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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カンノンサマ
1973年 富山県
魚津市経田の後藤某の網に仏像がかかった。家の仏壇に安置すると、其の晩「われを小川寺に安置せよ」とのお告げがあったので、翌日小川寺に移した。

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アズキトギ
1995年 山形県 
子供たちは、夜、小川で小豆を研ぐ音が聞こえるといって怖がっていた。小川の水の音がそう聞こえることがある。
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ブツゾウ,ユメ
1941年 朝鮮
黄海道信川郡の九月山の中腹にある寺には、銅の仏像があった。ある夜僧は仏像が盗まれ山頂で溶かされる夢を見た。起きてすぐ仏殿に行くと、そこには大蛇がいて仏像は無くなっていた。急いで山頂にいくと仏像を溶かしているところであり、僧は飛びかかって仏像を取り返した。寺に戻ったが大蛇はおらず、仏像は股の所が溶かされていた。この仏像は今も安置されていて、股には土が塗られている。
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レイブツ
1988年 愛知県
祐福寺の善導像は、漁師が海中から網で引き上げたものを光明寺に安置し、それから夢想によってこの寺に送ったという霊仏である。
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キフネミョウジン,ハクバ
1983年 京都府
山城国鞍馬寺は、藤原の伊勢人が建立した。この人物は普段から観音を信仰し、観音を安置する場所を探していた。するとある夜の夢に白髪の老人が現れて、自分は貴船明神であり、かの地に安置せよと告げる。そこで伊勢人は白馬に鞍を乗せ、この馬が留まる所に建立しようとする。そして留まった場所は夢に見た所と同じで、近くにあった毘沙門天像を安置したのが鞍馬寺の始まりだという。
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ダイニチサマ
1968年 佐賀県
盗人がある寺から仏像を盗んだが、船で逃げる途中で嵐に会い、弁天島の側で沈んでしまった。その後、附近でにわかに鰯がよく獲れるようになった。ところがある日、鰯はぜんぜんかからず、網に仏像がかかった。そこでこの仏像をあがめて祀ったのが、打上の大日様である。
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ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
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ダイジャ
1992年 三重県
大淀というところに大きな松があり、その根元に大蛇がいた。人に悪さをすることはなかったが、見るだけで怖い。弘法大師が退治し、寺の本堂に頭だけ安置した。
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ジゾウソン
1989年 長野県
長岡台地の西端・寺原には澄心寺という寺があった。この寺を上棚に移転させることになったが、境内にあった地蔵尊だけが十沢より先には動かなかった。仕方がないので現在の場所に安置したという。
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ジゾウカツオ
1922年 静岡県
ある年の6月23日、猟師が鰹漁に出ると、木像の地蔵が網にかかった。その地蔵を海辺の松の木の下に安置して供養すると、網が破れるほどの鰹が獲れるようになった。
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カッパ
1992年 宮崎県
話者の祖父は、3月になると家の近くの小川でカッパの声をよく聞いたと話していた。また話者の母も桑摘みの帰り、小川で耳が痛くなるほど騒がしくカッパがないていたので恐ろしくなり、ナンマンダブツと唱えながら真っ青になって帰ってきたことがあったという。
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ホクトシン,ユメ,オツゲ
1975年 愛知県
永禄5年3月4日夜、宝積院開基の春岳和尚と村人久兵衛が寺の裏山に明星2星があらわれて「われ北斗神なり、ここに一軒の寺を建立してくれ」という夢のお告げをうけた。揃って裏山へ登ってみると白紙のお札が降っていた。それを寺へ安置して高野御前の社を建立した。96年後明暦4年春にまた住職が夢のお告げを受け、それに従い種池を掃除して改めみた処、土中から蛭子様と大黒様の姿石が現れたので、高野御前の社へ納めた。
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ミノヲキタヨウナクロイモノ,ケンムン
1987年 鹿児島県
夜遅く小川にさしかかろうとした時、後ろから「おまち」と声がかかった。振り返ると蓑を来たような黒いものが立っていた。
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シキユーレイ
1933年 佐賀県
東松浦の小川島や江島では、船幽霊をシキユーレイと呼ぶ。小川島では、暗い雨の晩など、火あるいは瀬や魚になって出る。ある時、押し寄せた鰯に網をかけたが一匹も捕れず、シキユーレイだと言われた。江島では、何もない海上にいくつも島ができ、船の前を進むことがある。魚あるいは帆船や汽船になることもあり、船は近くに来ると消えてしまうという。
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ジゾウソン
1922年 静岡県
明應9年の春、漁夫達が引き上げた網に3尺ほどの地蔵がかかり、それを寺に安置した。大井川が増水したときにこの地蔵に祈願すると川の彼方から僧が現れ、水が一時に減った。この僧は地蔵の化身であった。
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アミダニョライ,タタリ
1980年 大阪府
大坂内本町の利倉屋忠兵衛の家には、阿弥陀如来の仏像がある。しかし子孫は日蓮宗を信仰し、仏像はクモの巣にまかれていた。そうするとこの家の子供が夜な夜な怯えて泣いた。陰陽師によると、この家に相応しくない霊仏がある為だという。そこで近くの寺に仏像を納めたところ子供は元にもどったという。
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ヒガシネノナナフシギ,ハナヨメ
1956年 宮城県
夜更け、小川の堰場の近くに花嫁姿の女性が現れた。
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カミサマ
2005年 島根県
お忌み祀りの最中、近くの小川が白く濁る。神様がやってくるためである。
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トビカンノン
1984年 長野県
寺に落人が逃げ込んでいると言う噂が立ち、織田信長軍がその寺に火をつけた。数日して、村人が川の滝壷近くにあるこの寺の仏像を見つけた。火が熱いので御本尊が自ら川に飛び込んだと言われるようになった。
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ビシャモンジマ
1956年 宮城県
坂上田村麻呂が五大堂に安置した毘沙門天が、この島に飛んだ。
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ジジンサマ
1976年 大分県
地神様は、元々山上にあったものを池に移し、それを更に戸高家に移した。この地神様を移すと死者が出たり、大病にかかったりするという。
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コウボウダイシ,ブツゾウ
1936年 島根県
弘法大師の手刻の仏像は、大水にあってもある家に止まって動かなかったので、その家のものが寺をおこして祀った。仏像の膝から下を切り落としたものは病気になって、膝から下が腐って死んだ。
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