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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイブツ
1988年 愛知県
祐福寺の善導像は、漁師が海中から網で引き上げたものを光明寺に安置し、それから夢想によってこの寺に送ったという霊仏である。

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ヒカルモノ
1979年 長崎県
海中で光るものがあり引き上げてみると観音立像だった。
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ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
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カンノンサマ
1973年 富山県
魚津市経田の後藤某の網に仏像がかかった。家の仏壇に安置すると、其の晩「われを小川寺に安置せよ」とのお告げがあったので、翌日小川寺に移した。
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ゼンドウダイシ
1973年
善導大師は念仏の功徳によって、口の中から阿弥陀仏を吹き出したという。
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タメトモサマ
1933年 神奈川県
昔、漁師が置きに出てから帰ろうとしたとき、海中から漁師の名を呼ぶ声がした。網を入れると、古い木像がかかった。鑑定してもらったら為朝様だとわかったので、祠を造って祀った。
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ヤマノカミ
1978年 埼玉県
ヤマメを捕るために網を打ちに行くと、魚が網一杯にかかった。しかし結局、網一杯の魚も網を引き上げると消えてしまい、腰籠に入れた魚は全部取られてしまった。そこは山の神様のすぐそばの場所だった。漁師は驚いて帰ってしまい、寝込んだという。
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ドザエモン
1958年 香川県
漁で土左衛門を見つけた時は引き上げなくてはならない。引き上げれば大量になり、引き上げなければ不漁が続く。
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カネノミサキ
1974年 福井県
越前敦賀の海中に鐘があり、引き上げようとすると恐ろしいことがある。
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カンノン,ユメマクラ
1995年 愛知県
昔、源太郎たる漁師が漁中、海の中で光っていた観音像を引き上げた。家に帰ったら、観音が夢枕に立って、自分を信仰しこの像を丘で祭れれば、様々な利益を得られると告げたという。
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キフネミョウジン,ハクバ
1983年 京都府
山城国鞍馬寺は、藤原の伊勢人が建立した。この人物は普段から観音を信仰し、観音を安置する場所を探していた。するとある夜の夢に白髪の老人が現れて、自分は貴船明神であり、かの地に安置せよと告げる。そこで伊勢人は白馬に鞍を乗せ、この馬が留まる所に建立しようとする。そして留まった場所は夢に見た所と同じで、近くにあった毘沙門天像を安置したのが鞍馬寺の始まりだという。
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リュウトウ
1989年 福井県
禅海上人が亀に乗って糸崎浦に来たとき、海上に不思議に光るのを怪しんだ浦人が引き上げると観音なので寺に安置した。霊仏なので菩薩聖衆も来迎し、汀の松には夜毎に竜灯が立ち上った。
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ホトケサマノレイケン
1952年 静岡県
行基作の大日如来像が戦国時代戦火で行方不明になった。ある日大井川で網に日輪の光を放つ仏像がかかった。打ち捨てて帰宅したがその夜、高熱を発した。暫くすると病人が「われは大日如来像である。引き上げて山に送り還せ」と告げ、その通りにすると忽ち快癒した。
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トビカンノン
1989年 長野県
下條に織田氏が攻め込んだとき、栗生山興徳寺という寺を焼き打った。そのとき、本尊である観音像は火災を逃れるために、今の安置場所まで自力で飛んできたという。
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ジゾウソン
1922年 静岡県
明應9年の春、漁夫達が引き上げた網に3尺ほどの地蔵がかかり、それを寺に安置した。大井川が増水したときにこの地蔵に祈願すると川の彼方から僧が現れ、水が一時に減った。この僧は地蔵の化身であった。
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ホトケ
1970年 鳥取県
7月16日の朝に盆の仏送りをする。この日には仏が海に帰るので、漁師は船を出さない。
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ジゾウソン
1989年 長野県
長岡台地の西端・寺原には澄心寺という寺があった。この寺を上棚に移転させることになったが、境内にあった地蔵尊だけが十沢より先には動かなかった。仕方がないので現在の場所に安置したという。
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リュウトウ
1932年 新潟県
善導大師万部供養の期間、本堂の上に火の玉のようになって現れる。
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カッパ
1979年
享和元年6月朔日、水戸流の海中で赤子の鳴く声がするので漁師たち刺し網をしたところたくさんの河童が網にかかった。その内の1匹を打ち殺した。丈3尺5寸余り、重さ12貫目であった。この地ではよく河童がかかるが、これほど大きなものは珍しい。
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シオブキノミョウゴウ,レンニョショウニン
1936年 島根県
海中に光るものがあって、漁人は皆、恐れて海に出なかった。夢に老僧が現われ、引き上げるように告げるので、網を入れると蓮如上人の御真筆による軸が上がった。俗に塩吹の名号と呼ばれている。
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カネ
1989年 長野県
文永寺の鐘が評判になると、飯田の殿様が寺から鐘を取り上げてしまった。しかし、鐘が寺を恋しがって「文永寺恋しやゴーンゴン」と泣いて鳴るので、やがて寺に返された。
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カンノン
1989年 広島県
昔、火事で観音堂が焼失した時観音像だけ探しても見つからなかった。村人が堂宇は再建したが観音像は安置しなかった。2年後の夏に子供が観音堂近くの滝で泳いでいる時に黒くなった観音像を滝つぼの中で見つけた。
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