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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カゼノカミ
1991年 大阪府
ぼろぼろの長屋に貧乏な男が住んでいた。冬のある日、風邪を引いた男がスルメを焼きながら酒を飲んでいると、押入れから貧弱な老人が出てきた。実は風邪の神で、スルメの臭いが嫌いだから出てきたのだった。風邪の神が出て行くと、風邪が嘘のように治った。

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ヤクガミサマ
1984年 神奈川県
厄神様の風邪薬はお茶の葉で、これを煎じて飲むと風邪が治るといわれた。
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セキノカミサマ
2000年 神奈川県
風邪で死んだ旅人の塚があり、咳の神様とされていた。風邪を引いた時はご飯が炊き上がるまでのあいだに拝みに行けば治ると言われていた。
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サベノイズミ
1990年 長野県
北小倉にさべの泉があり、この泉の水をつかった沸かし湯は風邪によく効くという。昔、風邪で死にかけた子供が「さべの泉の水が飲みたい」と言ったので、家人がこれを飲ませたところ、まもなく風邪が治ったという。
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(ゾクシン)
1974年 滋賀県
庚申さんに関する俗信。庚申さんは風邪の神であるので、祀ると風邪を引かないという。また、12人の子供が居るので、庚申の日には12個の小さなおはぎを作って、その上に大きなおはぎを乗せて供えるという、など。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
七草に関する俗信一束。七草粥を食べると風邪を引かない、など。
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ヨウカゾウノバケモノ
1958年 東京都
ヨウカゾウ(2月8日)の化け物に焼印を押されると、風邪を引くという。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
トンドと昨年の古いお守り札を焼く火種で正月の餅を焼いて食べると、風邪を引かないといわれている。
類似事例

(ゾクシン)
1975年 愛媛県
どんどさんは1月14日に行う。4日に下ろした正月飾りを集めて焼くが、この火で餅を焼いて食べると、夏病をしないといわれている。また、その煙に当たると風邪を引かないといわれている。
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ヤマノカミ
1967年 大分県
平沢水近くの山の神は風邪熱の神として信仰されている。赤土を団子にして供えて祈願する。
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(ゾクシン)
1964年 愛媛県
「歯が抜ける夢を見ると、親戚に不幸がある。牛の夢を見ると風邪をひく。」とかのような俗信がある。
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ヨウカイ,カゼ
1990年 山形県
山形市内では、昭和40年頃まで風邪の原因は妖怪だと信じられていた。
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ノリワラ
1964年 福島県
ある年、のりわら(葉山の神がつく人)が風邪を引いて祭りの日に自宅にいたところ、お宮で人々が拝み出したらひとりでに神がつき、ぴょんぴょんとびながら相当離れたお宮まで行ったという。
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(ゾクシン)
1981年 福岡県
星野村の俗信。銀杏を食べると、風邪を引かないという。モノモライができたときは、柄杓を温めると良いという、など。
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(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
風邪や疳、耳痛、歯痛など、さまざまな病気を治してくれる。
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ホオリ
1994年 東京都
ホオリという男性の神役がいる。それまで体が弱かった夫がホオリになったのを機に、風邪を引かなくなった。
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ウメボシジゾウ
1964年 鳥取県
戦死した武士夫婦が夢枕に立ち、梅ぼしを毎日食べれば願(風邪を治す)をかなえると言うので、その通りにすると、次々と治った。
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(ゾクシン)
1976年 京都府
庚申さんに関する俗信。庚申さんは風邪の神様であるという。子供のはしかが治ると、藁におにぎりを包んで、お礼参りに行くという。
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カゼノマジナイ
1942年 長野県
風邪に関する俗信。流行性感冒の場合には、入り口に「きちさんいらず」と書いて貼っておくという。
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キツネ
1965年 岩手県
スルメを背負ってトンネルのところまで来たら、笹薮がガサガサ鳴った。とたんに電気に触ったような、頭から水を掛けられて口や耳がつりあがるような感じがしたので、狐だと思った。「俺は絶対騙されないぞ」と言ってスルメを抱いて歩いた。人に出会った途端、通常に戻った。
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サイノカミ
1965年 愛媛県
さいの神が道端で寝そべっていると、車に一方の足を引かれて片足になった。以来、正月や盆に草履を作って供える時は、片足を供えるだけであるという。また、さいの神は風邪の神であるという。
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(ゾクシン)
1974年 山梨県
はやり病が出ると、戸口へスルメイカをつるす、などの呪術に関する俗信。
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