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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オシンメサマ
1964年 福島県
おしんめ様とは、30センチメートル足らずの棒に布のついている一対のおひなさま。両手でもって頭や肩をたたくと、頭痛や肩こりに効果があるといわれた。男が背中にゆわえてもってきた。

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キツネ
1970年 福島県
ある雪の晩、鉄砲うちのところへおしんめ様が尋ねてきた。普通おしんめ様はおばあさんの持つものであるのに、おじいさんが持っていたので不思議に思っていた。おしんめ様のお告げでお前は今まで殺生しすぎたからそろそろやめろという。帰りに鉄砲うちはおじいさんに綿帽子をかぶせてやった。あくる朝、罠をはずしに行くと、綿帽子をかぶった狐が罠にかかって死んでいた。夕べのおじいさんは狐が化けていたのであった。
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タヌキ
1958年 徳島県
豆をもっていると狸に化かされる。
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モウレンビ,モウレイ
1964年 福島県
霧の深い晩に海の中に燃える火がある。これをもうれん火とかもうれいと呼ぶ。青く、30センチメートルか45センチメートルぐらいであるという。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
1人の女が目隠しして両手にオシンメイサマをもって、まわりの男女が「つき山・・・」と繰り返すと、ぶるぶるふるえて神がのりつく。「米がとれるか」などと聞くとはっきり答える。背中をたたくとふるえがとまって元通りになる。
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シンメイサマ
1964年 福島県
三春町庚申坂の神明宮の神明様。この神明様は伊勢の大神宮様で、男と女の一対。(人々が供える)着物が100枚になると、祈祷して伊勢の大神宮に送る。ご神体はしゃくなげの木であるが、ふだんはもったいなくて拝めない。顔の白い布は年に1度ご元朝にしか取って拝めない。男のほうが少し小さく、胴体は径1寸ほどで和紙がまいてある。全長7、8寸。おしんめい様は出たくなると夜中でもいつでも出る。宮を守っている人の夢などで、「出たい出たい」と知らせる。そういうときは、すぐに出ないとしかられる。おしんめい様と歩いていると、76歳のじいさんでも一日中歩いて疲れない。
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オシラサマ
1965年 岩手県
ある家で祀っているのオシラサマは二対いる。一対は文字だけ、もう一対は目鼻口と髪が墨で書いてある。旧正月の16日に布をかぶせる。肉を食べたいので他所の家に移したが、オシラサマが「食べてもよいから置いてくれ」と言ったので、家に戻した。
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シンメイサマ
1964年 福島県
新田宅でまつられているしんめい様は、頭痛・肩こり・気分のすぐれないときなどに勝手に持って行ってたたくとなおるという。よくしんめい様ののる(のりうつる)ばあさんにのらせていろいろ聞いたりもした。
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ヤマオトコ
1995年 長野県
山で仕事をしていたら猪がとんで通って、それを半分裸のような人間が棒をもって追いかけていた。山男だという。
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ミサキ
1975年 岡山県
ミサキ様は仏様の古いのを言う。近寄ると頭痛がするという。
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(ゾクシン),コックリサン
1998年 静岡県
「コックリサン」と口に出したら、背中を三回たたいてもらわないと呪われる。
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カカンフ
1974年
火浣布という布が汚れた時、その布を火に入れて焼くと、垢はことごとく焼け落ちるが、布はまったく無傷だという。
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(ゾクシン)
1916年 山口県
から臼をつくと鬼がくる。茶碗をたたくと貧乏神がくる。
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キツネ
1986年 滋賀県
狐は神通力を持っており、この力をもってしばしば人間を化かす。
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キツネ
1979年 岐阜県
狐に化かされたと思ったら、棒だった。
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シンメイサマ
1964年 福島県
南会津郡大宮村木伏の薬師堂で見つけたしんめい様は、隣に法印が住み、病人がでたとき頼まれて持ってゆく。男女1組でしんめい箱に収めてあり、着物は金らんようの布からなっている。頭痛や肩こり、こどものむずかるときなどにいただかせると治る。薬師の祭礼は4月8日だが、毎年6月10日に神明様だけの祭りをやる。特に出て歩きたいということはない。
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キツネ
1990年 秋田県
買ってきたものを家に帰ってみんなに見せたと思ったらそこは野原で、全部もっていかれてしまっていた。狐にだまされていた。
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イシ,タタリ
1990年 長野県
直径60センチメートルほどの自然石があり、これを動かすと祟りがあるという。ある人が庭石にしようと持ち帰り飾っておいたところ、具合が悪くなったので元へ戻すと治ったという。昭和30年頃にも同じようなことがあった。
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ヌリカベ,ヌリボウ
1956年
夜道を歩いていると、急に行く手が壁になり、前に進めなくなる。棒をもって下を払うと消えるが、上の方を払っても消えない。
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ヌリカベ,ヌリボウ
1956年
夜道を歩いていると、急に行く手が壁になり、前に進めなくなる。棒をもって下を払うと消えるが、上の方を払っても消えない。
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キツネ
1978年 石川県
ある男が山を通りかかると、キツネがタバコの葉を頭と背中に乗せていた。頭の葉は姉さんかぶりに、背中の葉は子供になり、子供を背負った母親に化けた。男が後をつけていくと、キツネはある家に入った。その家の老婆が娘が帰ったと喜んでいたので、男は急いで家に入り、「それはキツネだ」と言った。
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セッショウセキ
1976年 大分県
豊後に毒をもった石があり、飛んでいる鳥がその石に触れて落ちることがある。
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