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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンナ,タキノヌシ
1989年 静岡県
天城湯ヶ島町の浄蓮の滝に樵が鉈を落したら、美しい女が滝壷から出て来て鉈を返してくれて、このことは誰にも喋るなと言った。うっかり喋ってしまったら、翌朝、その樵は滝壷に浮かんで死んでいた。

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オンナ,フチノヌシ
1989年 静岡県
伊東市の次郎右エ門淵でも、樵が鉈を落したら美しい女が出て来て鉈を返してくれた。
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オヒメサン
1978年 和歌山県
樵が小川へ鉈を落とす。淵の底に美しいお姫さんがいて、鉈を取ってくれるが、自分の存在を口止めされる。樵が気になって話してしまうと、急に具合が悪くなり息を引き取る。
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タキノヌシ
1934年 静岡県
昔、樵が雑木を伐っていた。その中の一人が滝壷に落ちた鉈を拾いに滝壷に飛び込んだ。水そこには美女がいて、ニッコリ微笑んだ。女は瀧の主で、自分がここにいることを口外してはならないと言って男を帰した。数年後、酒によってこのことを話してしまった男は、その瞬間に死んでしまったという。
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ジョロウグモ,タキノヌシ
1989年 静岡県
天城湯ヶ島町の浄蓮の滝の主は、女郎蜘蛛だという。
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(イケノヌシノダイジャノタタリ)
1984年 新潟県
おとわが飛び込んだ池の浮島にある井戸に樵夫が荷縄をつけた鉈を入れたところ、なかなかそこに届くようすがない。そのうち暴風雨となり、その樵夫は命からがら逃げ帰った。
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サメ
1933年 福島県
樵夫が淵に山刀を落とした。すると美しい姫が波の上に立って現れ、樵夫を淵の中の御殿に案内した。そこで樵夫は楽しく3日過ごした。帰るとき決して口外しないように口止めされた。家に帰ると樵夫の三回忌をしていた。帰ってきたので酒宴になり、樵夫はついしゃべってしまった。翌朝、喉に鮫の歯形を残して死んでいた。
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リウゴブチ
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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〔シチガフチ〕
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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〔セイタガブチ〕
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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タキノヌシ
1977年 秋田県
神室山のオオタキの滝壷に物を落としても浮かんでこないから、人間は潜ってはいけないことになっていた。ある日潜水名人の坊主が潜ってみたら、滝壷の底に髪の長い女がいた。滝の主だろう。
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コイ,リュウ
1941年 新潟県
樵をしていると、池の中央に黒いものが浮かび、それが表面ではなく少し下のほうに見えた。いつも同じ場所に見え、とても長い物であったと樵が皆語っていた。
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エンコウ
1928年 島根県
明治21、2年の話である。滝壷の横の大岩の上に小猿のような動物が1匹いて、人を見て滝壷の中へ飛び込んだ。エンコウであるといわれる。
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キツネ
1985年 岩手県
美人になって目の前で踊る狐を鉈で切って殺した。
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シャベリイシ
1982年 群馬県
大道囀石にある三角形の巨石をシャベリ石という。この石は喋るといい、中国地方の人が親の仇のありかを教えてもらった。その後も度々喋ったが、この話を聞いた北越の人が太刀で斬りつけたので喋らなくなった。その時切られて飛んだカケラが蟻川の割石。
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フルダヌキ
1933年 愛知県
年を経て神通力を得た古狸が、樵の住む小屋へ遊びに来た。樵の胸の内を見透かすので、樵が忌々しく思っていると、焚き火にくべてあった木の節が爆ぜて狸の股を直撃した。驚いた狸は逃げ帰り、再び姿を見せる事はなかった。
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タキツボ,フチノヌシ
1930年 岩手県
志和の大瀧の滝壷の主は、1丈以上の大木は滝壷に引き入れてしまうので、どんなに長い大木でも「9尺、9尺」と叫ぶと無事に通過できる。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
クダギツネが人に憑くことがあるという。稲荷様の信者に憑くという。喋る者と喋らない者がおり、戸締まりをするようなとくどくど言う。離すときは、行者に除けをしてもらってミチキリをした。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
樵がケンムンと仲良しになった。樵が山から材木を降ろそうとすると、ケンムンが大勢来て手伝った。けれどもあまりに大勢なのでうるさくなり、樵はケンムンが嫌うタコを持ってきて見せると、ケンムンは姿を消した。
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マムシノテンカサン
1938年 兵庫県
木樵が木を切っていると、マムシの天下さんが猪を追ってきて食おうとするので、木樵は驚いて木地屋の小屋へ逃げ込んだという話がある。
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ヤマオンナ
1927年 宮崎県
数十人の樵夫が山女に血を吸われて死んだことがある。
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イシジゾウ
1961年 岩手県
昔、石地蔵の前で泥棒が金持ちを殺して金を盗んだ。泥棒は地蔵に口止めしたが、自分で喋ることになると言われた。3年後、果たしてそうなり、3年前に殺した金持ちの息子にそうとは知らず喋ってしまって敵を討たれたという。
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