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検索対象事例

(ハチマンジンジャノシンゾウ)
2002年 新潟県
粟島浦村釜谷の八幡神社の神像は、元は旧西蒲原郡黒崎町木場の八幡神社の神像であったという。それが持ち出されて信濃川から捨てられ粟島釜谷の八幡鼻岬に流れ着いた。これを聞いた木場の人々は粟島にやって来たが、粟島の人々はこの神像を引き渡さなかった。木場では神像自身が木場に戻るのを拒否したのだと伝えられている。

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(キトウシ)
2002年 新潟県
大正10年ころ、旧笹神村折居の八所神社を熱心に信仰していた女性に八所神社の神が乗り移った。その人は祈祷師となって人々の病気を治すと評判になった。昭和初期に粟島の釜谷地区から招かれ大漁や家内安全を祈祷した。この祈祷師が粟島滞在中は豊漁であったという。
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(ゾクシン)
1976年 大分県
粟島様に関する俗信。粟島様は女性の神様である。縁結びの神様である。また、腰から下の病気を治す神様だという、など。
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カジマジンジャノゴシンタイ
1973年 富山県
七、八町沖に光るものが見え、不思議に思っていると百姓太夫の網に神像がかかった。それを村の氏神として鹿島神社に祀った。
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ヤオベクサン
1959年 香川県
18歳の食いしんぼうの娘がいた。娘の父が11月15日のリウグウサンに招かれていった時に、人魚を料理したものをお土産に持って帰ってきた。娘はそれを食べてしまい、いつまでも年をとらなくなった。そこで米を持ち、粟島さんの穴に入った。粟島さんの穴は西伯郡彦名村にある。
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フリマツ
1984年 長野県
降松という松があった。昔、空から降ってきた一本の松の下に、八幡様の神像があった。そこが最初の八幡様の場所である。降松切り倒して校舎にしたが、その東館を壊したときに降松があったのかもしれない。
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イヌ
1949年 新潟県
越後岩船郡の粟島では、犬を飼うと氏神の神罰があると伝えられる。3、4軒の家が禁を破って犬を飼ったが、いずれも主婦が病気になったり死んだりしたと言う。
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エビスシンゾウ
1935年 三重県
鳥出神社内の末社蛭子神社にまつわる話。その蛭子社はもとは富田浜に鎮座していた。天平14年のある日大漁につぐ大漁で、富田浜は賑わったが、それもつかの間、小魚さえも網にかからない日が2、3日続いた。その次の日、波に乗って7彩の光を放って浜辺に近づくものがあった。大漁襲来の前兆と歓喜して網を下ろし、7彩の光を引き上げたが、それは魚ではなく一体の蛭子神像だった。この神像をご本尊として祠を建て祭事を行うと霊験現れて再び豊漁で賑わったという。
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(ゾクシン)
2002年 福島県
いわき市四沢の粟島神社には鋏が貼ってある絵馬が奉納されている。これは子供の疳の虫を鋏で切る、つまり虫切りの祈願にである。
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イワ
1976年 大分県
粟島神社の下には、注連をはった岩がある。元は海岸にあり1つの岩だったが、今は2つに割れている。海岸にあった頃は、毎晩その上に燈明が灯ったという。神の石で、乗ると腹を下すという。
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クロフネ
1931年 宮城県
ずっと昔のある日、置きから黒塗りの船がやってきた。大勢の人がこの黒船に乗ってきて賑やかだったが、一夜たつとだれもおらず、1体の御神像だけがあったので、陰暦6月15日に祭りをすることにした。
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カミサマノキ
1976年 大分県
粟島様の境内には赤い実のなる大木がある。これは年3回実り、婦人病に利くという。しかし神様の木なので、「いただきます」と挨拶をしないと腹を下したりする。
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オシラサマ
1967年 福島県
おしら様は遊行を好み、気難しくたたりやすい神という。遊ばせると機嫌がよい。普通、しんめいみこと称する老女が持ち歩き、所望されれば神像で肩をたたいたり頭をさすったりしていたいところを直してやったりする。
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オダイシサン
1937年 香川県
粟島梵音寺境内の砂を自分の邸内にまけば土龍が退散する。聖徳太子が土龍と雉を嫌っていたかららしい。
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ナガレミョウジン
1971年 宮城県
往昔、大雨で迫川が決壊しそうになった。夜目にも光り輝くものが決壊しそうな箇所に流れ着いたとたんに水勢が衰え、堤防は無事持ちこたえた。光り輝いていたものはひげを垂れた神像であり、人々は堤防鎮護の「流れ明神」と崇め奉り、社に祝いこめた。
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ダイズ
1952年 神奈川県
ある家の天井から大豆が降った。イチッコによると、災難が来ることを八幡様が教えられたのだと言い、みなで八幡神社にお籠りして、大豆を神前に供えてから食べた。
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ウメゾノノテンジン
1975年 長崎県
元禄年中のこと。肥前国長崎丸山にある富の者がおり、普段から天満宮を信じ、大宰府の飛梅の枯木で聖僧を彫りこれを拝していた。あるとき喧嘩で殺されたが、夢のように生き返り、家に帰って次第を語った。神像を見ると、その体に刀傷があった。
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ネコ
1939年 京都府
八幡神社境内には犬より大きな老猫がいて、通行人を脅した。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
釜谷のタマシイが来ると寺の裏の方に、内浦のタマシイは前の方に音をさせる。
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ハチマンサマ
1968年 佐賀県
(字)八床では、岡部姓が全戸で八幡様を祀っている。大正年間に今、八幡様の建っている所から石が出て来て、ある人がその石を鍬で叩いたら目が悪くなった。法印に見てもらったところ、八幡様だというので生目八幡様として祀ったという。
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シンゾウ,カドマツ
1928年 兵庫県
西宮では一月九日の夜に、西宮戎社の祭神が広田社に臨幸するが、この神像が醜いので、市中の人達は家の門戸を閉じて、門松を逆さに立てておく。
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シンタイ
1960年 愛媛県
8月17日は宮島祭で、厳島神社に参拝する。八幡神社の末社である寄木で祭事が行われるが、ここの神体は海上から流れ着いたものであるといわれている。
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