抜き取ったりする。(タマチドラレ)子孫による洗骨や年忌供養を受けて次第に安定し、33回忌をすぎると、天にのぼって、カミ、フトゥキと呼ばれる存在になるといわれる。
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キツネビ,チョウチンギョゥレツ
1973年 岩手県
狐火のことを指して、提灯行列という言い方もする。
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フジノミ
1970年 岡山県
2月5日は藤の実が走る日。その実が人に落ちるとその人は患ったり死んだりする。
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リュウジョ
1956年 宮城県
白山神社の神霊が美麗な童子となって現れたが、山に住む二頭の龍女が山を奪われることを嘆き、老女と若い女の姿で現れて障りをもたらした。神霊は怒り二頭の龍を池へ封じ込めた。この伝説の故か、神事を行う神男に不思議なことが起こるが、翁の面をつけて勤めると不思議なことは起こらなくなった。
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マツムシヒメ,カイコ
1915年 千葉県
聖武天皇の第三皇女だった松蟲姫は、継母である皇后に憎まれた上に業病に罹ったために激しく虐待された。ある北面の武士が見かねて姫を伴って関東に落ちたが、姫は死んだ。姫の御霊を祀ったのが松蟲寺である。皇后は憎むあまり、冬に炭ではなく松の葉を燃やして寒さを凌がせた。そのため蚕は炭よりも松の葉を燃やした暖かみの方がよいのだという。
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ハカイシ,ユビサシ
1950年 千葉県
墓石を指すと指が腐る。
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レイ,レイカン,カミ,カミサマ
1967年 青森県
青森県黒石市のある女性は11歳頃から霊感を覚えた。神から教えられたり、神の姿を見ることがあったので主人の死後は山に入った。断食の行中に神に会えるようになったが、逆に神に疑問をもち、善神、悪神を教えよとご神体を川に流した。神体は戻ってきたが、今度は神体を灰にせよと神に教えられたので焼いて川に流した。「物食うな」という声で断食もした。2週間しても神の許しがないので神社に篭って滝に打たれた。悪神について聞くと周りに恐しいものが出た。許しは1週間後に出た。ミヤは全て神の声の命ずるままにやってきたという。
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ギライノカミ,テルコカミ,ネリヤカミ
1986年 沖縄県
「君祭り」では神女自身が神になって祭礼を執行する。テルコ神、ネリヤ神が神女に乗り移り、シャマニスティックな神遊びを展開することを指す。加計呂麻島のオモリの中には「テルコ神、ネリヤ神と相手になって遊ぼ」とある。
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シンバツ,オワタリサマ,オジンジキサマ
1968年 愛知県
篠島の八王子社の年一回の祭礼が正月3日4日にの両日に行われる。祭行事は八王寺社から神明社の神霊渡御及び還御の儀を中心として行われる。神霊の渡御の途中は物影に身をひそめ,ひざまづいて控える。もしもまちがって路上でこのオワタリサマに行き逢うと,神罰をこうむり一命にかかわると伝わる。神霊はオジンジキサマという。
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シンカ,ショウカゴンゲン,オオヤマゴンゲン
1975年 島根県
夜、隠岐国の海中から焼火権現の神霊である火が現われる。この神は風波を鎮める。船が難破しそうなとき、この神に祈ると海上に神火が現れ難を逃れることが出来る。
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ダイジャ
1955年 山形県
小屋にはジューノキサマという神様がいる。この神体は大蛇。寝ていたら神体を見せるから登って来いと告げられ、見たら大蛇がいたという話がある。
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