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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アヤシキモノ
1974年
怪しいものを見てそれを怪しいと感じなければ、その怪はおのずから消滅する。

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ショウヨウ
1976年
芭蕉は草であるが大木のようになる。その魂も化けて怪しいことをなすのだろう。千年の年を経た大樹も怪しいことをなすことがある。この類だろう。
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スマボウズ
1956年
家の怪。
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アヤシキコト
1974年
相対替えした屋敷に住んだところさまざまな怪しいことが続いた。元の住人に話をしたところ、数代そこに住んでいたがそんなことはなかったという。家主によって怪しいことが起こったのだと世間は噂した。
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イキニンギョウ,ユウレイ
1931年 大阪府
妖怪に縁あるものばかりを趣向の種にしている見世物小屋があり、気の弱い者だと心地よい風をも怪しく感じてしまうほど気味の悪い所である。
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ヘビ
1968年 奈良県
怪しいものが夜な夜な娘の所へ通って来たので、その者の着物の裾に糸をつけて辿って行ったら、大きな蛇だったという話がある。
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キカイ
1979年
新井白蛾の『闇の曙』という書によれば、人が村里や市街を居所としているのに対して、怪しいことや不思議なことは深山幽谷を住処としている。だから人がその奇怪の住処に行くと、彼らの目には怪しいものが来たと映る。
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ゾットスルヨウナトコロ
1955年 山形県
山中では何でもないのに急にゾッとするような所がよくある。そんなところは何かしら怪しいいわれのあるところ。
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ボウレイ
1948年 香川県
浜辺に他国人が打ち上げられ、その亡霊が怪しい火となって燃えた。仏踊りをしてそれを収めたという。
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アヤシミ,キン
1976年
怪を見ても怪しまなければ、その怪は破れる。ある家の炉に菌が出て家の者が驚いたが、主人が逆さまに生えていたら怪しいと言うと、菌は逆さまになった。主人は菌を笑い抜いてしまった。
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マドウ
1954年 岡山県
昔は旧九月の頃に、ここで怪しいものに出会うことがあり、体験した人もいる。怪異に出会うと頭痛が激しくなって家に帰って寝込む。
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ヒトクビ
1965年 京都府
清盛は人首の怪異を睨みつけて消滅させた。
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ムジナ
1939年 新潟県
田の上を笠が廻りながら飛んでいるので、覗いて見ると狢が尾を振りながら飛び回っていた。怪しいものが見えると、下駄などを脱いでその歯の間から透かしてみると正体がわかる。
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キツネ
1938年 鳥取県
狐つきは中流以下、全村で信じられている。消滅しつつある。
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レイム,シンレイ
1973年 秋田県
大平山に鎮座する三吉大明神を信仰している者が怪しい夢を見た。それは山上で神人が人に日頃信仰により利益を与えるというものだった。妻も同じ夢を見たので急いで祠を建てると様々な願いが叶ったが、成就した時餅を供えなければ祟った。
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タヌキ,ゲトウ,〔ジンリ〕
1963年 岡山県
ゲトウ(狸)が人に憑く。これを人狸という。祈祷すれば消滅する。
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テング
1967年 福島県
天狗の森というところでは、夜になると怪しい青い火が燃えたり、この森に入って帰らなくなった人もあり、天狗の仕業だといって近寄る人もなくなったという。
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キャシャ
1913年 岩手県
カサノカヨウという山にキャシャというものがいて、死人を掘り起こして食べるという。その近くに怪しい女が出て歩くのを多くの人がたびたび見た。その女は、前帯に赤い巾着を結び下げているという。
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レイコン,タタリ
1938年 鳥取県
霊魂のたたりは、各階級全村にある。漸次消滅しつつある。
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バケモノ,アヤシミ
1976年
怪はそれを見る人の心の影像であり、心が平穏であれば見ることはない。
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ユワタシガミ
2001年 鹿児島県
ユワタシ神は、怪を見るような人には見えるという。
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カワソ,カワウソ
1985年 愛媛県
ある男が橋の上で女に子供を抱いてくれと頼まれた。男が不思議に感じ子供を見ると、それは大きな石だった。
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