国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユウレイ
1975年
文化7年10月の終わり、妓が病気で部屋に引きこもり小鍋で食事していた所を遣り手が見咎め、その鍋を首にかけさせ柱に縛り付けておいたら死んだ。その幽霊が首に鍋をかけて廊下に出るという。

類似事例(機械学習検索)

ナベヌマ
1956年 宮城県
長者の女中が宝物の鍋を洗いにいくと、鍋が急に重くなって、鍋とともに沼に引き込まれる。
類似事例

カイジ
1974年 新潟県
越後国弥彦から一里北にある和野村で、10月20日頃、ある人が家で食事の支度をしていると天井が鳴動し手が現れ鍋を奪って消えた。近所の人が見に行くと空の鍋があった。この事が続くので空家になった。
類似事例

ツツミ,ヌシ
1932年 佐賀県
池を作る時、底に鍋を沈める。この鍋に最初に入ったものが池の主になるという俗信がある。
類似事例

エンノギョウジャ
1928年 奈良県
役行者が大峰山にこもっていたとき、弟子たちが土で鍋や釜を作った。これに行者が加持力を念じると、鉄の鍋釜になった。
類似事例

フネユウレイ
1959年 島根県
船幽霊を見たものはいないが、声をかけられたものは多い。それに対して、こちらから声をかけると必ず死ぬといわれている。
類似事例

ムジナノヨメイリ
1977年 福島県
囲炉裏にかけた鍋のススに、赤い火がついたり消えたりすると、ムジナの嫁入りだという。
類似事例

アヤシイモノ
2000年 沖縄県
夜に道を背にして立っている人には声をかけてはならない。声をかけられたら数声かけさせてから返事をしなくてはならない。
類似事例

コウボウ
1986年 滋賀県
弘法さんが柿を欲しいと望まれたが、鍋を磨いていたので手が黒かったので、柿は今でも黒い。鍋黒柿と言う。
類似事例

クビヅカサマ
1982年 宮城県
首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
類似事例

オンナノヒトノクビ
1992年 山形県
天井から女の人の首が落ちてくる。それが自分の首だった場合、その人は必ず死ぬ。
類似事例

クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が悪人に首を切られて、その首が川伝いに飛んでいった。それを祀ったのが首塚様。
類似事例

クビヅカサマ
1982年 宮城県
和尚が首を切られて、その首が川伝いに飛んでいって岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
類似事例

アカンボウノシ
1942年 三重県
生まれた赤ん坊が死んでいたら、鍋の蓋であおぐと生き返る。
類似事例

タカミサン,クビ
1916年 奈良県
高見様は荒い神様である。首を切られてその首が高見山の上まで飛んで上がったという。今でも願を掛けると首から上の病気を必ず治してくれるという。
類似事例

イヌガミ
1959年 広島県
犬神は土中に犬を生きたまま埋め、首だけを出し、食物を与えず、あがき悶えさせた後に首を斬りその首を祀るものである。
類似事例

クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が隠し女を持ったといわれて侍に首を切られ、その首が川上に流れて岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
類似事例

ザシキワラシ
1973年 岩手県
ザシキワラシは柱に縛り付けられた藁人形が化けたもの。長兄の前にしか出てこないという。
類似事例

ヤマイヌ
1989年 長野県
昔、この部落にある山の奥で山犬が子を産んだ。親犬が餓えて鳴いていると、情の深いきこりが家から鍋に食物を入れて持っていってやった。その晩、家の表に空の鍋がおいてあった。何日もそうしてやると、きこりは幸せになったという。
類似事例

クビキレウマ
1939年 長崎県
首切れ馬が出たといわれている。
類似事例

クビナシ・クビキリジゾウ
1986年 埼玉県
地蔵が化けて出て首を切られた。
類似事例

サカサバシラ
1958年 岐阜県
家の柱が逆柱だと、夜になると泣く。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内