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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ロウオキナ
1956年 山形県
金沢の市郎左衛門は霊地巡りを楽しみにしていた。1456年出羽の国へ旅立つと夢枕に老翁が立った。そのお告げの場所で光り輝く黒石を手に入れ金沢に帰った。石は銀の鉱石で、彼は山師になって次々と鉱脈を当て巨万の富を得た。

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(ヘンシ)
1964年 青森県
昔ある人が月の6日に旅立ち、帰ってこなかった。次の月の6日にまたある人が旅立ち、森まで行ったら、先月旅立った男が二つに裂かれて、木の又にかけられていた。「月の六日に旅立つな」という。
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テング
1973年 富山県
夜十一時ころ金沢から帰る途中、県境のトンネルでよく天狗が鼻声でウッハハハと笑うのに出会った。
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アオダイショウ
1937年 愛知県
昔、村人が牛ほどもある大きさの金の鉱石を見つけた。村人は喜び酒宴を張った。ところがにわかに曇り大雨になって鉱石は青淵という淵に沈んでしまった。鉱石は今も青淵に沈んでいる。青淵に青大将が常に住んでいるという。
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オクリビ
1937年 愛知県
人がその辺を通ると提灯らしき火が前後ろに来たりして離れない。金沢村の某家の前まで来ると榎へ消え去るが、その木が切られてから出なくなったという。
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ショウトクタイシ
2002年 石川県
大正15年2月、聖徳太子さんの石碑にお太子さんの姿が出現して評判になった。その年の4、5月には越中、能登、金沢から参詣に来る人もいた。
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シンメイサマ
1964年 福島県
信夫郡松川町金沢の羽山ごもりのこもり堂には、2組ほどのしんめいさまがまつってある。
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ミヤシタノナナフシギ,リョウハノススキ
1987年 長野県
葉が対生しており,手に入れると幸運を得るといわれる。諏訪神社境内にあるというが,まだ誰も手に入れた者はいない。
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ヨウゴウセキ,ヤクシニョライゾウ
1977年 神奈川県
天平11年、光明皇后が重病となったとき、聖武天皇の夢枕に立った僧が、武蔵国橘にある霊地の霊石に薬師如来像を祀れば治癒すると告げた。その通りにすると、皇后は治癒した。後にも、ひとりでに動くなどという不思議なことが、この薬師如来像には起こった。
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ダイジャ
1932年 長野県
千代村の黒石の由来。昔この岩の付近は沼で、黒石は沼の主の大蛇の寝室であった。ある娘が沼に吸い込まれて以来、村の百姓たちの夢で娘が沼の水を干すよう要求した。百姓たちが実行すると、黒石があらわれた。岩の割れ目には何百という蛇がいて時々顔をだすという。
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テングユスリ
1951年 山梨県
小金沢山中にユスリ小屋という造林小舎があり、ある夜、杣が泊まると、炉の自在鉤をゆさゆさ揺らしてどうにも困ったという。
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ハヤマノシンタク
1964年 福島県
松川町金沢の羽山ごもりなどでは、羽山の神託として、天気や作物の豊凶をきいて作付け計画をたてている。
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バケイシ
1966年 山形県
昔、下生居の庄屋、権左衛門が夜道を歩いていると、石が化けて出た。化け石は大勢の子供がいて、食べ物がなくて困っていると訴えた。権左衛門は家に帰って1俵分の飯を炊き、握り飯にして化け石に供えた。するとたくさんの手が出て、瞬く間に平らげた。化け石は礼に丸い生き石を数個授けた。以後、吉左衛門家には吉事が起き、生き石も子を持って繁殖した。
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シングン,ヤノネイシ
1974年
出羽国の儞此郡西浜という場所では、神軍というものが起きる。これは暴風雨の後で矢の根のような石が落ちていることをいう。
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カニ
1967年 福島県
蟹沢には昔大きな蟹が住んでおり、人畜に害をなしたが、鎮守の明神に祈り退治した。蟹の住んでいたところを蟹沢といっていたが、後に金沢と書くようになったという。
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トリアゲイシ
1975年 秋田県
出羽国秋田の男鹿島の海岸に大石の上に一つの石が重なっていて、風雨の激しい時にはこの上の石が波で打ち落とされる。しかし暫くすると元の場所に戻る。
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メオトイシ
1930年 岩手県
岩手郡西山の雫石口から岩手山に登山する本道の傍らに夫婦石という石がある。また、別名「カラト石」とも呼ばれている。田村将軍の家来に好丸という美男子がいて、里の長者の女と固い約束をしたが、将軍が京都から召し出されて旅立つ際、好丸も当然旅立つことになったが、娘は恋情やるせなく、ふたりで連れ立って泣いていたが、そのまま石になったのがこの夫婦石であるということである。
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イシノヤジリ
1976年 秋田県
元慶8年のこと。出羽国秋田城で雷雨とともに、石の鏃23枚が降った。
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シリョウ
1977年 石川県
加州金沢に住む飛脚が道中道連れになった女を殺し金を奪った。江戸からの帰り道、現場を通った時に悔恨して近所の寺へ奪った金を弔い料として預けた。しかし国へ帰ると飛脚は乱心し、女を殺したことなどを叫びながら舌を噛み切り死んだ。
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シングンノヤノネ
1977年
出羽国福浦に霊石があり、形は実に鏃のようで、雷の後で海辺に落ちているという。
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ワライオンナ
1943年 高知県
安芸郡和食村で、深山に入った山師が夕方、小屋で尺八を吹いていると、綺麗な女の人が尺八を聞かせてほしいと小屋にきた。女は笑い女と名乗ったので、山師がそれなら笑いを聞かせてくれと頼むと、笑い声は次第に大きくなり、山から谷に響いた。山師が怒って大鋸や手斧を投げたが、女はそれをバリバリと食べた。どうすることもできないと思ったら、鶏の時の声が響き、笑い女は消えた。鶏の声は山師の持っていたお守りが出したものだった。吾川郡にも同様なものがある。
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シロネズミ
1966年 福島県
天保年間、銀三郎という人がまだ若者だったころ、六部が宿泊した。雪の中を送っていったが、ある場所で見えなくなり、このときから、白ネズミが住むようになった。このネズミは銀三郎が婿に来るときにはいっしょに移ってきた。
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