国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オオカミ
1938年 京都府
狼の巣穴を荒らして近くの茸を取った。すると狼に憑かれて、一家四人が命を落とした。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン),トケイ
1998年 静岡県
四時四十四分四十四秒に時計を見ると死ぬ。
類似事例

(ゾクシン),ユウレイ
1998年 静岡県
部屋の角に四時四十四分四十四秒に立つと幽霊を見る。
類似事例

ネコ
1939年 沖縄県
猫は古くなると、主人の命を取るといわれている。
類似事例

オオカミ
1993年 岩手県 
狼洞(オイノボラ)には狼がたくさんいた。猿が石川に水を飲みに群で降りてきた。山奥の狼の沢の大岩から遠吠えが聞こえた。狼がゴンボホルと言った。昔この地では狼を取り尽くして食べたともいうが、享保15年からは狼を友達とするようになった。
類似事例

ダイジャ
1991年 栃木県
タケの沢で大鼾をかいて寝ていた9尺あまりの大蛇を殺した。翌年、桑の根元に生えていた茸を食べたら原因不明の高熱を発して死んでしまった。家人が占ってみたら、その茸は大蛇がたたるために茸に化したものだった。その家では、大蛇の霊を蛇神さまとして祀った。
類似事例

キノコノカサ
1939年 新潟県
廃寺の庭で子供が盆踊りをしていた。その子供が、突然茸の笠になり、そして茸の脚となった。驚いて庵に逃げ込んだが、後で調べに行くと既にその姿はなかった。
類似事例

キツネ
1975年 愛知県
狐に憑かれた人が死ぬと、身体に穴が開いているという。
類似事例

キツネノアナ,イシ
1938年 福島県
狐の穴に石を放り込んで塞いでおいた。夕方にマエダケを取りに行くと、大きな茸があったので喜んで持ち帰ったが、それは昼間の石であった。
類似事例

ムジナ,キツネ,キノコ
1941年 秋田県
小僧が花を摘んでいると、「オロシ汁をかけられたら俺たちの命が危ない」という茸の話を聞く。後日大きな茸が寺に生えるが、これにオロシ汁をかけると貉だか狐だかの正体を現して死んだ。
類似事例

トリツキスジ
1979年 岐阜県
以前は、とりつき筋の人が他人に取り憑くといわれていた。赤ん坊が取り憑かれて死んだりした。取り憑かれた人は取り憑いた人と同じ身振り・動作をする。取り憑く人は別にその気はなく、ふとしたときに取り憑いている。その人が去ると憑き物も落ちるという。
類似事例

イッポンタタラ
1985年 和歌山県
ある人が歩いていたら、3匹の狼に着物の裾をくわえられて連れていかれた。そして狼は、その人を岩陰に隠した。するとそこへ一本タタラが通りかかった。狼のおかげで助かったので、その人は自分が死んだら遺体を狼にやると約束した。
類似事例

オオカミ
1940年 福井県
旅に出ていた村人が、村近くの山で泣いている狼に会った。見てやると、口に骨が刺さっていたので取ってやった。狼はお礼だと言って秤を持ってきたので、狼秤と呼んで使っていたという。
類似事例

キツネ,タヌキ
1973年 岩手県
狐は人を化かしても疲れさせるだけだが、狸は命を取る。
類似事例

タカニュウドウ,タヌキ(ゾクシン)
1923年 秋田県
狸は高入道に化けるが、もし狸に化かされると命を落とす。
類似事例

オオカミ
1981年 和歌山県
狼は死人の肉を食う。狼が好む肉と嫌う肉は血筋で決まっていて、外見でもわかる。狼が好きな味の人が足を洗った水や小便を狼が飲みに来る。ある名家の老人は狼に好かれる人だったので、死体を盗まれないように大きな墓を建てたがそれでも盗まれた。狼に食われるのを嫌って当時珍しく火葬にした人がいた。
類似事例

イッポンダタラ
1985年 和歌山県
狼が裾を引っぱり岩陰に隠してくれた。隠れたら、一本ダタラが通っていった。その人は、お礼に自分の体をやると狼に約束した。それで狼は代々墓に死体を取りに来る。
類似事例

(ゾクシン),タマシイ
1933年 山口県
四十九日の間は死者の魂はその家の棟を離れないという。故に一家の者は四十九日の間氏神様へまいらない。これはけがれているからだともいう。
類似事例

キツネ
1990年 秋田県
茸取りに行った人が狐に化かされて、弁当を散らかしながら歩き廻っていた。
類似事例

オオカミ
1993年 岩手県 
狼洞(オイノボラ)で狼の鳴き声を聞いたことがある。姿は見せない。狼は撃ち殺すと群が出てくるので、撃ってはいけない。
類似事例

ツキモノ,キツネ,タヌキ
1976年 京都府
憑き物に取り憑かれる人は、大抵金持ちである。憑き物は狐や狸が最もひどい。取り憑かれないために、草履を便所につけておいて、それを屋根の上に置いておくと良いという。また、取り憑かれた人は箸を便所につけておいて、それでものを食べさせると良いという。
類似事例

オオカミ
1981年 和歌山県
昔は狼が出たときに逃げるため、山の端に「狼避けの木」を植えていた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内