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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

マクラ
1956年 宮城県
安産祈願として、塩釜神社や山の神様から枕を一つ借り、安産の後は二個にして社に納めるという。筆者の家でも塩釜神社から受けた枕が二個あった。この枕は常に神棚に安置し、出産時に産婦の枕元に置くとお産が軽くなるといい、近隣の家で貸し借りもしたという。

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マモノ
1974年 愛媛県
ある家を魔物が通るというので、若者が納屋にわらをあけて寝ていた。しかし、東枕で寝ると西枕に、西枕で寝ると東枕にという風に、寝ていた方向がいつの間にか反対方向になっていたという。
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マクラコゾウ
1956年
夜中に枕かえしをする家の怪であるという。
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ムラサキ,フジノキ
1929年 宮城県
塩釜神社では、紫を禁色としている。塩釜神社の神が、藤の木を嫌ったことに由来していると言われている。この神社の氏子も紫を禁忌おしている。
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シオガマサマ
1957年 東京都
6月1日は塩釜様の縁日だからと、塩と洗米を供物として床の間にあげる家がある。こうするとお産が軽いという。
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シリョウ,ゼンコウジマイリ,マクラメシ
1999年
枕飯や枕団子は、死後すぐに用意しなくてはならない。死霊が死後すぐに善光寺詣りをするので、帰ってくるまでにできていなければならないからだとされる。
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(アンザンノゾクシン)
1967年 福島県
安産した良家の婦人の帯をもらうと安産する。
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(ゾクシン),キツネ,ユメ
1935年 栃木県
東枕に寝て狐の夢を見ると、その人は死ぬという。と
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シリョウ,ゼンコウジマイリ,マクラメシ
1999年
枕飯や枕団子は、死後すぐに用意しなくてはならない。死霊が死後すぐに善光寺詣りをするので、その弁当として持たせなければいけないからだという。
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キク
1980年
菊の花を枕にして寝ると頭痛は癒えるが、もしもこの枕で頭痛が起きたならば、いかなる薬でも直すことは出来ないという。
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シシャ,フッカツ,マクラメシ,タマヨバイ
1999年
枕飯は、死者を蘇らせる呪術的な役割を持っていた。枕飯を供えることは、魂呼びの一つの呪法であった。
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(アンザンノゾクシン)
1967年 福島県
四倉浜志津にある山の神さまにあるもろこしぼうきを借りてきて腹をなでると安産するという。安産したら倍返しする。
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ホウキ
1956年 宮城県
安産のために、出産のとき産婦の枕元に箒を立てたり、あるいは箒を産の神として産婦に拝ませて、産気づいた時にその箒で腹を撫でるという。
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ニイガタノナナフシギ
1988年 富山県
ゴカイザンさまが枕にした石がある。
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(ゾクシン)
1986年 奈良県
安産に関する俗信一束
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マクラダンゴ
1999年 新潟県
枕団子には力があると信じられ、新潟県では長生きした死者への枕団子は、何度作っても捕られてしまう。これは人々が長寿を願っているからである。
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アクマ,(ゾクシン)
1936年 兵庫県
刃物を枕もとにおいて寝ると、悪魔がこない。
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マドウ
1960年 長野県
山で南枕で寝ると魔道が邪魔して悪い神が業をなすので神枕と呼ばれる。北枕は魔道が妨げない。家では家の神が祀ってあるのでどちらでも良い。
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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
夜泣きには、父親のふんどしを子供の枕にするといいといわれている。
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カマガフチ
1956年 宮城県
昔、塩釜神社の神釜十二口のうち一口を盗人が盗み、船でこの渕を通るとき、船もろとも沈んだという。
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オヒト
1966年 鳥取県
大きな神様が枕にして寝ていた岩をオヒトマクラと呼んでいる。
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クセヤミ
1992年 宮城県
昭和4年に妻が妊娠したとき、夫に妊婦特有のくせやみが起こった。妻は2年おきに出産したが、お産はいつも軽く、安産であったという。
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