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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ミッツノツボ,オダイシサマ
1932年 福井県
昔、内浦湾を囲んで突き出た岬の谷間に三つの壺があった。それぞれ酢・酒・醤油が自然に湧き出ており、汲めども尽きなかったが、ある時必要以上に汲み取ってしまい、それから綺麗な水しか出なくなった。これはきっとお大師様の罰があたったのだという。今でもそこにはお大師さまが祭ってある。

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ミッツノツボ,コウボウダイシ
1933年 福井県
3個の岩穴があり、それぞれ酢、酒、醤油の味がする水が入っている。弘法大師がここに来て修行した時に作ったという。
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オダイシサマ
1941年 不明
お大師様が山の仙人に払子のようなものをもらい、「これさえ持って居れば、どんなオスゲー物も来ん」と言われた。その後お大師さまにつきまとってくる娘の兄弟がお大師様を撃ち殺そうと鉄砲を撃ったが、どうしてもあたらなかった。
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オカマサマ,ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日にハギシコを取ってきて箸とし、オカマ様に供える。このオカマ様のところに大師様がいるといわれる。タイシとは聖徳太子のことである。
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ショウガツサマ,ダイシサマ
1982年 新潟県
天竺から降りてきた正月様が、大師講をすませて帰る大師様とあって、大師様は屑米の団子であるチジュダンゴまで食べてきたのに、正月様はなんのなんの、別のご馳走が山程あると言い返し、別れた。
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ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことで、この夜にはそういう足をした大師がやって来て宿をこうのだが、その醜い足跡を隠す為に雪が降るのだと言われている。
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ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。汚く貧しげな大師様を泊める家もなかったが、可哀想に思って泊めた家には幸運が授かり、その後大師の姿はいつの間にか消えたといわれている。
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カニコザワノシブミズ,コウボウダイシ
1956年 宮城県
弘法大師に水を飲ませなかったので、大師は渋水にして行ったという。
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ビッコダイシ
1967年 福島県
大師様のことをびっこだいしと呼ぶ。
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コウボウダイシ,ガンザンダイジ
1967年 福島県
石城地方に元三大師の信仰が広いが、その絵像は骨と皮だけのやせた姿だった。大師が貧乏だったという想像は角大師の絵像から生まれたのかもしれない。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は法華様である。
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オダイシサマ
1985年 福島県
11月1日を初大師、または小豆大師といい、塩を入れない小豆粥と萩の箸を神棚に供える。これは、昔お大師様の子供が塩をとり、おっか様がやけどして不自由な体になったので、箸の端を切り、3本箸で小豆を子供にあげて、子供を育てたためにその粥に塩を入れてはいけないのだという。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師はエビス・ダイコク様である。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は弘法大師である。
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ダイシ
1970年 岡山県
11月23日は大師講。昔、片足の女のところへ大師が来て1夜の宿を乞うた。女は接待をするためにハデの米を盗んで団子を作った。そのときの足跡が残り、それをかわいそうに思った大師は雪を降らせて足跡を消した。それなので今でもダイシコの晩には雪が降る。
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オダイシサマ
1964年 秋田県
11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。この日は吹雪になるといわれている。それはこの日、お大師様が塩を買いに行って吹雪のために死んでしまったからで、オデェシコブキという。
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イキリョウ,(ゾクシン)
1960年 三重県
病気の治りの悪い時、大師様にうかがうと、生き霊の祟りだなどといわれる。
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ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことである。この日には大師に宿を頼まれるが、食べ物がないからと言うと粟や大根を盗んで来いと言われ、足がデンギだからすぐ分かると言うと、ならばその足跡を隠させようということで雪を降らせたのだと伝えられている。
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ダイシサン
1984年 新潟県
大師さんが宿を乞うた家が貧しく、おばあさんが隣の畑からカブラを取ってきて大師さんにすすめたのを、大師さんが哀れんで、おばあさんの足跡を隠すために雪を降らせたので、オダイシコの日は雪が降る。
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オタイシサマ
1975年 山口県
火事があった際、子供姿のお大師様が荷物を運び出してくれたという。
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(ゲンジノオチウドノハカノタタリ)
1986年 愛媛県
坂本の花岡ミチコ氏の家の裏には源氏の落人の墓があるが、この上にお大師様をすえてしまったために、京都に住む娘が弱ってしまったため、お大師様を移して地主権現の石碑を建てた。
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オダイシサマ
1964年 秋田県
11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。小豆粥を煮て長い萱の箸を添える。それは、お大師様には24人もの子どもがいて、その子どもたちを養うために使うのだという。
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