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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

バケモノ,ネコマタ
1974年 東京都
寛政八年の春、ある茶屋に昔なじみの客が五、六人で来て飲食した。代金はいつものように宿まで取りに来るように言って帰った。その後代金を取りに行ったら飲食した人は七年前に死んでいた。思い出せば、ヒラメ三枚を頭も骨も残さず食べていた。猫まただったのだろう。

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シニビ
1956年 宮城県
死者の家で飲食すれば、「死火」を食べたと称して神を祭ることをタブーとするという。
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トリツキスジ
1979年 岐阜県
以前は、とりつき筋の人が他人に取り憑くといわれていた。赤ん坊が取り憑かれて死んだりした。取り憑かれた人は取り憑いた人と同じ身振り・動作をする。取り憑く人は別にその気はなく、ふとしたときに取り憑いている。その人が去ると憑き物も落ちるという。
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(ネコノカイイ)
1940年 新潟県
猫は年を取ると山には行って猫又になるといい、猫が五六歳になったら黙って捨ててこなければならないという。猫は化ける、踊るともいう。猫は殺すと祟るという。
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(ゾクシン)
1998年 静岡県
盆の16日に子供たちが川原に小屋を建て、飲食する。これをカワラメシといい、食べると夏病みをしない。
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(ゾクシン)
1998年 三重県
盆の16日に子供たちが川原に小屋を建て、飲食する。これをカドメシといい、食べると夏病みをしない。
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シチニンミサキ
1985年 愛媛県
大正年間、七人が乗った舟が嵐にあった。七人は助けを求めたが、島の人は危険であるため助けに行かず、七人は遭難して死んだ。30年後、18歳の青年が海の中で死んだ。その後も同様のことが起こったので、七人ミサキの祟りだと言われるようになった。
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ツキモノ,キツネ,ヘビ,ネコ
1986年 長野県
きつね、蛇、猫が人に取り憑いたことがあった。
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キツネ
1974年 山口県
長府の城下で狐の親子に食物をあたえて招福を願ったが、何も良い事が起きなかった。ある時長芋15本がその家宛てに届けられた。喜んで食べたが、後に八百屋の召使いに化けた狐が代金を取りに来た。
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フネ
1990年 沖縄県
人が死ぬ前には「船が来る、船が来る」という。
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オテングサマ
1953年 埼玉県
若い男が、お天狗様に山に連れて行かれた。三年後帰って来たが、その男は何一つせず、笛ばかり吹いているようになった。
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キツネツキ
1922年 静岡県
飲食店の20歳の息子に狐が憑いた。語るのを聞くと朝鮮から来た狐という。狐が憑くとこの地方では春埜山のお犬を迎える習わしで、お札を受けてくる。今回もお犬を迎えて来たら狐は離れたが、その人は死んだ。
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ヤマノカミ
1984年 新潟県
旧2月9日は山の神の日でこの日山仕事をする人たちはヤドに集まって飲食して祝うが、この祭りには女は参加できず、女は山の神の矢にあたるので山へ行くなといわれている。先妻の子を山へやり、たぶん死んで帰らないと思っていたところ、山の神が祭りをしているのをみて元気に戻って来たそこで、自分の子も安全だと思って山へやったら弓矢に撃たれて死んだという。
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イナリコウ,キツネ,イナリオドリ,タクセン
1977年 神奈川県
山北町市間の稲荷講では、ある家を宿に決め、そこに皆で宿泊して飲食するが、この時には、宿にはならなかった家のどれかに必ずキツネがいるのだという。この時には、稲荷踊といって、富士の行者が人を選んでキツネを乗り移らせるということをする。各講員たちは、このキツネが乗り移った人から託宣を受ける。
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クロイネコノヨウナモノ
1956年 東京都
1月24日の晩は外に出ないものだが、ある爺さんがそんなのは迷信だと言って酒を飲んで夜中に外出したら、目の前が真っ暗になり、黒い猫のような物がついて来て「三年命は無い」と言った。三年後、アルコールが爆発して爺さんと家族は死んだ。
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キツネ
1974年 千葉県
下総国九久里あたりで、金5枚で雇われた傀儡師達が夜山中の屋敷で歌舞を行った。飲食して眠ったが目が覚めると荒野に寝ていた。しかし金5枚は本物だった。
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カシャ
1984年 愛媛県
人が死ぬとカシャが来て死体を取る。棺の上に髪剃を置くと取られない。
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シチニンミサキ
1976年 愛媛県
七人ミサキは、淵や川などの人の死んだ所に出るという。声は出さないが、何となく死ぬ気になる。七人というのは、成仏していないものが七人いて、1人引き込むごとに古い順に成仏するという。
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キツネ,ムジナ
1982年 群馬県
人を化かすのに、ムジナは後からついて来て、キツネは人の前から来る。
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ネコ
1939年 沖縄県
猫は古くなると、主人の命を取るといわれている。
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ネコ,(ゾクシン)
1933年 千葉県
猫の年を取ったものは化ける、猫は魔物だから死人の傍に寄せるな、という。
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カイチョウ
1974年
寛政七年八月、宮中で毎夜犬の鳴くような声が聞こえた。のぞいてみたが姿ははっきりとしなかった。
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