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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シモヤマダイミョウジン
1951年 鳥取県
作州の下山源五郎という者が鈴木某と戦って死んだのちに祟りをなすので、神として祭ったものが大山の下山大明神である。以後、鈴木の氏名を持つ人は災害があるので登ってはいけない。

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シモヤマダイミョウジン,レイコ
1951年 鳥取県
元徳2年、大山参詣の際に闘死した武士の塚があったが、その塚に霊狐が住み種々奇異を示すので、これを神として祭ったものが下山大明神である。
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ヤマノカミノタタリ,ヌマノヌシノタタリ
1982年 群馬県
多那の桑原姓の者が16歳のときは赤城山に登ってはいけない。山の神と沼の主に祟られて、豪雨や霧で道に迷い、無事に下山できない。
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テング
1993年 福井県
大きな岩石があり、ここの天狗がいると恐れられていた。ある日この近くで三左衛門という人が炭を焼き始めた。天狗が現れ「ここはわしの庭だから、すぐ帰れ。笛を吹き、太鼓が鳴ったら下山しろ」という。無視していると数日後に天狗が現れ「もう一度合図するので、帰れ」という。風が強くなり、雨も降り出したので下山した。あまりの大嵐となり、三左衛門の家は倒れた。
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ハッピャクビクニ,ニンギョ
1980年 岐阜県
八百比丘尼は麻生野の生まれで、鈴木家が生家である。人魚を食べたので長生きをしたと言われている。若狭へ行ったとも、高野山へ行ったともいう。
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(オンタケサン)
1981年
ある人が御嶽山に登った時に、案内の者の言う事を聞かずに、頂上の御手洗で草鞋を捨てて、新しいものに履き替えた。その罰は自分に当たると豪語していたが、実際に参拝後に気分が悪くなり、一人下山したが、途中で道に迷ったかして、遂に見つける事ができなかったという。
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コダマネズミ
1943年 秋田県
コダマ鼠は鉄砲の音をして跳ねる。自分で死んでも狩人に邪魔をする。見ても悪いといって、狩人はこれを見ると下山する。
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タヌキ,タタリ
1991年 香川県
炭焼きの男が夕食をネゴヤでとっていると小屋が大きくゆれて茶碗の飯も上から落ちるほこりで食べられず、狸の仕業ならよいが、祟りではあるまいかと恐れて下山してしまったという。
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キモン
1977年 秋田県
鬼門に神や仏を祭ってはいけない。不具者が続出する。
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ネコ
1943年 長野県
死人の上に猫が登るといけない。
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オオヤマサン,(ゾクシン)
1980年 広島県
大山さんは牛馬の守り神である。牛の具合が悪いときは、大山さんの近くに生えている笹を刈ってきて牛に食べさせると治るという。意地の悪い、荒い神であるという。大山さんの登り口にある家の牛がたくさん死んだという話がある。
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シニガラス
1977年 山形県
カラスがゆっくりと鳴くと誰かが死ぬ。ただし、この声を聞いた者自身は災害から遠ざかっている。
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トチ
1959年 愛知県
愛知県東加茂郡下山村では、6月15日の祇園の時に水を泳ぐとトチに尻を抜かれるという。
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フジシマベンザイテン,オソガイカミサマ
1966年 愛知県
岩屋の鈴木富次郎の十歳の時、おそがい神様と言ってみなが近寄らない岩屋寺の弁天堂に、その寺の小僧と侵入した。ふと祭られている弁天像にさわった途端、屋が鳴り震動し、天井が落ちるほどの大音響がした。それに驚いた二人の童子はからがら逃げ出してきた。
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スズキ,クマノノカミ
1975年
戦国の世、鈴木氏の人が戦に敗れ、戦場を落ちていったとき、川に阻まれて渡る事ができなかった。すると大きな鱸が川から出て来てきた。それは熊野の神が示したものと信じ、川に飛び込んだところ、誰一人流されずに渡る事ができたという。その後、姓を鱸に変えた。
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ゴゼンサマニアルイシ
1970年 福島県
御前様というのは山の上に住んでいた人である。御前様は背が高かったので、背の低い人が自分の望む高さの棒を持って詣でるとよい。御前様にある石は育ち、鈴木幸雄氏が子どものときに見た小石は、大きな石に変化しているという。
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ツバキジンジャ
1970年 滋賀県
椿坂にある塚は椿神社と呼ばれており、鈴木越前守繁晴の先祖の宝物が埋まっているという。掘るとお腹をこわすといわれ、大工さんが怪我をした事もある。村人はあまり近づかない。お祭りの日には提灯を飾り、お供えをしている。
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ヤマオトコ,カイブツ,カネノゼン,テッポウ
1984年 長野県
猟の為に山に入ったが何も捕れず雨が降り始めたので小屋で休んだ。山男が出てきて勝負しようと言ってきたので、撃つが弾き飛ばされた。特別の弾で撃つと怪物は落ちた。猟師は下山後、銃を埋めて殺生をしてはいけないと言い残して死んだ。
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ハチマン,カイジン
1977年 静岡県
遠州の日坂に八幡の祠がある。昔この明神の美しい娘を海神が妻にしようとしたが、明神はそれを許さなかった。怒った海神は大鯨を遣わして娘をとろうとしたので、明神は碁盤で打ち殺したところ、鯨は山にかわったという。海神はさらにむくりこくりを語らい軍を起こすも、明神はそれを戦って退散させた。海神はさらに明神の御方なる人が海辺に来たら仇なそうと考えた。これより現地の民は潮を焼く所がなくなったという。
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テング
1954年 島根県
昔、高崎山にあったある寺の坊さんは、天狗をよく使い、入り用の物を持って来させるなどしていたという。後に、別の坊さんが寺に住むようになると、天狗はその坊さんを嫌ったため、坊さんは下山してしまった。以後は誰も寄りつかなくなり、寺は潰れてしまった。
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カイイ
1976年
僧や巫者で怪異をなす者は、その法力によりなすのではなく術によってなすものである。術とは狐穴に犀角を置けば狐が帰ってこなくなるなどといったもので、太平御覧に様々な例が記載されている。
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タタリヲナスシッチ
1969年 福島県
双葉郡にも祟りをなすという田があったという。
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