ゴツタイビ 1903年 三重県 鬼火。
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オニビ 1991年 山形県 墓などで、雨が降る夏の夜、青白い火がチョロチョロ燃えている。これを鬼火と言う。
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ゴツタイビ,オニビ 1956年 鬼火の異称。
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イゲボ,オニビ 1956年 鬼火の異称。
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オニビ,キツネビ 2002年 燐は鬼火という。墓などには狐火といって化生物などが火をともして見えたり消えたり、行きつつ戻りつつする。鬼火は化け物などのともす火をいう。
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ゴッタイビ 1938年 三重県 ゴッタイビとは鬼火のことであるという。
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オニビ,キツネビ 2002年 鬼火の注として、古戦場の血が化ける、また狐火、とある。
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キツネビ 1994年 鳥取県 きつね火は今でも出る。夜、電気工場への道で、ずっと火が続いているのを見た。きつねが人骨をくわえて走ると火がついてきつね火になるという。
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ショウノオニビ 1921年 徳島県 賀茂宮あたりに唐笠大の鬼火が出て人に近づいてくる。
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ソウケンビ,〔インカ〕,〔オニビ〕 1978年 京都府 千本の郊野にそうけん火というものがあり、六反火のように燃える。昔、宗玄という山伏が処刑され、その霊が火になったという。慣れてしまうと凄いとも思わなくなり、蛍のようなものである。伴高蹊などはこの鬼火をみて漢詩を読んだ。
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キツネビ 1989年 長野県 夜中、田んぼの中で火が燃えたり丘の向こうの山の辺りで火がついたりして明るくなることがある。きつね火だという。
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キカ 1977年 夜陰の鬼火は世俗の人が珍しいと玩弄する。
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インカ,ヨウカ 1975年 太陽心火、星精の飛火、君火などの陽火および水中火、石油火、相火などの陰火について。また狐、鼬、蛍などの火は火に似ているが火ではない。
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キツネビ 1994年 鳥取県 昔、きつね火が出たことがある。
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ボウレイビ,オニビ 1983年 秋田県 菅江真澄は猟師が2人船に乗り、人と同じくらいの大きさの火を見て驚いている絵を描いている。また、雄勝郡の藤倉には鬼火の石があり、石が燃えているように見え狐火のようであったと出ている。
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キツネビ 1994年 鳥取県 きつね火は今でも出ることがある。
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イゲボ 1938年 三重県 伊勢の度会郡では鬼火のことをイゲボという。他では耳にしないので、由来を想像しにくい。
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キツネ 1974年 滋賀県 火が入っていない炭窯に、火が見える。狐が火を噴いていると言った。
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ホタル 1923年 兵庫県 夙河原の蛍は天正年中に亡びた明智光秀の一族の鬼火であるという。
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キツネ 1984年 山梨県 狐は火を嫌う。
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キカ 1938年 鹿児島県 キカは火の玉のことである。大きな火の玉が細かく分かれたものだという。鬼火の漢語がいつの間にか定着したものだと思われる。
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