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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヤクビョウガミ
1983年 茨城県
七夕の日に天の川の水が増すと、それに伝って疫病神が来るので、それが来ないように芋の葉の露で「天の川」と書いた短冊を木にぶら下げた。七夕の笹の枝のうち短冊のついているものを伐ってきて大根や白菜の種をまくときに畑にさしておくと虫除けになるという。

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(ゾクシン)
1982年 群馬県
七夕に関する俗信一束。七夕の竹の露を浴びると病気にならない、短冊に氏名を書いて流すと頭痛しない、など。
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タナバタ,イヌカイ,アマノガワ
1949年 熊本県
七夕の養子である犬飼が七夕の作っていた瓜畑の瓜を真二つに割ったため天の川が生じた。
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タナバタサマ
1986年 愛媛県
8月7日は七夕でこの日には七夕様に家の軒下に浴衣を男女1組下げておく。これは天の川の端で男女が会うのでそのための浴衣である。この日だけは雨が降らないとよいいう。
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カッパ,(ゾクシン)
1973年 香川県
七夕節供が終わると河童が出るから、七夕以降は泳ぐなと言われている。
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タナバタサマ
1943年 長野県
七夕の早朝に笹藪に入ってはならない。#おねんぶつ#(七月七日の水浴び)をしている最中に衣を盗まれた七夕様がいるからだという。
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タナバタサマノハタオリノオト
1954年 長野県
七夕の日に竜門淵で水浴びすると七夕様の機を織る音が聞えるという。
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ムジナ
1970年 福島県
10月10日はムジナの祝言(大根のとしとり)である。この日はナ(白菜)と大根が年をとるので大根畑に入ったり、大根や白菜を取ってはならない。
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エンコ,(カッパ)
1973年 香川県
七夕のときは、子供が海に出ても七夕の竹を持っていれば、エンコが出ても竹に怖じ気づいてさわってこないといわれている。
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ハタオリヌマ,タナバタ,ハタノオト
1956年 宮城県
落人の娘が村の若者との恋に破れ、七夕の夜、沼に身投げして死ぬ。以来、(七夕の夜に)機の音が聞こえる。
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クラカケヌマ,タナバタ,ハタノオト
1956年 宮城県
毎年の七夕の日、鞍が沼に浮かぶ。
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アマノガワ,ユメ
1937年 秋田県
昭和10年、前夜に天の川を渡る夢を見た人が翌日山へ行って雪崩にあって死んだ。
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インガミ
1977年 鹿児島県
インガミは七夕に祀る。犬の血で書いたお札を七夕の日に他人の目につかぬように虫干しする。インガミを祀っている人は女性が多く、隣近所で普通につきあうが、食物の贈答だけは用心している。
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(ゾクシン)
1975年 山口県
50年ほど前まで、水をお宮へ持っていき、祝詞をあげてもらった。これは虫除けの水であり、それを田の水口にまいておくという。
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フルハカ,アカゾメエモン
1931年 山梨県
韮崎の近くにある某寺に古墓があったのを取り払おうとすると、僧の夢に貴女が現れ、「なき跡のしるしとなれば其ままに問はれずとても有りてしもがな」という歌を書いた短冊を残して去ったという話がある。後の鑑定でこの短冊は赤染右衛門の筆跡であるとされた。
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カワランベ
1981年 長野県 
旧暦の七夕の日に水浴びすると、カワランベに引き込まれる。
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ニチレンショウニン,イシイモイド
1977年 神奈川県
昔、1人の女が井戸端で芋を洗っていたところ、みすぼらしい旅の僧がそれを恵んで欲しいといってきたが、女はそれを聞き入れなかった。すると、帰ってこの芋を火にかけても半煮えで石のようにかたいままであったため、女は芋を捨ててしまった。芋は井戸に落ちて芽を出し大きな葉をつけた。女はそれを自分のものだと言って掘ったのだが、芋は1つも出てこなかった。それ以来、井戸からは清水が湧き出してこなくなってしまった。
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エンコ
1967年 愛媛県
七夕以降に泳ぐと、エンコに足を引かれる。
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アマチャ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
4月8日にお寺で甘茶をもらい、家の周りにそれをまいて、虫除けにするといわれている。
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コウボウダイシ
1933年 京都府
弘法大師が水をくれたお礼に砂地に大根が生えるようにした。翌日になるとすでに大根ができていた。引き抜いても大根が生え、人々はまかずの大根といってありがたがった。
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(ゾクシン)
1985年 福島県
10月10日の晩は大根の年取りといい、大根の畑に入るなという。もし入って大根の割れる音を聞くと死ぬという。だから、大根が食べたい時には9日にとっておく。神棚には2股の大根を上げる。
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コエ
1974年 鹿児島県
和尚が泊まっていると、馬から駆けてくる人の声が「男の子だったが7つの年に七夕を流しにいってカワドイ(意味不明)にあう運命だった」というのを聞く。それはその人の子供だった。子供が7つになった年の七夕の朝、きれいな衣装を着せて川にやると、子供は川に入って死んだ。
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