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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ドウシンボウズ
1990年 長野県
夜遅くお宮の下を通ると、「どうしん坊主がでるぞ」と言われた。どうしん坊主の顔を見ていると、だんたんと大きくなっていって、おどかされて自分が倒れてしまう。別に悪さはせず、ただ人をおどかすだけだという。

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アラレボウズ
1957年 新潟県
昔は10月の末頃になると、「あられ坊主がくるぞ」と子供をおどかした。
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トウシンコロバシ
1949年 徳島県
どうしんという坊主が殺された所では、そこに草刈りに行くと宿る。夜中にどこからか入ってきて、人の胸や腕をおさえて眠らせない。この場所をどうしんころばしと言い、人々は近づかない。
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(オオキナボウズ),(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道には大きい坊主が出るという。
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タヌキボウズ
1971年 岐阜県
夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
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シンメイサマ
1941年 福島県
某氏宅にしんめい様がある。あるお婆さんが、若い頃に身持ちが悪く、中年になってから大怪我をして郡山に湯治に出かけ、そこのしんめい様を信心するようになると怪我が治った。それ以来しんめい様を守して歩くようになったという。
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ミアゲボウズミサゲボウズ
1939年 神奈川県
ミアゲ坊主、ミサゲ坊主は山道にさしかかった時出る大きな坊主で、見上げると大きくなり、見下げると小さくなる。
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シンメイサマ
1964年 福島県
高荻すめよばあさんは、近所ではしんめいこじき、しんめい気狂いなどとよばれののしられることもあるが、粗末に取り扱われてはおらず、食事などをさせてもらっている。ばあさんのしんめい様は、男体はえぼし、女体は火に焼けた結果丸坊主になったという。男体の像は全長15.6センチメートル。
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シンメイサマ
1964年 福島県
高荻宅のしんめい様は、隣村の家に預けられ、家人は他所へ出稼ぎに出ていた。出稼ぎ中、夫をなくした高荻宅のばあさんは、北海道・樺太と渡り歩いたが、不幸が相次いだ。そのたびの途中、しんめい様から出歩きたいとご神託があった。東京にいたときは、目も見えず足・手もきかず難儀したが、これもしんめい様のわざで、村に帰ってしんめい様を出せというご神託であったという。昭和2年頃生まれた家に帰り着き、しんめい様をまつるようになった。
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タヌキ
1965年 宮崎県
狸は坊主に化ける。
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シンメイサマ
1964年 福島県
豊間のしんめい様は、今から40年ほど前の大火のとき、神明宮は全焼したのにしんめい様だけは宮から飛び出し、松の木に引っかかっていて焼けなかったという。その後、不漁かなにかのときにのりきに拝んでもらうと神明様がでて「お宮に入りたい。入れてくれれば漁を与える」といわれたので、昭和14年のことしの春、お宮に入れてやった。
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シンメイサマ
1941年 福島県
某という旧家に、神明宮があってしんめい様が祀られていたが、某家に継ぐ者がいなくなり、しんめい様は不動様と呼ばれている盲目の男に預けられた。執筆者がこの男に会ってしんめい様はと尋ねると、小川村の八幡様に預けてあるが、夢で時々取りに来てくれと言われるので近いうちに行きたいと語ったという。
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シロボウズ,テング
1993年 静岡県
白坊主や天狗を見た人には、災難が起こると言われている。
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タカボウズ 
1938年 香川県
高坊主は途轍もなく背が高い坊主で、道の四辻にいるといわれている。
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ジゾウ
2001年 東京都
地蔵が毎夜化けて通行人をおどかすので武士に切られて、首がない。
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ゴシンサマ,テング
1976年 新潟県
西山にはごしん様という天狗がいる。人が山に入ると、木を伐って倒す音をさせる。
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ノリコシ
1956年
初めは小さな坊主頭で現れるが、はっきりしないのでよく見ようとすると、影法師のようなものがめきめきと大きくなり、屋根を乗り越して大きくなるという。全国的に伝えられている入道坊主などと大同小異。
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シンメイサマ
1964年 福島県
ばあさんは病身な上、目が不自由で、子どもたちも目が悪く、医者にかかってもはかばかしくない。隣村にしんめい祈祷者がいると聞き、一心に信仰したところ、身体がだんだん丈夫になり、自分も子どもも眼病がなおった。しんめいが自分にものる(のりうつる)ようになったので、ご神体を譲り受け、自宅で拝むようになった。
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タカボウズ
1966年 香川県
高坊主は、夜突然現れて人の後を追う。急ぎ足になると高坊主も早く来て、ゆっくりと歩くと遅くなり、ある決まった所で姿を消す。危害を加えることはないが、帰ってから必ず患う。
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シンメイサマ,クマノシンメイ
1964年 福島県
目が不自由な志賀家のばあさんがしんめい祈祷することで眼病がなおり、身体が丈夫になった。それで御神体を譲り受け、自宅で拝むようになった。ばあさんの死後、神棚にあげておいたが、しんめいは歩くのが好きな神であるから、隣3軒ぐらいは歩かせねばならないといい、信仰したい人が借りに来て、今は北海道のあたりをまわっているという。これを熊の神明といっている。この家へにわとりが入ったら、奥座敷で物音がした。しんめいさまが怒ったのだという。
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ヤクシサマノカラネコ
1956年 東京都
子供が泣いて困る時、薬師様のカラ猫だぞ、と言っておどかす。
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シンメイサマ
1941年 福島県
しんめい様は某老女が所有していた。彼女は夫と早く死別し、3人いた子も末の子だけになり、体が弱く目も患って内郷村に来た。好間村の大工からしんめい様を受けてきた。毎日平湯本間を歩いていたが、その内に体も良くなってきたという。村人曰く、彼女はしんめい様を持ち歩いていたときは勝ち気で、天気の占いなどをしていたが、今は気抜けしたようだと言っていた。
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