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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ワカサマ
1974年 福島県
ワカ様に私の生まれる前に67歳で亡くなった面識のない祖父の仏をおろしてもらった。

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シニン,キンボトケ
1983年 秋田県
ある家の婆が亡くなったので町まで棺桶とさらしを買いに行った。途中で行き倒れの死人を婆と一緒に葬ろうと買って帰り、婆と並べて寝かせ自分は居眠りをした。気が付くと仏壇に金仏が飾られており、読めないはずの経文がすらすら読めた。
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ワラニンギョウ
1983年 福島県
夫と父親が続いて病死した時、囲い木にワラ人形が打ち付けてあるのを見つけた。10年ほど前の話である。
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チチノレイ
1990年 香川県
親にも親戚にもいない糖尿病になったのが不思議でよく当たる拝む人に見てもらった。すると、死んだ父の霊が降りてきて、仏の仲間入りができるように、地蔵さんに供え物をし、お墓を参るように頼まれた。
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ミコ,シリョウ,カミサマ,ホトケサマ,タカイヘンレキ
2001年 青森県
30代初めの頃、墓の移葬を手伝ったところ、頭蓋骨の一部をたまたま掘り起こしたことで死霊にとり憑かれてしまい、突然に体が不調となってしまった。だが、神仏の拝み方などを身につけていく中で神仏の声が聞こえるようになったり、肉体を離れたタマシイだけによる他界遍歴を繰り返したりするようになり、一心にカミサマに祈ったところ癒された。以後、段々と人々の悩み事の相談も受けるようになった。
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トイギキ
1984年 新潟県
可愛がっていた子どもの弔いの時に、棺が「三途の大川」(雨垂れの落ちる所)を越えたときに、生前大事にしていた玩具を入れるのを忘れたと、母親が呼び止めて戻した。四十九日を過ぎてから母親がトイギキに行くと、呼び止められてなかなか三途の川が渡れず、他の人からも遅れてしまって容易に仏の元へ行けない。自分を供養してやろうと思ったら、どうか和尚さんに着物を上げてくれ、と霊媒から告げられた。
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ホトケノザイショウ
1985年 青森県
38歳の男性が体の具合が悪くて仕事ができないと相談にきた。拝んでみると、昔その家で漁のとき網に身元のわからない男の死体がかかり、供養したのだが「家紋」が違うので成仏できなかったとのこと。特別供養したら元気になった。
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ユウレイ
1990年 長野県
仏を粗末に扱っていると、幽霊になって出てくるという。手足のない姿で、柳の木の下に出るという。
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イエノホトケ
1963年 福島県
ワカサマを家に呼んできて、自分の家の仏の1人を選んで呼び出してもらって、病気の原因や心境を語ってもらう。
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シニン
1989年 岐阜県
一人住まいのお婆さんが死んだ。お経を上げてもらっていたら死人が棺蓋を押し上げて「おねじゃー」といって立ち上がった。医者に見せたら今度は完全に死んでいて、改めてお経を上げて埋葬した。
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レイコン
2002年
霊媒であった姑の死後、仏壇で拝んでいたらなにかが体に入り、以後死者の霊魂などが見えるようになった。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
家人が死んだ後、身に近い人が「口よせ」をする。アガタ、マンチ、ワカドノといった巫女から仏をおろしてもらって死後の様子や息のある中にいいたかったこと、気にかけていたことを聞いてもらう。
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ロクベサン,カミサマ
1988年 宮城県
子供についたお稲荷さんを落そうと祈っている時、六部さんという出羽三山から降りてきた神様が憑いた。4代前の母方の曽祖父で、三山教の六部さんだと教えられた。
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シンダコ
1935年 奈良県
子どもが死んで、母が仏壇の上に、カマボコを置いていた。死んだ子が来ていると、子どもが言うので拝むとカマボコだった。
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イチッコ
1977年 神奈川県
大磯町の西小磯にいたイチッコに古い仏を呼び出してもらったという話がある。
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ホトケオロシ,トイギキ
1984年 新潟県
なやみごとや困ったことがあると、仏オロシといって、真光寺の山伏や吉岡のアリマサン、畑野のドンドコヤ、中興のハッカイサン、相川の二ツ岩サンなどへいって、トイギキをした。盆のようなときにおろしてもらったというが、あまりおろすと仏の位がさがるといって、よくよくのことでないとおろさなかった。
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タケサンジャクノボウズ
2000年 三重県
留守にした家に帰ってきたら、飯が炊いてあった。畳を上げてみると、穴の中に3尺ほどの坊主がいた。見かけは80歳余りの老いた法師だった。
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キツネ
1980年 青森県
水上のお爺さんが葬式の用意をしている和尚に会った。これはキツネだと感づき、唱え言をする人だったので、唱え言をして足止めをしてこらしめ、用を済ました帰りにまじないを解いてやった。
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ライメイ,クロクモ
1930年 北海道
約60年前、非常に邪見な性質の老母が死んだとき、空が俄に掻き曇り、雷鳴がとどろき、雷閃き雨は車軸を流すかのようにふった。と、突然黒雲が棺を宙天に持ち去り、行方不明になってしまった。
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ネコ
1958年 岩手県
藤沢町の隣村に貧乏な寺があり、和尚は猫を可愛がっていた。ある日、立派な葬式があったが和尚は呼ばれなかった。すると雲中から真っ赤な手がでて棺をつかみ、宙に持ち上げた。そこで和尚が呼ばれて無事に棺を地に下ろした。その後和尚は出世した。
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ホトケダシ
1984年 新潟県
親が死んだので、椿にいる八海山にいってホトケダシをしてもらったら、霊媒を通して「知っている人にのろわれて死んだ。その人のことはいわないが、なにかという人や呪っている人にも負けるな。負けてはおれは成仏できん」といった。
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