国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヒトダマ
1984年 山梨県
夜、弁当を届けに行く途中で、人魂を見た。7色の布を引いてとても明るく大きかった。オサンゴジの神様の森に消えたという。

類似事例(機械学習検索)

ヒカリモノ,ヒトダマ
1981年 茨城県
八月のある夜に、橋の上を通っていると、パッと明るくなった。見てみると一つは明るくて大きく、二つ目は小さい2個の光ものが飛んで行った。すぐに消えたが、これが人魂だろうか。
類似事例

ヒトダマ
1980年 和歌山県
人魂を見ると、死人が出る。
類似事例

ヒトダマ
1971年 岐阜県
1948年前後のこと。話者が牛を連れて夜道を帰ると、牛がしきりに上を見る。変に思って見上げると、ザザザーと音がしてあたりが明るくなり、30㎝くらいの大きさの黄色に近い青みがかった色の人魂が通った。これが最後の人魂だという。
類似事例

ジンコン
1953年 群馬県
人魂を見ると悪いことがある。人魂を見ると出世しない、若いうちに死ぬなど。人魂が家に入るとその家の人が死ぬ、あるいは赤ん坊が生まれるなどと言われる。
類似事例

ヒトダマ
1981年 福島県
子供の頃、近くの寺の裏から人魂が出て、飛ぶのを見た。青白く尾を引いている。この人魂が落ちた先は墓場であった。人魂が飛ぶと、翌日には誰かが亡くなったという知らせが必ず来る。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ
1995年 愛知県
人魂、火の玉は魂。人が死ぬと出て行く。昔は人魂が歩いたと言われる。
類似事例

ヒトダマ
1983年 東京都
人魂の色は月の赤味を帯びた色か青白い。大きかったり小さかったりして、尾を曳いていたりいなかったりする。夕方や夜に出ることが多く、出て行く時音がすると言う。落ちた場所には石鹸のようなものがあったと言う。
類似事例

(ゾクシン),ヒトダマ
1933年 栃木県
人魂が飛ぶと人が死ぬという。
類似事例

ヒトダマ
1972年 岐阜県
人は死ぬと旅に出るといわれていて、死の一週間前には人魂がその家から出るという。村人のほとんどが人魂を見たことがあるという。
類似事例

ヒトダマ
1981年 茨城県
子供の頃、人魂を見た。北から南へ飛んでいく、くすんだ橙色をした火の玉を見た。大きく見えたが、その数倍の尾を引いて、10秒ほど光ってから消えた。
類似事例

カカンフ
1974年
火浣布という布が汚れた時、その布を火に入れて焼くと、垢はことごとく焼け落ちるが、布はまったく無傷だという。
類似事例

ヒトダマ
1983年 東京都
大正初期、曇っていて薄暗い日の3時か4時頃、透き通ったオレンジ色をした丸いものが飛んだ。光らず、尾も曳いていなかった。あまり速くなく冬の太陽の高さだった。森の近くで消えた。人魂は、見ない人は一生見ないし、見る人は二度も三度も見るという。
類似事例

ヒトダマ,ヒカリダマ
1952年 神奈川県
人魂をヒカリダマともいう。人魂を懐に入れると、金ができる。
類似事例

ヒトダマ
1957年 神奈川県
石油の火が移って人が死んでから間もなく人玉が出た。スーッという音がしてお月様位の明るさになった。形は鶏のようで大きさもそれくらい。月のような色で、風祭の方へと消えていった。
類似事例

ジャンジャンビ
1935年 奈良県
話者が2度目に見た。夏であったが、大きいのが出るのは冬から春にかけてである。はじめパッと明るくなり、ズーッと消えた。
類似事例

ヒトダマ
1986年 埼玉県
人が死ぬ前には、その人の家の屋根の棟から人魂が出る。人魂は一間くらいの青火の尾を引き、死者の家人には見えない。死ぬ二ヶ月くらい前から大きい音がして火の玉が出る。すると人はポーッとして、やがて死ぬ。
類似事例

カマノカミサマ
1971年 静岡県
旧10月1日はかまの神様の祭り日で、前日の晩に菊の花を供えるとともに、かまの神様の弁当として重箱に団子を入れ、風呂敷に包んで木祠の下に吊るした。神様は祭り日の朝に弁当を持ち、出雲の国に出かけるという。
類似事例

オオタキサン
1966年 鳥取県
大滝さんの森に火がついたとき、森の上で大きな音がして雨が降り出し、火が消えた。
類似事例

ケチ
1938年 新潟県
人魂のことを、ケチという。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ
2002年 香川県
人魂と火の玉は別のものである。火の玉は明かりがさすという。対して人魂(リン)は尾を引いてしゅーっと飛ぶという。
類似事例

ヒノタマ
1959年 長野県
坂の所へ来ると、円福寺の森から真赤い火の玉が上って消えていった。あれが人魂とか火の玉とか言うのでしょう。お寺やお堂のあたりで登ったり消えたり流れたりすることが多い。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内