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検索対象事例

アラガミサマ
1982年 東京都
尻にあざがある子は、お産のときに荒神様が「早く出ろ」とお尻をつねったのだという。

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ウブノカミサン
1982年 愛知県
子供の尻の青あざ(蒙古斑)は、ウブノカミサンが「早く出ろ」とつねった跡だという。
類似事例

ウブガミサン
1982年 愛知県
赤子の尻にある青いあざは、出産のとき「早く生まれろ」とウブガミさんがつねったあとだという。
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ウブガミ
1984年 福井県
赤子の尻に青味があるのは産神から「男になるか女になるのかどちらか」と問われて、胎児のときに尻をつねられた痕だという。
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ウブノカミサン
1982年 愛知県
赤子の尻の青あざは、「お産のときウブノカミサンが叩いたから」、「オブノカミサンが掴んだから」と言われている。
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オニ
1993年 静岡県
「節分の晩、セッチンに入ると鬼に尻をつねられる」という。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
囲炉裏で尻をあぶると荒神様に引き込まれる。
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エビスサマ
1929年 兵庫県
恵比須さまが、乗り物に乗ってゆっくり進んだ。六甲に吹く微風が心地よかった恵比須さまは眠ってしまった。お供が起こそうとしたが、起きないので、恵比寿さまの尻をつねった。あまりにひどくつねられたので、恵比須さまは起きた。尻をつねった場所が本町の御旅所で、その日に行われる祭りを、尻ひねり祭と呼んでいる。
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カンジョババ
1973年 宮城県
午後6時ころの閑所(便所)には閑所ばばがおり、入ると手足をつねられ黒あざができる。誤って誰かが入った時には、外から「○○さん」と名を読んでやるとつねられずにすむ。この黒あざは痛くも何ともない。
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ガワタ
1991年 滋賀県
お爺さんが1人で暮らしていた。小さい子供が障子の穴から入ってきて「相撲を取ろう」といった。相撲を取ると子供は尻に手をかけてくるので不思議に思った。しばらくしてまた相撲を取ろうというので今度は尻に鍋を当てておいた。子供はまた尻に手を当ててきたが、「お爺さんの尻は金尻じゃ」といって逃げていった。
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ガタロ
1934年 兵庫県
川にはいると尻を吸われる。
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カッパ,メドチ
1929年 青森県
メドチは紫尻(ムラサキケツ)の人を好む。紫尻とは紫いろの斑点が比較的濃く尻に見えることを言う。小中野の女児は紫尻でメドチに好かれ、川面を無心に覗き込んでいたという。そこでこの地方では尻の紫の濃厚な子は、決して川へ入れないそうだ。
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カッパ(ゾクシン)
1923年 長野県
カッパが尻のこを取るのは、川の淵に入ったときである。
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カッパ
1975年 熊本県
河童は荒神とお仏飯を恐れる。水にはいる時に釜の尻の煤を顔に塗っておくと河童に取られぬというのは荒神を恐れての事だろう。
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コウジンサマ
1982年 群馬県
荒神様は目と耳が悪く、荒神様が障ると病気がなかなか治らない。
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ガワッポウ
1925年 大分県
ガワッポウに尻を抜かれて死んだ者は、溺死というかたちで、尻の穴が抜かれている。
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カッパ
1975年 熊本県
「別当様の子孫でござる」と唱えると河童に尻をとられないという。
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コウジン,タタリ,ウシ,ユメ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
牛の夢を見ると荒神様の祟りがあると言い、荒神様にお詫びをしないと瘧を罹ってしまうという。
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ガランコウジン,ガロンコウジン,ガランコウジン
1983年 岡山県
ガラン荒神・ガロン荒神、即ち伽藍荒神は、寺の境内の鎮守の荒神ということだろう。
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カッパ
1991年 滋賀県
老曽の渕の河原で河童が何かを拾って食べているのを見た。高さ1米ばかりで口は鳥のように尖っていて頭の周囲には毛が生えていたが、てっぺんははげていたという。また太郎右衛門という爺さんが川に入ると尻を手で触るものがいたので、河童だと思い、石ではさむと、河童は「石尻だな」といった。その河童を捕えて帰り、子供たちが尻を抜かれた仕返しに焼火箸を河童の尻にさし込んだが、河童は熱くもぬるくもないといって逃げて行ったという。
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キツネ
1974年 滋賀県
狐はお産が重いので、夜さりにお産の話をしていると、どうしたらお産が軽くなるか聞いている。ある産婆が、狐のお産を助けたら家が栄えた。
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ウブガミサン
1984年 福井県
生児の尻などに青いアザがあるのは産神さんにつねられたから、耳朶に小さい穴があいているのは産神さんが機織りのツミ(錘)で突いたためという。
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