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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウグウノヒメ,ロクベエイワ
1993年 岩手県 
六兵衛という美男がお伊勢参りに出かけ、渡し舟から落としてしまった笠がきりもみして水に引き込まれた。お伊勢参りから帰ると病にかかり、危篤になった。その夜、重病の六兵衛がガバッと起きて小さな穴のある岩に入ってしまい、六兵衛岩になった。竜宮の姫が気に入って、自分の元に呼んだのだった。

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ネズミニコロサレタハナシ
1956年 宮城県
享保の頃(1716~1736),仙台城下での話。享保5(1720)年4月新妻胤信より採集。伊藤氏の家来の六兵衛が鼠の妖災によって病に臥し,危篤になった。ある夜亥の刻頃,伊藤氏の義兄新妻胤信が様子を見に行くと,六兵衛は毎夜安眠できずすっかり疲労していると嘆いた。胤信が慰めていると,何処からともなく大小の鼠が6,70匹ばかり現れ,寝床の辺を這い回る。六兵衛がいくら追い払っても効果がなく,家人が来てようやく追い払った。六兵衛の話では,毎夜このような状態で医師も祈祷も効かず殆ど寝られないという事であった。間もなくして六兵衛は死んでしまった。鼠の祟りか何か,その辺の事情は不明である。
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オニ
1988年 奈良県
六兵衛という漁師が網の材料を取りに来て、大台ケ原の大蛇嵓で夜、焚火をしていると、40歳くらいの女が来て、六兵衛の飯を食い酒を飲み始めた。そこに女が来て睨み合いになり、天地鳴動して六兵衛は気絶した。気がつくと後からきた女と巨身白髪髭の老人がいた。先の女は鬼で、大台ケ原の神である女が助けに来たが、力が足りずに弥山大神である老人の力を借りたのだった。
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テング
1982年 群馬県
力五郎兵衛とまで言われた力持ちの五郎兵衛は、天狗と相撲をとって負けた。
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ロクベエギツネ
1994年 愛知県
六兵衛狐と呼ばれる狐が住んでいた。ある年の秋にあちこちで鶏が殺されたので狐退治をすることになり、巣穴近くで青松葉を燃やして狐をいぶりだした。翌日、いぶしをかけた村人の子が行方不明になった。六兵衛狐の仕返しだと言いながら一晩探したが見つからず、翌朝、両手いっぱいに彼岸花を抱えて歩いている子どもが見つかった。以来、村では彼岸花のことをきつね花と呼ぶ。
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ウマレカワリ
1944年 福井県
五兵衛という足りない男が松岡の殿様に生まれ変わった。背中にはっきり「丑ケ谷 五兵衛」と書いてあった。五兵衛の家はどんな家かと思ってか、後に殿様の家老が見にきたことがある。
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キツネ
1922年 茨城県
治郎兵衛という農夫が山林中で死んだ雉子を見つけ、持ち帰った。夜になって治郎兵衛の家の周りを1匹の狐が鳴きながら何回となく回った。「そんなに欲しくば返してやる」と、治郎兵衛が戸を開けると狐はすでに絶命していた。それから間もなく治郎兵衛の家の前の石橋が破裂し、家は全焼し、治郎兵衛一家は離散した。雉の持ち主は狐で、眷属の大宴会に雉を出す予定だったが、治郎兵衛に取られ、多くの賓客に合わせる顔がなく、帰ることも出来ず治郎兵衛の家の周りを泣き明かしつつ死んだという。
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タロベエキツネ,キツネ
1929年 島根県
悪戯をする太郎兵衛狐がいた。あるとき和尚が林の中にある太郎兵衛の家に行き、和尚の持つ寶頭巾と、太郎兵衛の変化自在の「玉」を交換しないかと持ちかけた。寶頭巾で何にでも化けられると思った太郎兵衛は、その話に乗った。しかし、「玉」を奪われ頭巾も効力がないと知り、無念の日々を送るようになった。
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キツネ
1986年 石川県
化け石のところで狐が化かして、六という駄賃持ちはいつも油げをとられていた。若い連中と協議して油げを買い込み、六の母親に化けて出てきた狐を縛って火で炙ってこらしめた。あくる日、六が町へ行こうとしたら、山から狐が「おぞーい、六、おぞーい、六、怖しい六」と遠吠えした。
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〔ヒカリマツ〕
1977年 東京都
早稲田村の青柳津六兵衛という人の土地にある1本の松は、夜に時々光るので、光松と名付けた。
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タタリ
1997年 長野県
中原の洞で旅の六十六部が行き倒れて亡くなったので、近くの人たちが葬った。しばらくして近くに災いが起こり、行者を頼んで調べてもらったところ、六十六部の墓を粗末にしている祟りだと教えられ、祀りなおした。
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ゲンベエヤシキ
1955年 山梨県
源兵衛が最後まで残った屋敷の跡の田圃を源兵衛屋敷という。源兵衛は名うての豪家で毎月慈観寺に碁打ちに出かけていた。ある日源兵衛が和尚に手相を見てもらうと、終いには乞食になるということであった。源兵衛は「どんなに寝食いに食っても3代はある身代だ」といったが、厄病と火事との重なる事件のため、明治維新頃には乞食となり、どこで終わったか知る人もないという。
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ロクゾウサマ
1984年 埼玉県
六三さまという神様は人間の体にいつもくっ付いている。毎年くっ付く場所を変え、その場所が病気になりやすい。病気の時、六三の厄に気づかないと六三様が動き回りあちこちが悪くなる。だから病気のときは六三除けをしてから医者に行ったほうが良い。
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フクロウ
1974年 京都府
京のかまや下立売下る町に、丹後屋佐兵衛という絹屋がいた。訳あって絹屋仲間から憎まれていたが、丹後屋に絹を織らせないとの内談を聞いたので、佐兵衛は丹後に人を遣わして絹糸を買い占めてしまった。その頃佐兵衛が所持していた機織器に鴟がとまっていた。すると翌日一機の糸が何故か切れていた。佐兵衛は犯人を捜したが見つからず、それから毎日切れ続けた。そこで色々と加持祈祷を頼んだが、愛宕山に祈願することでその災難は起きなくなった。
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(ナカヒラソウベエノボウレイ)
1964年 高知県
検地役人をだました義民・中平宗兵衛が首を討たれたとき、霊が渡し舟に乗った。声だけだった。
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タヌキ
1996年 香川県
中山の和兵衛さんが菓子を背負って玉越村へおろしに来た。すると狸に化かされ、東の峰へ登らずに南の方へ登っていった。和兵衛さんが大声をあげたら、村の若い衆がかけつけてくれた。和兵衛さんは足を血まみれにして座り、菓子は食べられていた。
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ロクブノタタリ
1982年 宮城県
六部は1人では歩かない。小金を持っているので、できるだけ2人1組で歩く。2人組の六部が泊めてもらって翌朝出ようとしたら、連れの六部は先に行ったといわれた。不思議に思って鍋の表面の油で占ったら、連れの六部はこの世にいないと出た。そして竃の灰の中にその六部の鈴があった。六部を殺した家は祟られる。
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ナナフシギ
1993年 岩手県 
石鳩岡の七不思議。七つ谷の洞窟、幡矢神社、化け石、六兵衛岩、弁慶の積み石、三つ石、赤梨の木
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ロクシャクボウズ
1996年 石川県 
六尺坊主が出たと言われる坂がある。
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チテイコク
2001年
甲賀三郎は六十六か国の山々を探して春日姫を救出したが、人穴に落とされて地底国を遍歴した。
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ロクボウサン
1993年 岩手県 
六坊さんを殺して品物を奪った家に悪い事が続き、六坊さんを殺した事がわかってしまった。
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(ゾクシン)
1975年 愛知県
「六部どうりん禅定」と書かれた石塔がある。ここまで来て死んだ六部の遺言に従って建てられた。女性の下の病に効くという。
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