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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミノタイワ
2001年 青森県
昔、ある旅人が、雷雨の為に道端のお堂で雨宿りしていたおりに、神の対話を耳にした。神々は、付近に生まれた2人の子供が将来は結婚するであろうと語り、数十年後には果たしてその通りになったのであった。しかし、やがて夫の方は勝手気侭になり、離縁して妻を追い出してしまった。

類似事例(機械学習検索)

カミノタイワ
2001年 青森県
昔、ある村人が雷雨の為に道端のお堂で雨宿りしていると、付近の家に生まれた2人の子供の将来について語る神の対話を耳にした。その2人の子供は結婚するということが言われたが、身分違いであるからそれもなかろうと村人は疑った。だが、数十年後には果たしてその対話通りになったのだった。
類似事例

カミサマ,ウンサダメ
1967年 新潟県
昔、大工がお宮に泊まっていると、夜中頃、村で生まれた娘は泊まっている大工と結婚すると神々が話しているのを聞いた。結婚が遅くなるのを嫌って大工が娘を殺そうとしたが果たせなかった。結局20年後にその娘と結婚した。
類似事例

(ケッコンニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
正月に結婚話はしない。嫁をもらう年は煤掃きをしてはいけない。結婚祝儀の食べ物を山盛りにしてはいけない。丙午生まれの女性との結婚は避ける、あるいは結婚すると夫が不幸になる、などの禁忌がある。
類似事例

ケンムン
1974年 鹿児島県
子供が生れそうな女の夫がガジュマルの木の下で雨宿りしているとケンムンが2匹現れ、生れた子供が19歳の時に死ぬようにしてきたと語るのを聞いた。
類似事例

カミナリノドク,キ
1974年
安永の頃、雷雨をさける為に人々が小屋に入ったところ、そこに雷が落ちた。数人は即死したが気絶しただけの者もいた。しかし2ヶ月程して急に病気になりその人達も死んだ。
類似事例

ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
類似事例

(ゾクシン),カガミ,クシ,トイレ
1998年 静岡県
夜の十二時に新しい鏡と櫛を持ってトイレに入ると、将来の結婚相手が現れる。
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オジュラッサマ
2001年 愛知県
昔乙方村では2年続いてたくさんの子供がなくなったので、子供を守る十羅刹女様という神様をお祭りすることにした。その前身は鬼子母神である。村人は1年に千人の子供が生まれることをお願いし、1戸で団子千粒ずつを神様にお供えし、7日間村中の人がお祈りした。それで村にたくさんの子供が生まれ、元気よく育つようになったという。
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ドクジン
1983年 岡山県
土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
類似事例

ミミナリ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
耳のなるときは人が死ぬ。
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ショウガツカミサン
2001年 香川県
名頃では正月神さんは勝手にやって来るという。
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ムギノカミ,コメノカミ,カネノカミ
1941年 愛媛県
麦御飯がいやだった長者が女房を追い出したが、それを哀れと思った麦の神、米の神と金の神が出てきて、その女房についていくことにした。後に、その女房は改めて嫁いで、三人の神のおかげで新しい夫を大金持ちにしたという。
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コミ
1975年
ある人の妻が服を脱がないので、それを怪しんだ夫が、妻の寝ているときに服を脱がした所、野狐の尾のような3尺の毛があった。ゆえに夫が妻を追い出したら、妻は刀で夫の髪を切り逃げた。隣人がこれを追うと妻は狐に変じ逃げ去った。その後京邑では髪きりが流行った。熈平2年4月に始まり秋に止んだ。
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バケネコ
1968年 沖縄県
化け猫がある人の夫に化けていた。食事が出来ると夫にあげる前に自分の親の所に持ってき、困っていた。こういう事が続くうちに我慢できなくなった夫が出て行けというと、妻は正体を現して夫を泣き殺そうとした。すると夫は呪文を唱えたので妻はとうとうカリヤマー(化け猫)になってしまった。
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ヤマノカミサマ
1977年 青森県
夫が山に木を伐りに行って昼になっても帰らないので妻が心配して見に行くと、美しい女の人が、木の上で作業をする夫を支えている。妻が声をかけたら女は消え、夫は木から落ちて死んでしまった。女は山の神だった。
類似事例

ウジガミ,ジゾウ
1919年
旅人が鎮守の宮に泊まっていると、地蔵と鎮守の神がこれから生まれる近所の子供の性別と寿命を話し合っていた。実際にうまれた子供は話通りに、男の子で7歳で溺死した。
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キツネ
1937年 新潟県
別れた夫の事が忘れられない妻の元に、夫が現れて思い残した事や家を出た事を詫びた。妻は子供に会わせると言って連れて来たが、既に夫の姿はなく、周囲には犬の足跡があった。妻は夫に化けた狐に騙されたのだろう。
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シロウナギ,ヘビ,ムスメ
1929年 長崎県
雨宿りしていた娘と医者が結婚して子供ができた。ある時、昼寝をする母子を見ると、蛇が子供を抱いていた。妻は普賢岳の池に棲む蛇であり、昔医者に助けられた恩返しに来たという。子供が泣くので池に行くと、蛇は片目をくり抜いて差し出した。それを武士に取られたので、再度もらいに行くと、もう片方の目を渡した。しかし、またとられてしまい、怒った蛇は大地震を引き起こした。
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カミサマ,ジゾウ,ウンサダメ
1955年 新潟県
昔、日暮れに雨が降ってきたので地蔵堂で雨宿りしていると、神様が自分の子の運命を予言するが、そのことを知っていて用心していたので子供は助かった。
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ヤマノカミサマ
1977年 青森県
夫が山に木を伐りに行って帰らないので妻が心配して見に行くと、美しい女の人が、木の上で作業をする夫を支えている。妻が声をかけたら女は消え、夫は木から落ちて死んでしまった。女は山の神だった。
類似事例

ヤマイヌ
1935年 岐阜県
木こりが自分の双子の娘に与える乳を求め山犬に頼み将来の約束をする。山犬との約束を忘れ成長した娘を嫁に出すが、娘の傍らに夫にだけ見える山犬がついているために離縁される。
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