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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

フナレイサマ
1939年 神奈川県
三寸くらいの紙人形の男女(墨で顔を書き、女は赤、男は黒い着物を着せてあると)を腹合わせにし、髪の毛、米、稗、大豆とピンコロ(賽)を天一、地六、オモテミアワセトモガシアワセ、トリカヂコニツコリ、オモカヂグツスリに置き、ツヅノカタにきりこむとのことである。

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マメ
1976年 京都府
文安元年3月4日、豆が降った。洛中の男女は虚空より大豆、小豆が降ったと皆申した。雨の降る時に混ざって降り、下女が拾ってきたのを見れば、大豆のようであるが大豆ではなく、米の実のようでもあった。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
山の神は男だとも、女だとも言われる。一方、男女どちらでもなかろうという者もある。
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ユウレイ
1976年 山口県
寺に女の幽霊が来て、供養して欲しいという。和尚が証拠をと言うと、髪の毛を三本置いていった。
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キモノ
1956年 宮城県
子供を丈夫に育てるために麻の葉模様の着物を着せたり、男児には女児の着物、女児には男児の着物を着せるなどする。
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カンショバノカミサマ,ベンジョ
1950年 富山県
大便所の事をカンショバという。便所の桶をフセコムとき、その下に牡丹餅と男女一対の着物を着せた藁人形を入れる。これをカンショバの神様という。
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(ゾクシン),オニ
1935年 兵庫県
ゼニガサができたときは、患部に「鬼」の字を墨で書いてから黒く塗りつぶすと治るという。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
歯痛に関する呪的療法。墨で頬にキツツキと書く。墨で頬に丸を書く、など。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ
2002年 石川県
虫送り用の藁人形。大きさは3尺前後。頭・胴体の区別はあるが。着物も着せず。目鼻もつけない。
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ノロイクギ
1982年 群馬県
紙人形や藁人形に五寸釘を打ち込む。八の宮や大日様の裏の墓場に時々あった。
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マブヤコメ,マブヤ,ユタ,魂
1950年 沖縄県
子供が夏痩せすると、ユタ(主に盲の男、女のこともある)が見て、マブヤ(魂)が抜けていると言って、ユタと墓場に行き入口へ着物を着せる形をして、それを持って帰って子供に着せるマネをすることでマブヤを込める。
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ダリ
1981年 和歌山県
ダリに憑かれたときは、米を食べたり、手に米と書いて飲む真似をしたり、米を3粒でも投げたりすれば助かる。
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フナダマサマ
1967年 福島県
船霊様は、船大工が他人に知られないように船にはめこむ。これはさいころ2つを天1・地6艏3合わせとも4合わせになるように入れ、これととおに女の髪の毛で男女の人形2体を結い、銭12文を塩でよくもんで共に納める。髪の毛は、拝み屋に船頭の年回りなどから方角を示してもらい選ぶ。妊婦がよいとされるが、気立てもみる。髪の毛は頭の真ん中から取るのがよいとされ、この人には初漁の魚を届ける。不漁が続くので船霊様をあけてみたら、さいころが盗まれていたり、ころんでいたりすることもある。このときは神官を呼んで入れなおしてもらう。
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テンセイ(ゾクシン)
1983年 山梨県
転生に関する俗信。賢い人がなくなった時には、死人の背に墨で字を書くと、次の代の赤ん坊の背中に黒いあざができる。産湯を使うときに、その人の墓の土をつけると消える。男女の双子は心中の生まれ変わりである。
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カタオクミノキモノ
1939年 千葉県
着物を縫うときには、片衽をつけて置くものではないという。お産で死んだ女性には片衽の着物を着せるからである。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
流行性感冒のときは大豆を煎って紙に包み、患者の頭を撫でて四つ角に置く。
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ロクゾウサマ
1984年 埼玉県
六三さまという神様は人間の体にいつもくっ付いている。毎年くっ付く場所を変え、その場所が病気になりやすい。病気の時、六三の厄に気づかないと六三様が動き回りあちこちが悪くなる。だから病気のときは六三除けをしてから医者に行ったほうが良い。
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フナダマサマ
1964年 福島県
船を新造して台降ろしの祝いのとき、大工がしらと船頭が、3月3日に買っておいた男女二体の紙の人形を船玉さまとして誰にも見られないようにまつる。これと一緒に16文銭と夫婦健在の妊婦(5ヶ月目)の髪の毛、さいころ2つ(天1地6四方2合わせ)をまつる。さいころの目がころんでいたりすると不漁になる。
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カミヲキザンデツクッタニンギョウ
1983年 福島県
2月のはじめごろ、柱に紙を刻んで作った人形がうちつけてあった。脳天に2寸釘、他のところには1寸5分。9枚あり、誰かの姓と思しきものが書かれていた。頭から足先まで16,5センチ、肩幅8.4センチ、顔の幅4.5センチ。目も鼻もない。
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ジゾウサマ
1980年 岐阜県
老婆(老人ともいう)が船津へ正月の米を買いに行った。家へ帰ってくる途中、道端の地蔵様に会うたびに米を供えていると、とうとう米がなくなってしまった。老婆は「地蔵様に供えたのでしょうがない。稗か粟で正月をしよう」と言って寝てしまった。すると夜、外で声がした。朝、米俵が玄関前に飾ってあった。お地蔵さんが持ってきてくれたのだろうと言い、良い正月を送った。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
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ユウレイ
1937年 兵庫県
浮気をした娘を試すため、男が心中を持ちかける。男だけが死んだふりをして幽霊に化けて女が髪の毛を切って外へ投げれば自分も思うところへいけるという。女は言われたとおりにするが、後で男は元気だと知る。
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