(ゾクシン) 1976年 大分県 愛宕様の裏にある地蔵様は、病気を治してくれるという。
類似事例 |
|
ロウバノタタリ 1979年 長野県 梶谷に愛宕様があり、これは火の神様である。昔、村人が老婆を追い出して家を焼いた。そのタタリを恐れて愛宕様を招いたという。1月24日が祭日である
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1939年 千葉県 愛宕様の祭礼は1月24日である。毎月24日は、愛宕様が嫌いだといって、酒類・酢類を全く使わず、甘酒も飲まないという。
類似事例 |
|
キツネ 1973年 岩手県 狐が2匹、裏山の畑で相撲を取っているのを見たことがある。
類似事例 |
|
テング,オオイラツコ 1976年 京都府 愛宕の太郎坊は宍戸三郎右衛門という人で、愛宕を信じ社を再興した人である。その人社号を太郎子(おおいらつこ)と付けた。俗に太郎坊という。天狗という意味を得る。また、愛宕の使者を猪とするのも宍戸の縁のためである。
類似事例 |
|
サンネンザカ 1998年 三年坂は愛宕町から西へ下りる坂で、ここで転ぶと3年たって死ぬといわれていて怖かった。
類似事例 |
|
カサイ 1974年 京都府 水尾村から愛宕領に堺杭を打っているのを愛宕の僧がみつけ注意したが承知しなかった。訴訟を起こそうと相談していると、杭を打った張本人の家から出火し同意した人々の家のみに類焼した。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1960年 静岡県 曇りで風が弱い日、家の裏山を火の玉がとんでいるのをみた。途中で消えてしまったが、木の葉がゆれるような音がした。
類似事例 |
|
オビャッコ,キツネ 1960年 宮城県 ある家の裏山の祠のオビャッコ(狐)は、何か不幸がある前にいなくなることがある。
類似事例 |
|
テング 1969年 埼玉県 大正末期か昭和初期ごろ、老年期の男が9月のある日に行方不明になった。さがしたが見つからず、1週間ほどたったある日、裏山から家に戻ってきた。その間、どこにいたのかわからず、気がついた時には裏山にいたという。村人は天狗にさらわれたと解釈した。
類似事例 |
|
ゴリントウ 1987年 広島県 ある人が病気になったとき、裏山の五輪塔の頭が落ちていたのを直したら病気も治った。
類似事例 |
|
キンノカンノンサマ,スズ 1979年 徳島県 五郎兵衛という人が、犬を連れて猪狩りに出かけた。すると、犬が岩の中をのぞいて一生懸命に吠えた。不思議に思って岩屋に入ってみると、後光がさしていて、金の観音様があった。一方で鈴が鳴った。そこへ観音様をお祀りし、鈴の音が聞こえたので「鈴ヶ峰」という。
類似事例 |
|
ヤマカガシ 1915年 愛知県 ヤマカガシが雷鳴のするとき天に昇っていくのを見たという話がある。また、神様のお使いだともいう。愛宕の使いとも、山の神の使いだともいう。
類似事例 |
|
ムジナ 1933年 長野県 狢が裏山へ来て泣くときには、近所の者はみんな赤子が泣くと思った。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1991年 愛知県 大井小学校の裏山を登ったところに雑木林があり、そこに五輪塔がある。昔からここには火の玉が出ると言い伝えられていて、何人も恐れて発掘を試みる者はいなかったという。
類似事例 |
|
キツネ 1938年 長野県 夜、赤ん坊を背負った老人が狐に化かされて自分の家の幻覚を見る。実はそこは裏山であった。
類似事例 |
|
ヒョウスボ 1965年 宮崎県 ヒョウスボは水の神。晩に山に登り、朝に川に下りる。山から下りるときは「ホイホイ」と言いながら降りて来る。
類似事例 |
|
アタゴ 1975年 福島正則の家臣で、可児才蔵という男がいた。男は愛宕山を信仰しており、自分は愛宕の化現だと言い、太郎坊天狗は自分だなどと言っていたため、皆は狂人かと思っていた。男は普段から、自分は必ず愛宕の縁日に死ぬと言っており、その言葉の通り、前宵から精進潔斎して、縁日の日の夕方に死んだ。
類似事例 |
|
オコゾッピ 1917年 長野県 満願寺の裏山にお小僧火が出る。昔この寺で虐待された小僧の亡念が迷っているのだと伝えられる。
類似事例 |
|
カッパ 1985年 熊本県 冬は山に登り、夏は川に下りる。
類似事例 |
|
ヘビ,ヤマガラ,カラスヘビ 1965年 宮崎県 愛宕神社の鳥居の脇の石燈籠の下には、神の使いの蛇がいる。ヤマガラ、もしくはカラスヘビだという。
類似事例 |
|