ヤクシサマ 1974年 山梨県 尾崎集落の薬師様が盗まれて横浜の寺に売られたが、いくら直してもひとりでに尾崎のほうを向くのだという。
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(ゾクシン) 1973年 香川県 氏神は尾崎大明神といい、女神である。妊娠したら、朝晩必ず「軽くできますように」と祈るのがいいという。
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(ゾクシン) 1938年 徳島県 毎月9日は山の神の祭り日なので、この日は炭焼きは仕事を休み、ヤマシは山へは入らないという。
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ヤマノカミ,タノカミ 1972年 山形県 旧3月17日には山の神が田の神となり、旧9月29日には田の神が山の神になるという。
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ムジナ 1935年 新潟県 夜道を歩いていると、9月というのに盆踊りの声や太鼓の音がする。おかしいと思っていると、聞こえなくなった。これは狢がいろいろな音を出していたからだろう。
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アブラナセ 1939年 新潟県 ある旧家にアブラナセという妖怪がいた。家人が油を粗末に使うと、すぐに出てきて「アブラナセ」と言ったという。アブラナセとは「油を返済せよ」という意味である。
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(ゾクシン) 1938年 栃木県 旧暦9月9日・19日・29日を三九日という。この日に茄子を食べると、中風にかからないといわれている。季節の関係で三九日に生茄子を得られない場合は、漬けておいたものを代用として食べるという。
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コクウダイコ,カイオン 1913年 山口県 毎年陰暦6月になると、太鼓を打つような音がする。これは虚空太鼓と呼ばれている。昔、ある軽業師が瀬戸で難船して死に、その怨霊が祭りの頃になると太鼓の音をさせるのだという。
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ミコ 1977年 福島県 昔、西羽賀のある家で、子供が堤に入って死んだ。ミコをあげて神おろしをしてもらったところ、永農にある土地に山の神を祀っているのに、お参りしないからだと言われた。その後、9月19日にはお参りに行くようになった。
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(ゾクシン) 1942年 三重県 7日に発って9日に帰ると死ぬ。
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クリメシ 1939年 熊本県 旧9月9日には栗飯を炊いて、神仏に供えて一家で食べるが、「後先見ずに食べろ」と言う。もうすぐ米がとれるからだという。
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テング 1972年 石川県 天狗が住むという断崖がある。太鼓の音が時々することから太鼓壁と呼ばれている。
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オトキビ,エンコ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 9月16日はオトキ日である。この日は「地獄の釜も休む日」といって、風呂を沸かさない。また、この日に死ぬと極楽へ行けるという。この日は魚を捕ること・池や川で泳ぐ事を忌む。泳ぐと、エンコが引っ張るといわれている。
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ヤマノカミノショウガツ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 1月9日は山の神の正月なので、山仕事をすると罰が当たるといい、この日は仕事を休むという。その日の朝は山に行って御幣・祝い餅・にぼしを供える。ちなみに毎月9日には木を切らない風習があるという。
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シブヤサン,カッパ 1952年 熊本県 高戸村では、部落ごとに河童の神様が祭ってあり、これをシブヤサンと呼んでいる。旧暦の9月5日がお祭りで、子どもたちがその祭りを管理している。
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リュウジンサマノマツリ 1972年 長崎県 新暦8月29日は小干の竜神様の祭りである。この祭りを止めた年に病気が流行ったので、毎年やるようになったという。
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アブラナセ 1921年 新潟県 家人が油を粗末に使うと、すぐに出てきて「アブラナセ」と言ったという。アブラナセとは「油を返済せよ」という意味である。それは、病死をしたその家の次男が化けて出たともいう。
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カブキリ 1980年 秋田県 カブキリは古い家やお金持ちの倉にいて、これが出て行くとその家は家運が傾く。カブキリは真っ黒で汚い子どもの姿。
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ヤマノカミ 1946年 岩手県 山の神様の祭日には山仕事をしてはいけない。
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(ゾクシン) 1977年 福島県 お薬師様は腹の神であるという。お祭り日は旧8月8日・9日で、二歳の子供は必ずお参りをさせて、階段の苔をなめさせると腹を病まないという。
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ムジナ 1990年 秋田県 狢は夜に、太鼓の音や木をきる音、倒す音をさせる。
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