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検索対象事例

シニビ
1956年 宮城県
死者の家で飲食すれば、「死火」を食べたと称して神を祭ることをタブーとするという。

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シニッピ,サンビ
1964年 福島県
しにっぴは死火、さんびは産火のこと。狩りでは産火より死火を忌んだ。家族に不幸や出産があれば、「火を食う」といって狩りに出ない。そのような家で飲食したり、立ち寄ることも忌んだ。
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シノヒ
1991年 山形県
「死の火」とは文字通り死を予言する火で、これが落ちた家には死人が出ると言われ、出現すると人々が恐ろしがる。
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(ゾクシン)
1998年 静岡県
盆の16日に子供たちが川原に小屋を建て、飲食する。これをカワラメシといい、食べると夏病みをしない。
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(シノヨコク)
1990年 長野県
死者は、身内や近親者の家の戸を叩いて死を予告するという。
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(ゾクシン)
1998年 三重県
盆の16日に子供たちが川原に小屋を建て、飲食する。これをカドメシといい、食べると夏病みをしない。
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ネコ
1974年 茨城県
死者の上を猫が飛ぶと死者が立ち上がる、と言い、死者に猫が近づかないよう注意する。
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バケモノ,ネコマタ
1974年 東京都
寛政八年の春、ある茶屋に昔なじみの客が五、六人で来て飲食した。代金はいつものように宿まで取りに来るように言って帰った。その後代金を取りに行ったら飲食した人は七年前に死んでいた。思い出せば、ヒラメ三枚を頭も骨も残さず食べていた。猫まただったのだろう。
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シシャ,ネコ
1985年 鹿児島県
死者の上を猫が飛び越えたり触れたりすることは、死者はあの世に行き着くことができないといわれる。ある通夜の時、夜中にウォーという死者の咳払いのような声がした。皆が居眠りをしている間に猫が入り込んで死者を飛び越えたためであるらしい。長老は死者にこちらの不注意だった、申し訳ないとまるで生者にするように詫びていたという。
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ベンテンサマノタタリ
1968年 愛媛県
弁天様が帆崎に祭ってあり、4がつく日に人が行くと、よく転落死するので、盛大に祭りをして拝むと事故がおきなくなった。今でも瓦宮が祭ってあるという。
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シシャノスガタ
1982年 群馬県
過去1年以内に死者があった家の人は、4月8日に赤城山の地蔵岳に登り、死者の名を呼ぶと空の彼方に死者の姿が見える、死者によく似た人が見つかる、という。
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(ゾクシン)
1988年 岩手県
ネコが死者の所を通ると死者が起き上がるという。
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モチュウ
1956年 宮城県
喪中は「火が悪い」(死火)ので、一切神詣でをしないという。
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シシャニカンスルゾクシン
1939年 青森県
死者に着せる白衣をイロといい、この上にムラサキと称して紫の布を肩に掛けることがある。こうすると後を引かないといい、悪い病気で死んだ人などにするという。
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モチ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に「トンドヤキ」と称して、神に祀った餅を食べると夏に病気をしない。
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サンビクウ
1956年 宮城県
出産して1週間以内の家に行って飲食またはタバコを吸うと、熊に向けた鉄砲から発砲できない。命中しても死なず、誰かが怪我をする。その人を山狩りにも参加させない。火除けの呪文を唱えると不吉が去るという。
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サカサビョウブ,ネコ
2001年 青森県
死者の上を猫がはねると縁起が悪いというので、死者に猫を近づけないようにする為、死者の枕元に逆さ屏風を立てた。
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ヒトダマ
1990年 静岡県
死者の出た家の者に人魂は見えない。
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フネノレイ
1979年
船霊とは船の霊であり、他の神ではない。船に住吉神を祭るというのは、この神がどの船をも守る神であるからである。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
黒火(死忌)は、漁に良いといわれている。
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ショウメンコンゴウ
1939年 新潟県
青面金銅を祭って、魚を食べることを禁じているという。
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ヤマンバ
1977年 静岡県
やまんばさまを祭った宮の跡に建てた家で3度同じところから火が出た。
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