国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ホオリ
1994年 東京都
ホオリという男性の神役がいる。それまで体が弱かった夫がホオリになったのを機に、風邪を引かなくなった。

類似事例(機械学習検索)

ナカニワノヤマノカミ
1964年 群馬県
山の神は男性神だという。
類似事例

カゼノカミ
1991年 大阪府
ぼろぼろの長屋に貧乏な男が住んでいた。冬のある日、風邪を引いた男がスルメを焼きながら酒を飲んでいると、押入れから貧弱な老人が出てきた。実は風邪の神で、スルメの臭いが嫌いだから出てきたのだった。風邪の神が出て行くと、風邪が嘘のように治った。
類似事例

セキノカミサマ
2000年 神奈川県
風邪で死んだ旅人の塚があり、咳の神様とされていた。風邪を引いた時はご飯が炊き上がるまでのあいだに拝みに行けば治ると言われていた。
類似事例

イヌガミ
1984年 愛媛県
体調が悪くなった女性が「道切り」で良くなった。犬神持ちのNに憑けられると、風邪を引いたような感じになり、自分の体ではないような感覚に陥る。おしゃべりになるのは、話好きのNがうつったからである。
類似事例

ヤカミ
1994年 東京都
ヤカミ衆という老女の神役集団がある。ある女性は、それまであった月のものもヤカミになったのを機に全くなくなった。
類似事例

ヤクガミサマ
1984年 神奈川県
厄神様の風邪薬はお茶の葉で、これを煎じて飲むと風邪が治るといわれた。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 群馬県
七草に関する俗信一束。七草粥を食べると風邪を引かない、など。
類似事例

トリゴ
1946年 岩手県
生まれたとき体の弱い子どもは取子として神様に名前をもらうと強い子どもになる。
類似事例

サベノイズミ
1990年 長野県
北小倉にさべの泉があり、この泉の水をつかった沸かし湯は風邪によく効くという。昔、風邪で死にかけた子供が「さべの泉の水が飲みたい」と言ったので、家人がこれを飲ませたところ、まもなく風邪が治ったという。
類似事例

(ゾクシン)
1974年 滋賀県
庚申さんに関する俗信。庚申さんは風邪の神であるので、祀ると風邪を引かないという。また、12人の子供が居るので、庚申の日には12個の小さなおはぎを作って、その上に大きなおはぎを乗せて供えるという、など。
類似事例

イヌガミ
1985年 徳島県
以前ある老婆に、犬神筋の男性の犬神が憑いた。女性はその男性の声で、自分の由来を具体的に喋ったという。近くの祈祷師に拝んでもらい、犬神を落としたという。
類似事例

ヨウカゾウノバケモノ
1958年 東京都
ヨウカゾウ(2月8日)の化け物に焼印を押されると、風邪を引くという。
類似事例

バケネコ
1968年 沖縄県
化け猫がある人の夫に化けていた。食事が出来ると夫にあげる前に自分の親の所に持ってき、困っていた。こういう事が続くうちに我慢できなくなった夫が出て行けというと、妻は正体を現して夫を泣き殺そうとした。すると夫は呪文を唱えたので妻はとうとうカリヤマー(化け猫)になってしまった。
類似事例

カンジャノカミ,カジガミ,カジガミ,クチ
1977年 鹿児島県
カンジャの神(鍛冶の神)を祀っている家の牛は角が鉄のように非常に強いが、誰かが買ってつれて帰ると弱くなるという。カジガミから離れると弱くなるらしいのだ。カジガミを祀っている人のクチは強くて恐ろしい。
類似事例

サイノカミ
1965年 愛媛県
さいの神が道端で寝そべっていると、車に一方の足を引かれて片足になった。以来、正月や盆に草履を作って供える時は、片足を供えるだけであるという。また、さいの神は風邪の神であるという。
類似事例

リュウグダス,ヌーダダス
1986年 沖縄県
宮古島の島尻にはリュウグダスと呼ばれる男性神役がいる。海神に仕えて豊漁や航海安全を祈願する「竜宮願い」を行う。女性神役のヌーダダスも航海安全を祈る。また、旅立ちの時にはアマテラスヌサスという女性神人が祈る。
類似事例

イヌガミ
1985年 徳島県
ある男性に犬神が憑いた。犬神は近所の女性の家から田の中を通って近道をしてやって来るという。その犬神は足が不自由らしく、普段男性は健常だが、犬神が来ると杖なしでは歩けなくなり、ひどい時は1_2週間続いたという。この犬神筋は嫁に引き継がれているとされる。
類似事例

ヒダルガミ
1992年
ひだる神に憑かれると厄介である。飢えて死に、無縁となった人の霊が憑いているという。この霊のために盆には無縁仏供養をする。ひだる神も、弱い神なので力尽きた魂が集まってこの神になったのかもしれない。
類似事例

キツネツキ
1991年 愛媛県
狐が憑いた人がいる。政治的に弱かったからではないか。
類似事例

ネエーシ,カミジケ,カミガカリ
1949年 鹿児島県
宝島の5人の神役のうち男性3人はオヤシュと呼ばれる。女性2人はネエーシと呼ばれる巫女に相当する神人で、祭のとき神ジケという神憑りをする。神役以外の普通の女性でも神ジケする者が20人位いた。生まれて初めて神ジケをすると神様をいただいといいお祝いをする。彼女たちは神の恩恵をいただいた者として信心深い生活をしている。神ジケするのはネエーシ同様祭りの日だけであるという。
類似事例

ノリワラ
1964年 福島県
ある年、のりわら(葉山の神がつく人)が風邪を引いて祭りの日に自宅にいたところ、お宮で人々が拝み出したらひとりでに神がつき、ぴょんぴょんとびながら相当離れたお宮まで行ったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内