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検索対象事例

ミッツノツボ,コウボウダイシ
1933年 福井県
3個の岩穴があり、それぞれ酢、酒、醤油の味がする水が入っている。弘法大師がここに来て修行した時に作ったという。

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ハカ
1941年 朝鮮
大同江に羊角島という島があり、その近くに大岩がある。ある人が子孫の幸福のために、母親をその岩の上に葬り墓を作った。すると付近の町の味噌・醤油の味が不味くなった。その墓をよそに移すと味が元に戻った。今でもそこに死体を埋めると物の味が悪くなると信じている。
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ミッツノツボ,オダイシサマ
1932年 福井県
昔、内浦湾を囲んで突き出た岬の谷間に三つの壺があった。それぞれ酢・酒・醤油が自然に湧き出ており、汲めども尽きなかったが、ある時必要以上に汲み取ってしまい、それから綺麗な水しか出なくなった。これはきっとお大師様の罰があたったのだという。今でもそこにはお大師さまが祭ってある。
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ナガモノ,ジジ,バア
1968年 奈良県
大きな岩穴に鉈を落としてしまった。中に入ったら爺さんと婆さんがいて、3日いただけなのに帰ってきたら3ヶ月たっていた。なお、岩穴の主はナガモノだという。
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サルタキノイワアナ
1987年 富山県
猿滝の近くにある自然の岩穴は、とんがり岩までつながっていると言われる。修行僧が作っていた岩穴のほうで薪を焚くと、10メートル以上も離れた山からその煙が上がった。
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シノヨチ
1969年 高知県
味噌の味が変わると不幸がある。
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ミズコシイシ
1974年
蛮人は航海中に水が無くなった時、水漉石という石で海水を漉すと清水になるという。酒や酢でも清水となる。伊豆国にも同じような石があるらしい。
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コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠を通りかかったときに水を求めた。しかし、汚い身なりをしていたので水をあげなかった。弘法大師が自分の杖で土を掘ると、そこから水が出てきたという。
類似事例

コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。
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コウボウスイ
1967年 福島県
かつて弘法大師がこの辺りを通られたとき、水が欲しくなり持っていた杖の先で地を突いたら、そこから水が湧き出た。大和田という家の前にあるのがその泉であるという。また、洗濯していた老婆に弘法大師が水を求めたが、くれなかったので、今の弘法水と呼ばれているところに水を出したという。
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コウボウダイシ
1930年 和歌山県
長田中という所は、井戸を掘ろうとしても清水が湧かなかった。それは弘法大師が修行中に水を乞うたが与えなかったためだという。
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カニコザワノシブミズ,コウボウダイシ
1956年 宮城県
弘法大師に水を飲ませなかったので、大師は渋水にして行ったという。
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コウボウダイシサマ
1984年 山梨県
弘法大師様が水を求めたので、井戸のない家のおばあさんは遠いところまで行って水を汲んできた。そのお礼に、一生水に不自由しないようにと弘法大師が杖をついたら、そこから水が湧いてきた。一方、水はないといった家は水が出なくなった。だから人には親切にしなければならない。
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ヤマヒト
1996年 秋田県
魚を釣りに行くと山人に道を迷わされた。おにぎりを食べようとすると12個あったのが6個になっていた。
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ガタロ
1991年 奈良県
ガタロが尻を吸うので困っていた。そこに弘法大師が来てたので、ガタロを祈り伏せてくれるように頼んだ。弘法大師は修行に来て廻り、それからはガタロが出なくなった。
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オダイシサントヒロイイシノワキミズ
1986年 大分県
弘法大師が杖を突いて水を出した。
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コウボウダイシ
1972年 山梨県
弘法大師がお通りになって水がほしいといって杖を突いたらでてきたという水がある。この水は味噌作りに使われている。
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ツケモノ,ミソ
1980年 和歌山県
漬物や味噌の味が変わると、人が死ぬ。
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コドモノテ
1993年 香川県
小さい子と一緒に夜寝ていたら、チャラチャラと鈴の音がした。不思議だなと思っていると、カヤの間から3才か4才くらいの子供の手が入ってきて、修行するように言った。それで修行し、拝み屋になった。
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コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。その後は農作業や林業に従事する人達にとってなくてはならないものであったが、ある時1人の農夫が、この湧き水でだら(人糞の肥料)桶を洗い、湧き水は止まってしまったという。
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ヘビ
1990年 秋田県
御嶽山で修行した小僧が黒沼へ行って鯉をとろうと水を流したら、水が蛇に変わった。
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コウボウダイシ
1983年 東京都
弘法大師が乞食坊主になって托鉢しようと思ったが水1杯もくれない所があり、そういう所では水が出ないようにした。逆に水をなみなみとくれた所にはどんどん水が出るようにしたということである。
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