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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イエノキッチョウ,タカ
2001年 青森県
S家では、タカが主屋の中に南から飛び込んできて、東へ抜けていった。それからカマドがどんどん良くなった(家が繁栄した)。

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ノビアガリ,タカタカボウズ
1985年 愛媛県
カワウソがノビアガリやタカタカ坊主に化ける。北条市横谷のタカタカ坊主は人が見上げると大きくなり、見下げると小さくなって逃げた。丹原町の高坊主は淋しい夜に出た。魚島村や重信町の高坊主は小坊主である。見ていると大きくなるが、すうっと消える。
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イエノキッチョウ,ヘビ,キンセンノカミ
2001年 青森県
ヘビが屋敷に出たら酒を飲ませて(かけて)帰ってもらう。ヘビは金銭の神なので、大切にするとカマドがよくなる(家が繁栄する)。しかし、実際にこのようにしてもままならないともいわれる。
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ウシ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
牛が家の中へ飛び込むとよくない。その家は滅亡する。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
たむしができたときには「南南南南」妙と紙に書き、墨で塗る。
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ヒノタマ,ダイジャ
1978年 東京都
ウカガイのS氏は15歳のとき、火の玉が山から凄い速さで飛んで来るのを見た。鉄砲水の折で、逃げようと思い外に出たら家の中からも2つの光の玉が飛んでいき、直後に土砂崩れが起こった。山中の池に住む大蛇の霊と神様が放たれたものだとS氏は言った。
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ヤマノヌシ,イエノヌシ
1990年 新潟県
家の主は青大将である。家の近くで蛇を見ると良いことがある。知人と山道を歩いていると大きくて光ったものが行く手を阻むので、少し音を立てると木の上に登っていった。寺の住職に尋ねると、この蛇は山の主で縁起が良いという。
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ツキモノ
1963年 秋田県
憑き物に向かって好物を聞くと、主に食べ物を要求してくる。東に置いてくるとまた帰ってきてしまうので、西北南のいずれかの山中に、夜密かにあげてくる。
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カマド
1938年 鳥取県
妊娠中にカマドを作ると、不具の子を産む。
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ドコウジン
1982年 群馬県
土公神は春はカマド、夏は井戸、秋はかど、冬は庭にいる。だから春にカマドをいじると祟る。
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カブキリニンギョウ
1980年 秋田県
ある金持ちの家のカマドが返ったとき、カブキリ人形が出て行ったので「どこへ行く」と訊くと「何某のところへいく」と答えた。その行くといわれた家はそれから栄えたという。
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カマキヤシキ
1939年 秋田県
屋敷の樹木の成長が盛んだとその家は栄えていくが、芯が止まったり緑が衰えたりして勢いがないのはカマドが伸びない証であるという。木が風で折れるのも不吉で、家事に注意しなければならないが、みだりに伐るのも良くないので、神様に聞くのが良いという。
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ダイジャ,ヌマノヌシ
1976年 新潟県
室谷集落の東の山中に大沼がある。昔、室谷は常浪川を挟んで東西50カマド(50戸)ずつ、100戸の集落だった。ある夜、東のキメンドン(肝煎)の夢枕に美女が現れて沼の主と名乗り、沼を出て行きたいがお前の家の杭三本が邪魔なので抜いてくれ、お礼に末代まで長者にしてやる、と言った。約束の時間、大蛇は笛太鼓で知らせながら沼を抜けてきたが、それを見ていた西の肝煎が「蛇ぐいうて、蛇ぐいうて」と叫び、東の肝煎りは夢の約束を忘れて小太刀を地面に突き刺した。すると音は止まった。それから東の肝煎の家は絶え、東岸の集落は滅びた。小太刀を刺した土地は草木が生えず、それを見つけたものは長者になれるという。
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カッパ
1924年 岩手県
東林家の座敷には海から河童が上がってくる。
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サケノオオスケ
1975年 秋田県
タカにさらわれて犬の島に行った男が、さけのおおすけに助けられて帰ってきた。
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タカタカボウズ,カワウソ
1985年 愛媛県
執筆者の父親が祖母から聞いた話に、タカタカ坊主が出たというものがある。ある夜、中門の戸がたたかれるので開けると高下駄を履いた小僧がいる。どんどん背が高くなるので「高いねや」と言うと低くなり、「低いねや」と言うと高くなる。伸びきった頃を見計らって棒で足を払うと一匹のカワウソになり逃げて行った。
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ヒノタマ
1981年 和歌山県
人が死ぬ前に火の玉が飛ぶ。それが魂が抜けるという。一週間前に抜けるとか、寺の方に飛ぶとかいう。
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タケニンギョウ
1980年 秋田県
ある家の倉で、夜毎に竹人形が騒いだ。近所の人が人形を斬り殺したら、家のカマドが傾いた。
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ビンボウガミ
2001年 青森県
金山沢で三本の指に入る南という財産家の旦那は、与伝のある人物に出会った際に、貧乏神が何処へ行くのだと問うたところ、その人物は足を止めもせずに金山沢の南の家へ行くのだと言って通り抜けていった。この為か、以後、南は家が傾き、身代切となってしまった。
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ニンギョウ
1980年 秋田県
ある侍の倉で、夜毎に人形が騒いだ。その人形を釜で煮たら、家の繁栄が止まった。
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オツゲ
2003年 福島県
S13年7月,アカウミガメの漂流死体を鳥居の下の参道脇に埋葬し,石塔を建立した。S27年,漁のよくない年にユウキチ稲荷という拝み屋にお伺いをたてたところ,アカガメ様の信心が足りないからだというお告げがあったので,この石塔にベンガラのようなものを塗ってアカガメ大神として祀りなおした。
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(ゾクシン)
1969年 岐阜県
鳥が家の中に入ると良い事があり、出ると悪い事があるという。
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