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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウ,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
旧幕時代、3月14日を中心に1週間、善導大師の法要が行われた。その期間中に青柳杢太という竜神がお参りする。その証拠は、畳が水で濡れているという。法要中は必ずほんの少しでも雨が降る。

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カタメノフナ
1954年 新潟県
中頸城郡青柳村の杢太が池の伝説では、片目の武士であった杢太が身を投げた杢太が池に住む鮒は今日でも悉く片目であると言う。
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リュウトウ
1932年 新潟県
善導大師万部供養の期間、本堂の上に火の玉のようになって現れる。
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リュウ,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
善導寺に天正年間に留錫していた幡随意院上人が済度した。それが青柳の杢太という名の青柳の池の男龍だという。
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リュウジン,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
大正4年5月17日、善導寺が焼失した。その1ヶ月か半月前、当時この地へ来た芝居の一団が青柳杢太の伝説を脚色し、市内の人に青柳の杢太にちなんで道具を借りて上演した。その祟りで、善導寺が火元となり、芝居に道具を貸した人たちの所も延焼した。火事跡は蛇がうねったように燃えていたという。
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ゼンドウダイシ
1973年
善導大師は念仏の功徳によって、口の中から阿弥陀仏を吹き出したという。
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キツネ
1999年 宮崎県
酒好きの住職が法要の帰り、りっぱな娘に化けて出た狐にだまされてご馳走をとられた。
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ユウレイ
1989年 長野県
成仏できないとき、幽霊になって出てくるという。懇ろに法要をしてやると、出なくなるという。柳の木の下に出るという。
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リュウ,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
天正16年、徳川幕府の命を受け幡随意院上人が九州の切支丹退治をなす諸国行脚のついでに善導寺にたちより、百日説法をした。そのとき青柳の竜神が御殿女中の姿で参詣していた。満願の日、竜神が上人に「妻は上州館林のつつじが池に住んでいて、あなたの済度を受け得脱した。自分も済度してもらいたい」と願って言う。そこで上人は済度してやった。この龍を町の人は「青柳の杢太」と呼んだ。
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オカマサマ,ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日にハギシコを取ってきて箸とし、オカマ様に供える。このオカマ様のところに大師様がいるといわれる。タイシとは聖徳太子のことである。
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リュウスイ
1932年 新潟県
善導寺寺域の竜神の井と青柳の池はつながっているという。
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ヘビ
1928年 新潟県
伝道寺の井戸は食膳を整えて出してくれたが、あるとき、器を返さなかったので以後出してくれることが無くなった。井戸は杢太が蛇体となって入った青柳が池とつながっているという。池の主は女に化けて時々聴聞に来る。
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マサカドノタタリ
1995年 東京都
昭和三年の報知新聞には、「将門のたゝり」に役人はおびえきっており、国費を投じて亡霊の大法要をしたと掲載されている。
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アメ
1946年 香川県
産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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アメ
1937年 秋田県
霜月23日の御大師講の日に雨が降ると夏水が氾濫するといわれているので、通常なら行う餅搗きのふかし方をやめる家がある。
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ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日と14日は夜にやわらかいあずきごはん、24日は朝にふつうのあずきごはんを供える。大師様は始めは貧乏であずきがゆを食べるが、最後には普通のあずきごはんを食べるのだという。タイシとは聖徳太子のことである。
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ソウ
1982年
享保16年の風説。上州または甲州で山中に大穴が開いたので、重罪人3人に特赦と引き換えにその中を確かめさせた。穴の中をどれほど進んだかわからないところに堂塔があり、3人は1人の僧に会った。僧は早く帰れと言ったが、3人は理由を述べ、穴の中を確かめた証拠が欲しいと言った。僧は証拠の代わりに、8月に悪疫が流行する事と、その対処の仕方を教えてくれた。
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リュウ
1970年 大阪府
依羅池の竜神が、百章に池の中の金物を取り除いてくれるように頼んだ。竜神はお礼に、井戸に願えば必ず雨を降らせることを約束して井戸に飛び込んだ。この井戸を竜神井と言い、井戸蓋を取れば必ず雨が降ると伝えている。
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オオガメ
1975年 岡山県
60年前に大川という沼を掘っていた時、一升徳利ほどもある頭をした亀が浮かび上がった。昔からここに大亀が住んでいて畳1畳もあるといわれ、川の主といわれていた。川を掘るといつも雨が降るが、それはこの主の怒りのためという。
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コウボウダイシ,アマゴイ
1934年 香川県
大旱魃の時、弘法大師が水神に雨乞いをして、雨が降った。大師はこの水神を太留水明神として祭った。
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アメ
1956年 宮城県
寒の入りから九日目に雨が降れば、その年の田植えは水も豊かで豊作になる、彼岸中に雨風があれば、一週間天気が悪い。
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イナリ,リュウジン,タイマ,エビス,ダイコク,カイジン
1986年 青森県
家の神棚に、稲荷、竜神、伊勢神宮の大麻、エビス・大黒を小祠箱を設け、吊り棚に並置する。特に竜神は「竜神様」と敬われ、海難を免れるようにと代々祀ってきたという。船霊信仰はなく、竜神信仰が顕著で、舳にはいつも竜神様がいる気持ちだといい、小用などは絶対にしない。船上では蛇の話を忌む。また、産婦を持つ夫は、2週間は船に乗らない。
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