ヨウカイ,バケモノ 1980年 三重県 勢州の津にある堀という家に妖怪が起こり、家の中のあらゆるものが動き回った。しかし武勇優れた主人は全く恐れなかったので、主人がどこかに行く時だけ妖怪があった。そうして1ヶ月余り経つと、最初は怖がっていた家族も全く気にしなくなったので、妖怪は止んでしまった。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1997年 山形県 ひどいケチの家主がおり、所有するアパートに妖怪が出ると聞いて家賃を取ってやった。あきれた妖怪はアパートを出て行った。実は、妖怪を追い出す手段として実行したのであった。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1995年 沖縄県 ウチテーガネクは妖怪が出る場所として知られていた。夜間に妖怪の出る場所を通るときには、魔除けとして男は褌を頭からかぶり、女は簪を抜いて髪をかき乱し、簪を口にくわえて通るとどんな妖怪でも退散すると言い伝えられている。
類似事例 |
|
アヅキドキ 1931年 岡山県 小豆どきという妖怪がいるといわれる。
類似事例 |
|
スナマキ(ダヌキ) 1931年 岡山県 砂マキという妖怪がいるといわれる。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1931年 沖縄県 妖怪は鶏の鳴き声を恐れるのだという。
類似事例 |
|
ヨウカイ,モウクンドウ 1977年 福島県 妖怪のことを、モウクンドウという。
類似事例 |
|
アヅキアライ,ガマ 1934年 岩手県 鉄砲名人の男が、毎夜ザクッザクッと音をさせていた妖怪を射った。その正体は、大きなガマであった。
類似事例 |
|
モッコ 1941年 秋田県 秋田には、モッコという妖怪がいるという。
類似事例 |
|
ケンムン 1977年 鹿児島県 昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
類似事例 |
|
オニ 1936年 鹿児島県 ひとりの男がいた。あるとき男が豚と馬を鬼が食ってしまった。男は木に登って逃げたが、池に姿が映っていた。鬼は池の中に男が居ると思って水を飲み干した。その後で上にいる男を見つけ登り方を聞くが、男は嘘の上り方を教えた。最後に男は神様に降ろしてもらった綱で天にのぼり、それを真似しようとした鬼は途中で綱が切れて死んでしまった。
類似事例 |
|
ウンサダメ 1981年 沖縄県 昔、男が一夜の宿を頼んだ家で西の家と東の家に生まれる子供に運を付けに行くという話をしているのを聞いた。やがてそのふたりは夫婦になったが、男が女を追い出してしまった。男はもともと物乞いの運しか持っていなかった。裕福になる運をもった女を追い出してしまったことで男は物乞いになってしまった。女はやがて炭焼きの男と再婚し、裕福になった。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1978年 東京都 世によく知られている事に「御城妖怪の事」がある。
類似事例 |
|
ヒトコエオラビ 1965年 長崎県 一声オラビという妖怪がいる。
類似事例 |
|
シロギツネ 1940年 滋賀県 ある男が意図的に白狐を困らせたことがあった。すると、その男に白狐が憑き、男は変死してしまった。
類似事例 |
|
ゴンギャナキ 1976年 徳島県 ゴンギャナキとは、山中で赤子の泣声をさせる妖怪である。
類似事例 |
|
オンリョウ,ケンムンケンムン,イマジョ,ケンムンマツ 1985年 鹿児島県 昔は村の角でイマジョの怨霊話や妖怪ケンムンの話をした。午後7時ごろの日暮れになるとケンムンマツと言われる影の無い妖怪の火が近付いてくる。自動車が走り出してからは見なくなった。
類似事例 |
|
リュウグウ 1934年 鹿児島県 昔、貧乏な男が亀が子を産んでいるのを見つけ、亀の子を親亀の元に行かせてやった。男はその礼に亀にネインヤ(竜宮)につれていってもらい、神様の一人娘を嫁にもらった。その後、男は妻との約束を破り没落した。子供も、後妻をもらうといなくなってしまった。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1990年 山形県 昔から夜になると外出はしなかった。闇の中に妖怪がいて、病気を植え付けるからである。
類似事例 |
|
ウシオニ 1991年 島根県 ある男が海辺で寝ていると牛鬼が出てきて男の名を呼んだ。男は念仏を唱えると牛鬼は逃げた。その後、男の髪の毛が抜けた。
類似事例 |
|
ヨウカイ,カゼ 1990年 山形県 風の中では妖怪がうずまきあって生きているから、近寄ってはならない。
類似事例 |
|