国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ウバイシ
1990年 長野県
宮向こうの上田に、姥石がある。昔、嫁いで三年経っても子どもが産まれない女性がしゅうとに追い出され、石に抱きついて泣いていた。するとまもなく子供が出きたので、家へ戻ることができた。以来、その石へ願をかけると子宝に恵まれるという。

類似事例(機械学習検索)

ウバイシ
1982年 群馬県
姥石は祟る。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
しゅうとに意地悪をされた嫁が恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。白装束である。墓やしゅうとの枕元に出るという。
類似事例

オニ
1932年 岡山県
吉備郡足守の西に鬼の石というのがある。昔女が鬼に追われたとき、この石に着物を打かけて逃げたところ、鬼は石を女と思い込み抱きついたため石の下のほうへ穴があいたという。
類似事例

〔タテイシ〕
1967年 福島県
田の中の自然石で、立石と称する。子のない女性はこの石に抱きついて祈るとよい。また、性病治療にも効果があるという。昔、嫁入りの女がこの石のそばを通るとにわかに腹痛をおこし、赤子を産んだので、地名を産子内といい、それ以来嫁入りの女性はこの道を通らない。
類似事例

ダケイシ,コウボウダイシ
1958年 岐阜県
ダケ石は弘法大師の杖が石になったといわれている石で、この石に触ると怪我をするという。
類似事例

ウマレカワリ
1975年 山口県
死んだ人と同じ痣が、産まれた子どもにもあった。
類似事例

テング
1996年 神奈川県
いなくなった子供が向こうの方の山のところで泣いていた。天狗にさらわれたと言っていた。舟原の方の山には天狗石がある。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1975年 静岡県
柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
類似事例

ユウレイ
1973年 沖縄県
子供のいない女性が、兼真御嶽に願って子宝を授かったが、祀りの仕方がわからなかったので七つの時に子供を神様に引き上げられた。その子供が年に一度あいにくるのが黒マタである。
類似事例

イセキ
1973年 東京都
麻布に異石が5種類ある。寒山拾得石像に切られた痕が残っている。夜久神の石像は願をかけると験が多く、長谷寺の僧の霊夢によって長谷寺に置かれるようになった。陰陽石が縁結びの願を成就する。道路に埋った石が願を成就する。烏帽子形の石に日月の像が現れた。
類似事例

シロイシサマ
1991年 愛知県
真っ白なきれいな石で、石を動かすと「もとの山へ帰りたい」と泣く。その石を盗もうとした者は体が痛くなった。
類似事例

フウフイワ
2001年 愛知県
日間賀島の彦間の浜に2つの格好の良い石があった。ある時三河一色の人がこの石の片方を船に積んで帰った。その夜から女性の泣き声が聞こえるようになり、ある日その石から聞こえてくることがわかった。石を元の場所へ返すと泣き声は止んだという。それから日間賀島の人はこの石を夫婦石と呼ぶようになった。
類似事例

アカゴ,ナキゴエ,イシ
1985年 長野県
城から落ちのびる途中で奥方が石の上で子供を産んだ。しかし子供はすぐに死んでしまい、石からは赤子の泣き声がする。供養すると泣き声は止んだ。ある時子供をあやしながらこの石の近くを通ると、不思議に子供が泣かなくなった。
類似事例

ヤシキガミ,コヤスサマ
1986年 長野県
江戸時代、平尾のある家は子沢山であった。逆に横根のある家は子宝に恵まれなかった。そこで、幕末に平尾の家から子安様を分けてもらってきた。そうすると平尾の家は子供が生まれなくなったという。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 群馬県
石に関する俗信一束。白い石を死に石と言い普段使うのを嫌がる、石は卯の年に子を産む、など。
類似事例

イシ
1993年 岐阜県
貧しい夫婦が石の近くに赤ん坊をおく。1時間ほどで戻ってみると、赤ん坊はいない。夫婦は石の近くに住むようになる。石が泣いているのに気づき、ほお擦りすると石は泣き止む。
類似事例

ニクヅキメン
1990年 長野県
北城の切久保の宮に七道の面が伝えられている。昔、おかるという娘がしゅうとにいじめられた仕返しに鬼面を1つ盗んで被り昼寝中のしゅうとを驚かした。しかし、面が顔について取れなくなったので、楠川の洞窟に入って出てこなくなったという。そのため、今でも七道の面は1つかけている。
類似事例

カッパ
1975年 福島県
河童が座ったようなくぼみのある石が2つあり、親河童の石、子河童の石と呼ばれている。そのくぼみに石を当てられればいいことがあるという。
類似事例

モモ,モモタロウ
1974年 宮城県
桃から産まれた子どもが、鬼を退治した。
類似事例

ヤマノカミ
1979年 福井県
昔、中西佐平の家の主が漁に出ると、度々石が網にかかった。その度に捨てていたが、ある夜、夢のお告げで「私は石は石でもただの石ではなく、山の神である。大水が出たときに流されてしまった。陸へ上がりたいので次にかかったら上げて山に祀ってくれ」と頼まれた。次に海に出ると案の定石がかかったので、山に祀った。
類似事例

ダイジャ
1967年 福島県
狸石とも蛇塚石とも呼ばれているものがある。昔、大蛇を殺してこの地に埋めたのだろうといっている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内