テング 1964年 滋賀県 天狗の太鼓叩きは、山のほうから太鼓の音が聞こえてくる。聴き耳を立てると聞こえなくなる。天狗さんが笛を吹くのは怖い。朝いいかげんに日が昇ったときや、空がオンボラ(雲ってどんより)した日、雨の降る日に笛を吹く。天狗さんが鉦太鼓を叩いているときは、喜んでいるとき。
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テング,デンデコタイコ 1937年 福井県 デンデコ太鼓とは天狗の太鼓のことである。村で天狗が太鼓を鳴らして笑い騒いでいることがある。
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モキチノメン 1928年 愛知県 茂吉面は祭りに使われる、大国主命を現したといわれる黒面か赤い鬼の面である。翁に取り憑かれた者が面を彫刻させて寄進したと言われる。。
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テング 1982年 群馬県 迦葉山には天狗のお面を奉納する。交通安全のお守りとして天狗面のマスコットも売られている。
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アマゴイノメン 1984年 新潟県 牛尾神社に伝えられている「雨乞いの面」をつけて舞ったり、祈禱したりすると雨が降るといわれている。
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テング 1985年 愛媛県 天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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ヤクシノメン 1939年 島根県 山田寺の薬師の面の漆を塗り替えるために、京都の漆屋へ送ったが、その木が大金になるというので他の木で面を作り送り返した。すると面が怒ったので、八代の山田寺へ帰れと言って面を海へ投げたところ、同郡の温泉津の濱へたどり着いた。子供が面を拾って舞を舞っているのを八代の庄屋が見た。その夜、面が庄屋の枕神に立ったので、庄屋は面を山田寺へ持ち帰ったという。
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テング 1988年 長野県 山には天狗が出る。
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アマゴイノメン 1984年 新潟県 正法寺に伝えられている「雨乞いの面」をつけて舞ったり、祈禱したりすると雨が降るといわれている。
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メン,レンニョショウニン 1984年 福井県 昔、蓮如上人が吉崎におられたころに、夜ごと上人のもとへ参詣する嫁に腹を立てた邪見な老婆が鬼女の面をかぶって嫁をおどしてやめさせようとしたところ、鬼女の面が顔にくっついてどうしても離れない。それで、上人のところへ参り前非を悔いたら顔から面が離れた。この面は願慶寺や、吉崎周辺の寺に数面残っていて、面の本家争いまで起こっている。
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テングノタイコ 1988年 富山県 天狗の太鼓をきいた人がいる。
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アマゴイノメン 1939年 島根県 小笠原氏が将軍家から貰ったという能面があり、雨乞いのときにその面を出すと、必ず雨が降るという。
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テング 1979年 徳島県 天狗の下駄や、天狗の馬の蹄の跡が残っている天狗岩がある。天狗は正月になるとその岩に来て鉦や太鼓を叩くので、近隣の老婆は「恐ろしい」と言って早くから家の戸を閉めていた。
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テンク゛サマ 1960年 三重県 天狗様が太鼓を叩いている間はいいが、鉦を叩くようになったら、山にいてはならない。
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オオウナギ 1975年 山口県 雨乞いをすると大うなぎが出てきて、雨が降る。
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テング 1988年 長野県 道に天狗が出る。
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オメンサマ 1984年 福井県 お面様の祭りとよばれる、正月の行事にはお面様の礼拝が行われるが、このとき氏子一同がお面様を礼拝する。このとき面が柔和な顔に見えるときは豊作だが、怒った顔に見える時は不作だといわれている。
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ウミテング 1956年 東京都 海天狗というものは人を化かす。
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テング 1956年 静岡県 この辺りでは、片拍子や、山での笛吹きや太鼓鳴らしは、するものでないと言われている。
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テング 1919年 岐阜県 美濃国養老郡一の瀬村付近では、大きな天狗の面を作り、村人が鉦や太鼓で囃したてながら隣村へと順に送り、山奥深くまで送っていく天狗祭がある。天狗が村里に出現して人畜に該をなすのを封ずるためであるという。明治初年まで行われていたらしい。
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テング 1958年 香川県 下副家の雨乞い祭りの時、大川山までの間に白布を敷いたような白雲がかかる。するとこの雲にのって天狗がやってくるという。そして松の木に天狗が座ると必ず雨が降る。赤い顔をした天狗であったという。天狗が現れた後は蝶が舞っていたとも伝えられる。
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