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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ
1990年 大阪府
ある日、旅の僧がお堂で一泊していると女のゆうれいがやってきて「私はここにいるが大阪の両親が供養に来てくれないので頼んできてくれ」と言った。そんなことを言っても誰も信じないと僧が言うと、幽霊は着物の片袖を引きちぎって渡した。大阪の両親はあわてて供養したという。

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フナユウレイ,ホッコクユウレイ
1929年 長崎県
盆と大晦日には船を出さない。特に15日と大晦日の晩は柄杓をくれと言う不思議なことがある。盆の船幽霊はほっこくゆうれいだと言う人もいる。
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ユウレイ,ムスメ
1933年 大阪府
家計を扶けるために女郎となった娘の青ざめた首が、両親の家の上がり口に現れ、すぐに消えた。両親は夢の様な感覚に陥ったが、数日後、娘の病死の報せを受け取った。両親を思う一念より、幽霊となって二人の下に現れたのだと言われている。
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フネユウレイ
1975年 愛媛県
大抵の人は舟ゆうれいを見るという。舟になったり汽船になったりして、舟の先へ出る。舟ゆうれいをよけると、また先へ出る。舟ゆうれいをよけると、また先へ出る。汽船の舟ゆうれいは大変美しいが、音が少しもしない。
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ギョウキボサツ
1942年 徳島県
ある男が馬に塩鯖をおわせていたところ、旅の僧がその鯖を1匹くれと言った。男は悪口を言って通り過ぎようとしたが、僧が1首詠んだ途端、馬の具合が悪くなって進めなくなった。僧がえらい人だと気づいて謝り、鯖を分けると、僧は歌を詠み変えて、即座に馬を治してくれた。
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ユウレイ
1976年 山口県
寺に女の幽霊が来て、供養して欲しいという。和尚が証拠をと言うと、髪の毛を三本置いていった。
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ユウレン
1975年 滋賀県
幽霊のことを、ゆうれんという。
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オオサカマル
1987年 山口県
夜、沖に昔沈んだ大阪丸という商船が出る。沖に見えた大きな船の速い火が急に消える。大阪丸はお姫様を乗せていたので沈められた。船に乗っていた人間が泣く声も聞こえたが、供養してから出ないようになった。
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キツネ
1973年 茨城県
下総国飯沼郷で昔、浄土宗弘経寺にいた論議の上手な僧の正体は狐だった。僧は去ると言い、正体を見抜いた僧に何でも望みのものを見せると言った。僧が阿弥陀を見たいと言うので、見せてやるが拝んではならない、拝んだら自分は死んでしまうと言った。実際に阿弥陀来迎の相が現れると僧は思わず拝んでしまった。すると狐は死んでしまった。
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チシャダイシ
1978年 広島県
昔女が一人で暮らす家に旅僧がやってきたので、女は団子汁をご馳走しようと考えたが、雪が降っているため難儀していると僧が代わりに大根と蕪を取ってきた。女はそれで団子汁を作ったが、雪に僧の足跡がついてしまったと言うと僧は呪文を唱えて足跡を消したので、女があなたはどなたかと訪ねると、僧はかき消すように消えた。これは智者大師であった。
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カタメシイアルヘビ
1976年 京都府
一病僧が宇治に安居していたところに、ある日、いつも出入りしている芋売りの男が行ったところ、門から片目盲ある蛇が入っていった。男は何となく恐ろしく思い、近くの家に入った。その時病僧は死んだ。その因縁とは、この僧が某国で醜い眇めの女と馴染んだが、僧はその内女が疎ましくなりその地を去った。しかし、その後も尼になり付きまとった。その後に僧は宇治に来たのだと言うことだった。
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トリイ
1998年 静岡
トイレに入ったとき、親指を隠さないと両親が死ぬ。
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オオサカマル
1987年 山口県
夜、沖に昔沈んだ大阪丸という船の幽霊が出る。大阪丸は軍用金を運んでいたので沈められた。沈んだ日になると、電気をつけた大阪丸がシュッ、シュッと音を出して海を回って、元に戻って沈む。
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(ゾクシン),トイレ
1998年 静岡県
トイレに入ったとき親指を隠さないと両親が死んでしまう。
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チャヤムスメ,ダイジャ
1913年 富山県
茶屋の娘が両親に産む姿を見ないようにと言って、家に入った。両親が約束を破って覗くと、12匹の小蛇を産んでいた。娘の言うには橋の下に住む大蛇が夫であるという。娘は小蛇を抱いて水中に姿を隠したといわれる。その茶屋は今もあり、小蛇の掛図が伝わっている。
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コウボウダイシ
1967年 福島県
ある日、一人の貧しそうな僧侶が川を渡してくれと言ってきた。それを船頭が、お前のような汚い乞食坊主は渡すことはできないというと、僧侶は怒って、それでは誰でも自由に歩けるようにしてやろうと、その辺り一帯のみずを止めてしまった。この乞食僧は弘法大師であったといっている。
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ユウレイ
1995年 愛知県
幽霊は恨みの念か、供養して欲しくて出るという
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カタナ
1977年 和歌山県
家の刀を大阪に持って行こうとしたら、鞘が走って肩が切れた。大阪に持っていったあとも足が痛くなるなど悪いことがおこった。刀が自然に飛び回り、どうにもならなかった。今は家に祭っている。
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レイキュウシャ
1998年 静岡
霊柩車を見たら、親指を隠さないと両親が早死にする。
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ジャ
1960年 秋田県
役場に勤めていたある人が、ある晩遅くなってから自転車で帰ってくると、角の生えているジャを見た。ジャを見た所を通ると死ぬと言われている。両親は心配して、もう役場に行くのを止めるように言ったが、その人は無視した。その後、役場から帰ってこないので、両親が心配して迎えに行くと、田んぼに自転車ごと落ちて息絶えていたという。
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リュウジョ
1970年 奈良県
三輪山の麓に慶円という僧がいた。この僧が竜女が女に化けているのを見破ったところ、竜女は教化を受けて天上したいと願った。僧が竜女の望みをかなえると、竜女はお礼として宝珠を渡して天上した。
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(ゾクシン),ユビ,ハヤジニ
1998年 静岡県
霊柩車を見たら親指を隠さないと両親が早死にしてしまう。
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