コウ 2000年 徳島県 正月16日に「香の口開き」といって、家の周囲に香(粉)を散らす。そうすると長虫が入らない。
類似事例 |
|
コガネヅカ,ニワトリ,コウロ 1934年 兵庫県 平資盛が敗走するとき、愛する香器(黄金製鶏形香爐)を捨てる事ができず埋めた。以来七百余年の間、香爐の霊が附近の深山に現れ、哀れな声をもらして、世に出たいと訴えることが度々あった。
類似事例 |
|
セクラベ 1987年 岐阜県 背くらべは自分より背の低い者を食う。
類似事例 |
|
セクラベ 1987年 岐阜県 背くらべは麦畑に出る。自分より背の低い者を食う。
類似事例 |
|
セクラベ 1979年 岐阜県 麦の穂が背の丈くらいになる頃、背くらべが出る。子どもを捕まえる。
類似事例 |
|
(マジナイ) 1957年 山梨県 馬糞を知らない間に踏むと背が高くなる。
類似事例 |
|
オイセサマ,マジン 1988年 宮城県 お伊勢様が降りたと言っても先生達からは魔神だから祓えと言われて祓ってもらった。
類似事例 |
|
アヅキアライ 1938年 福島県 ヒキガエルの背と背をすり合わせると、疣が擦れ合って、あたかもアズキアライが出すような音が鳴るという。
類似事例 |
|
マジン,アクシン 1934年 北海道 姉妹の許に川瀬の魔神の兄弟がやってくるが、姉に、食べてしまうと脅されて逃げ去ってしまう。
類似事例 |
|
セクラベ 1987年 岐阜県 背くらべは5月、6月に出る。麦畑から出てきて、自分より背の低い者を連れて行く。
類似事例 |
|
カメ,(ゾクシン) 1942年 富山県 亀を殺したらその人の背が丸くなる。
類似事例 |
|
アエオイナカムイ,ヌサオガミ,ヌサメガミ 1937年 北海道 アエオイナカムイが大魔神を斬って木幣男神と木幣女神を取り戻した。
類似事例 |
|
ウミボウズ 2005年 愛知県 ある男が晩に海岸通を歩いていると知人にあい,声をかけた。男が「この辺は海坊主が出るという。頭が丸く,背が3メートルもあるという。」と言うと,その知人は「このくらいか」といって3メートルの海坊主になった。男が家に逃げ帰り,息子にその話をすると,息子の背もやはり3メートルほどになったという。
類似事例 |
|
イチコ,クチヨセ 1977年 神奈川県 香音寺の大日堂にいるイチコに占ってもらうことをダイニチサンといった。死者が出た家はここでクチヨセしてもらったり、出産の際には男女の別を占ってもらったりなどした。
類似事例 |
|
セクラベ 1979年 岐阜県 夕方、麦の中に背くらべという物が出る。子どもと背比べをして、高かろうが低かろうが関係なく結局子どもを連れて行ってしまう。
類似事例 |
|
コメカシ 1956年 海岸の藪で、サクサクと米を炊(かし)いだり、小豆をといだりする音がする。アズキトギなどとほぼ同じ。
類似事例 |
|
マメダヌキ 1983年 香川県 山の背でホウホウとマメダヌキが鳴くと雨が降る。
類似事例 |
|
ヤマワロ,カワタロウ 2000年 鹿児島県 深山に山わろがいる。握り飯を与えると、大木を運ぶのを手伝ってくれる。山わろを殺そうと考えると、病気になったり発狂したりするので、恐れ敬っている。冬は山にいて山わろと言い、夏は川に住んで川太郎と言う。
類似事例 |
|
オクリオオカミ 1970年 岐阜県 むかし、山仕事の帰りによく狼があとをつけてきた、これは塩気ほしさに、弁当に残った味噌の香を慕ってくるのだ。これが送り狼という。
類似事例 |
|
ヤクチ,モッコウ,カッコウ 1980年 やくち(益智)・もつかう(木香)・くわつかう(霍香)の3種の生薬を同量混ぜて、3度湯に入れて振り出した後に煎じて飲めば、あらゆる病に効くという。これを「信玄のよろひのそで」と呼んでいる。
類似事例 |
|
シンケン,キズイ 1974年 奥州塩釜明神のお供えを粗末に扱ったところ、たちまち盲目になった。
類似事例 |
|