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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タタリ
1983年 京都府
向日神社の祭式は、寅の日に神輿を南の方上、上野村の旅所に渡御の日、巳の刻馬場村から馬上の童子を出すという。これはこの村の秘事であり、その辺りの者が見る事を禁じている。もしも見たら必ず祟るという。但し往来の者は大丈夫だという。

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トラノヒ,ソウシキ,(ゾクシン)
1915年 山形県
寅の日に葬式を出すと死人が戻ってくるといわれている。
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トラノヒ,ソウシキ,シニン,(ゾクシン)
1915年 山形県
寅の日に葬式を出すと死人が戻って来るという。
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カミナリ
1980年
道理の分からない者は、雷が落ちた時にその正体が見えると常に言う。たとえば寅刻ならば虎、卯刻は兎、辰刻は龍と、12時に従ってその形を変化させるというが、これは俗説である。
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(ゾクシン)
2004年 香川県
年の初めの寅の日に人が亡くなると、死者が続くといって寅伏せを行うという。
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テング
1987年 京都府
1月12日までの初寅の日には、天狗がだますというので、山に入ってはいけない。
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ヌエ
1975年 京都府
康治3年4月25日寅の刻、同年6月18日丑の刻、同月24日に鵼が鳴いたとある。
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タノタタリ,タシロノカミ
1971年 京都府
村と村の境にある三日月形の小さい田は、地頭も祟りがあるといっているが、作らないと二村に祟りがあるという。ふたつの村の尼が身を清め別火をしてつくった。この米は伊勢の御神の初穂にあげる。池を田代の神と伝えている。
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ダイジャ,リュウ
1996年 香川県
玉越村の林の谷と小槌島の間を大蛇が往来しているという。一説には龍だともいう。この蛇を見た人は死ぬといい、空を歩く蛇を見ると縁起が良いという人もいる。
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(ダイナルヒ)
1980年 東京都
享保の頃江戸に住んでいたが、その家の向かいにある山に伝通院という寺があった。正月25日の戌刻に寺の辺りから大きな光が出て北や南に歩いた。その後、空に上って星に成り、夜な夜な輝いた。そして3月8日巳刻に、牛込から千住までの大火事が発生し、この寺の庭で非常に多くの人が焼死した。
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キツネ,タロウジャドン
1935年 熊本県
太郎じゃどんという有名な狐が、村の者4・5人と共に参宮した。無事に戻ってくることができたので、狐が村の者を招いて同行祝いをした。村の者はご馳走を食べ酒を飲んだ。帰りに小雨が降っていたので、狐は傘を貸してくれた。村の者が傘をさしながら歩いていると、子供たちが笑う。気がつくと雨など降っておらず、さしていた傘は芋の葉っぱだった。
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コクソンサン
1991年 高知県
黒尊さんに関する俗信。黒尊さんは山の神でもあって、山の8合目から上には雷が落ちない。神輿を出す時には、神輿が通りそうもないところの木が動いて神輿を通す。
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タタリ
1977年 和歌山県
昔、新助という医者が村の娘と仲良くなったので、村の者が殺そうとした。隣村まで逃げる途中、谷で村の若者がクマデを打ち込んで殺した。この谷を新助谷といい、この谷の草を刈ると祟りがあるという。
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シバテング
1976年 徳島県
東西祖谷山村から一宇村辺りは妖怪の話も多い。この辺りではシバテングが山中で仕事をしていると大木を切り倒す音をさせるという。
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(ゾクシン),ヘビ
1933年 千葉県
印旛村川上村、千葉郡都賀村では、蛇を殺すと祟るから、焼いてその憂いを除く。
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(センシシャノタタリ)
1989年 長野県
村一帯に悪病が流行ったときに巫女に拝んでもらうと、戦死者の霊が祟ると言われた。千九人童子の墓という碑を建てると治ったという。
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ソラガミサン,テング,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
正月初寅の日に山に行くと空神さん(天狗)に戒められるという。
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ジゴクノト,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
7月16日には墓参りをするのだが、この日は地獄の戸が開く日だといわれていて、川へ入ることが禁じられている。
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ミツケテンジン
1974年 静岡県
東海道の見付宿にあった天満宮の祭礼では夜に神輿を渡すのだが、その時は一切の火気を禁じ、声を出せば災いがあるといわれている。
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ヒイミサマ,ボウレイ
1928年 東京都
大島の泉津村で一揆が起こったとき、30人あまりが神津島に流されることになったが、1月24日に暴風雨のために全員が海に消えた。その亡霊が泉津村にくるので、24日の晩は海を見てはいけないといわれている。もし、船を見ると祟りがあるといい、この晩は真っ暗にして火をたかない。また、日が暮れると戸を閉じで外出しないのだという。
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(ゾクシン)
1991年 高知県
黒尊神社の祭りの日は毎月18日で、この日は山も川も百姓もみな休みで、川で泳いだり魚を捕ったりしてはいけなかった。また、生木も切ってはならず、もしその日に木を伐るとケガ人が出るといったり、巳の日に木を伐ると虫がついて役に立たないという。
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(ゾクシン)
1977年 和歌山県
大塔村(旧富里村)の俗信。歯が抜けた夢を見ると、親戚に不幸があるという。蛇の夢を見ると、金運が良いという。4羽ガラスを見ると、人が死ぬという。屋敷内にビワやミカンを植えると、病人が絶えないという、など。
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