ヤマドリ,ヒノタマ(ゾクシン) 1916年 愛知県 山鳥の尾に斑点が13あるものは化けたり、人を迷わせたりするという。山鳥の長い尾を魔除けになるといって門口に挿す風習がある。秋冬に火の玉が飛ぶことを、山鳥の谷越しだとも言う。
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ヒノタマ 1976年 長野県 山鳥の尾が12節あると、その山鳥は火の玉に化けるといわれている。
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ヤマドリ,バカサレタハナシ 1981年 和歌山県 谷で山鳥を見て捕まえようとした人が、どんどん奥に誘われて夜になってしまった。何かが山鳥に化けていて、化かされた。
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ヤマドリ 1974年 宮城県 ある夜、生首が戸の隙間から飛び込んできたので、かますの中に入れておいたら、朝になると山鳥になっていた。尾が十二節ある山鳥は人を化かす。
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ヘビ,ヤマドリ 1967年 栃木県 山鳥と蛇はたびたび争う。山鳥の巣に蛇が子を呑みに行き、蛇が親山鳥に巻きついた。山鳥が殺されるかと思ってみていたら、山鳥は急に羽を広げ、蛇を切ってしまった。1950年頃に見たこと。
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オジノレイ 1985年 長崎県 小学校2年生の男子の胸に斑点が見つかり、ホウニンの所へ行くと、「父方のオジの霊が供養してもらう人がいないので、甥に供養してくれと胸の斑点になって現れたのだ」と言われた。墓に参って供養すると、斑点は消えた。
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ヤマドリ 1981年 和歌山県 山鳥で、尾に13のひだのあるものは、人を騙す。
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ヒノタマ 1987年 富山県 山鳥が火の玉になって見えるときがある。
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ヤマドリ,ヒトダマ 1982年 群馬県 山鳥の尾の12節になったものは尾が光って飛ぶ。人魂はこの種のものだという。
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ヒカリダマ 1974年 栃木県 人が亡くなる3日前に光り玉が飛んで落ちた。山鳥の尾が光るのだとも言う。
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イチゼンノメシ 1942年 青森県 飯は1膳(1杯)でやめると、坊主に出会う。必ず2膳以上食べるものである。
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(ヤマドリノタタリ),(フウフノヤマノカミノタタリ) 1984年 山梨県 昔、畑で山鳥をみつけて、鉄砲で1発だけ射ったところ、2羽の山鳥が死んでいた。その山鳥は夫婦の山の神で、射った人は病気になった。その日が1月21日でそれ以来この日は山に入らないようになったという。
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(マビキ),タタリ 2000年 青森県 三人以上間引きをすると、自分の身に降りかかるとして、それ以上はやらなかった。
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キツネ 1938年 長野県 ある人が狐が人を化かしているところを見る。実は自分が化かされていた。
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ヤマドリ 1940年 岐阜県 山鳥は火を点して化ける。尾の羽色は12時を分けたもので12段になっているが、13あるものが火を点す。
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キツネ 1938年 長野県 昔、小学校の校長先生が狐に化かされて人の通る道より5町も上にいた。1、2年前にも狐に化かされて死んだ人がいる。
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ヤマドリ 1971年 茨城県 山鳥も夜、羽根が光る。山鳥が夜飛ぶとその跡が青く光って残り、大きな音がして明るくなる。
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ヤマドリ 1963年 宮城県 山鳥の古いものが火玉になる。
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ヒトダマ 1974年 大分県 「人魂」という名の鳥がおり、この鳥が鳴くと人が死ぬという。鳥の正体は定かではない。
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タヌキ 1973年 岩手県 狸に化かされるということがある。
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キツネ,ムジナ 1972年 千葉県 狐は人を化かすときには前から化かす。ムジナは後ろから化かすという。
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