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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オニビ
1977年
戦場の跡によく現れる。出たり消えたりしながら人の精を吸い取る。これを防ぐには馬鎧を叩きながら声を出せばよい。

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ハチマンサマ
1972年 山形県
日露戦争の時、牛の刻に戦場から帰ると、八幡神社の前で馬のいななく声が聞こえ、神様が鎧を脱ぐ音もした。
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ヨロイタ
1975年 秋田県
鎧田の説明。武士が戦いに負け、鎧のままで倒れていた。その鎧を盗んで死体だけ埋めた。その霊を丁重に弔うことがなかったため祟るといわれる。
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(カワタロウ)
1980年
川太郎は、牛や馬を水中に引き入れ、尻から血を吸い取るという。
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ヘイケノムシャノレイ,ハイラズノマ
1985年 愛媛県
海禅寺にある「入らずの間」で住職が寝ていたら、鎧を着て刀をさした平家の武者の霊が、鎧を鳴らして出てきた。
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カッパ,カッパドックリ
1977年 神奈川県
天保の頃、ある百姓が馬をひいて帰ろうとしていたところ、河童が現れて馬を引き込もうとした。これを捕らえて木には縛りつけてみたものの、かわいそうに思って放してやると、礼に底を叩かなければ際限なく酒の出る徳利をもらった。これによって百姓は一時酒びたりになってしまったが、徳利の底を叩き、以後、また仕事に精を出すようになった。
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ケンムン
1996年 鹿児島県
ケンムンはタコが嫌いである。吸い付いて頭の皿の水を吸い取ってしまうからだという。
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キツネ
1939年 岩手県
明治10年ごろ、ある鰯売が狐にだまされて鎧を着て馬に乗り、戦に出ているように思っていたが、実際は木の根に跨って炭俵を着、自分の尻のほうを叩いていた。
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キツネ
1977年 神奈川県
キツネを使役する人は、占いなどをしながら、袂や衿元を叩いたりするのだが、これは、そうしたところからキツネが出てくるのを防ぐ為なのだという。
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ホウキ,オニ
1943年 長野県
箒で人を叩いてはいけない。鬼は叩いても良い。
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キツネ
1937年 新潟県
夜、森影に灯火の行列が現れ、散乱してぱっと消える。するとまた再び現れて消えていく。これが一時間ほど続いた。これが狐の嫁取りである。
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オニ
2004年 京都府
小田家の先祖は鬼退治をして,親王から鎧を贈られた。その鎧は今も伝えられており,毎年土用の丑の日に祀られ,福知山市御勝八幡の「シシンデン田楽」に貸し出されていた。
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キツネ
1980年 広島県
昔、狐が男や娘に化けてよく現れた。
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〔ハルサトチョウジャ〕,カヤノキ,キノセイ
1986年 大分県
木の精が動き回る。
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タヌキ
1981年 和歌山県
狸は人の声を出して人を山中に呼ぶ。気づいたときにはもう山の中にいる。
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ホトホト
1931年 鳥取県
節分の晩、神が家にきたときは、最初に咳払いに似た声づくろいで戸をほとほと叩く。これはここに神がいるという知らせで、戸を叩かずに声をかけることもあるのだという。
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ビジョ,バショウノセイ
1976年 長野県
信州で若い僧が深夜読書をしていると美女が現れ媚びた。切り払うと姿が消えた。翌朝血の跡を辿ると、庭の芭蕉が切り倒されていた。芭蕉の精なのだろう。
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ガワタ,カワウソ
1940年 岐阜県
ガワタやカワウソは「おーい」と人間のような声を出す。これが鳴くと水が出る。
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ワライオンナ
1936年 高知県
奥山にいて、男が通ると出てくる。はじめはニコニコしているが、やがて声を出して笑い出し、最後にはすべての山や谷に響くほどの声で笑うようになるという。
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ガキ
1939年 大分県
茶碗を叩くと、餓鬼が来るというので叩かせなかったという。
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オシラサマ
1975年 岩手県
金満長者の飼い馬が長者の娘に恋をしたため娘が病気になった。怒った長者が馬の皮をはぎ栗の木に掛けた所、蚕が生まれ繭をかけた。その後娘は全快したが、馬に乗って宮参りに出たところ、天上から馬の声がして娘と馬が消えた。それでオシラサマを作り供養した。
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タヌキ
1958年 徳島県
夜に草履を下ろすと狸に化かされる。防ぐには鍋墨を塗っておけばよい。
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