国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ミズコ
1985年 和歌山県
水子はインゲハンに法事をしてもらったり、高野山に行って供養したりする。縁遠かったり子がなかなかできないのは水子の祟りという。

類似事例(機械学習検索)

ミズコノタタリ
1984年 新潟県
観光客が水子地蔵を持ち帰り、テレビの上に飾ったが、その人は一週間ほどで急死した。未亡人がテレビを見ていると水子地蔵が大きな白い笠をふわっとかぶった形に見えたので気味悪く思い、地蔵を持って佐渡へ渡り、「八海山」を訪ねると、「主人の死は水子の祟り」と告げられたので、地蔵を元の場所へ戻し、供養して帰った。
類似事例

ミズコノタタリ
1984年 新潟県
みんなが世に出て幸せに暮らしているのに自分だけが苦しまなければならないという怨念から、その子の魂が他の子に憑くものが、水子の祟りで、子どもの怨霊も同様である。
類似事例

ユウテン,ジョウブツ,ミズコノレイ
2000年 東京都
怨霊の前に祐天が現れ、男に念仏を勧め、下女と水子の霊に法号を与えて成仏させた。
類似事例

ミズコノレイ
1999年 栃木県
「かごめかごめ」の歌詞の「かごの中の鳥」は、赤ちゃんがお腹の中で死んじゃったという意味である。「後ろの正面だぁれ」で振り向くと水子の霊がいるという。
類似事例

インネン
1985年 長崎県
インネンによる病いには、供養不足の死霊、祖霊の祟りや知らせ、利害関係による生霊の憑き、キツネやカッパなどの動物霊の憑き、水子の知らせ、神仏の障りなどがある。精神以上、内臓疾患や皮膚病、各種腫瘍、家庭不和事業不振などを伴うこともある。
類似事例

(タタリ)
1958年 岐阜県
害虫の発生は大原騒動で打ち首になった人たちの祟りかもしれないということになり、法事をした。
類似事例

ホトケノザイショウ
1985年 青森県
38歳の男性が体の具合が悪くて仕事ができないと相談にきた。拝んでみると、昔その家で漁のとき網に身元のわからない男の死体がかかり、供養したのだが「家紋」が違うので成仏できなかったとのこと。特別供養したら元気になった。
類似事例

テング
1982年 群馬県
六車の九十九谷は昔は百谷あって、百谷あれば高野山になれたのに、天狗が1谷隠してしまったので高野山になれなかった。
類似事例

オカミサマ
1974年 宮城県
オカミ様は、盲人の女性あるいは男性が恐山で修行をしてなるものである。死者の供養をするとき、呼び出してもらう。人が急死あるいは事故死した場合は、言い残したことを聞いてもらわないと、仏になることができないといわれている。
類似事例

アラガミサン
1972年 佐賀県
荒神さんに供えた餅は9日に餅開きをする。荒神さんは刃物が嫌いだというので手で割った。娘に食べさせると縁遠くなるとも言われる。
類似事例

キツネノヒ
1963年 岡山県
狐の火がともるのは狐が嫁入りしているからだと言う。ある人が親類の法事に行くのに山道を通っていると、道が分からなくなり、散々迷った。跡からの話では狐に騙されたのではないかということである。
類似事例

オジノレイ
1985年 長崎県
小学校2年生の男子の胸に斑点が見つかり、ホウニンの所へ行くと、「父方のオジの霊が供養してもらう人がいないので、甥に供養してくれと胸の斑点になって現れたのだ」と言われた。墓に参って供養すると、斑点は消えた。
類似事例

キツネ
1980年 秋田県
法事の土産の餅や饅頭が、家に帰ると石になっていた。狐の仕業。
類似事例

シシャノレイ,(ゾクシン)
1989年 長野県
四十九日の法事をするが、死者の霊はこの日までは屋根みねにいるといわれている。
類似事例

キツネ
1933年 長野県
クダ狐に憑かれて死んだ人の法事から帰ってきた者が、家に帰ってきたら急に病気になった。クダ狐が憑いたのだろうと考え、御嶽行者に祈祷してもらった。
類似事例

ハッピャクビクニ,ニンギョ
1980年 岐阜県
八百比丘尼は麻生野の生まれで、鈴木家が生家である。人魚を食べたので長生きをしたと言われている。若狭へ行ったとも、高野山へ行ったともいう。
類似事例

ハカ,オチウド
1958年 岐阜県
砂場の地蔵の形をした古い墓はよく祟る。地蔵を信仰している人に占ってもらうとわかる。あまりたびたび祟るので、椿の木を植えたら祟らなくなった。
類似事例

トシトリザカナ
1943年 長野県
えびす、大黒様には「年取魚」の頭と尾を供えるが、この尾を食べると縁遠くなると言い、子どもや未婚の者は食べない。
類似事例

キツネ
1999年 佐賀県
法事のりんごを持ってくる帰り、きつねに化かされて取られた人がいた。
類似事例

ダイジャショウジャ
1930年 長野県
夢で大蛇がとめるのも聞かず、殺した大蛇を見世物にしようとすると、一人娘が熱病にかかり、家にとめた六部の言うとおりにすると娘は死んだ。祟りを祓う人に頼んだが、美女が邪魔してうまくいかない。その土地を買った者には祟りが続き、祠を建てて供養した。
類似事例

(ゾクシン)
1938年 高知県
子供が股のぞきをするようになると、下の子ができるようになるといわれている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内