ムジナ 1961年 新潟県 家についたと思って寝ていたら目が覚めて天竺が見えた。
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サンボンアシノキツネ 1990年 秋田県 山仕事で百物語をしたら、化物が出てきて寝ていた30人の舌を抜いて殺した。ご飯炊きは寝ずに起きていて、化物の足をまさかりで切った。その化物は黒沢川の3本足狐だという。
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クロサワノサンボンアシギツネ 1990年 秋田県 山の炭焼き小屋で百物語をして寝たら、化物が来て寝ている人々の舌を順に抜いていった。最後の30人目の人が鉈で足を切った。それが3本足狐だという。
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モモンガー,モーン 1963年 山梨県 化物の事をモモンガーといい、子供を嚇すのにそう叫んだ。
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シラセ 2002年 山口県 夜、猪が罠にかかると目が覚める。かかってすぐ死ぬと寝ることができる。
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ネテイルホウコウガシゼントカワル 1992年 山形県 夜寝ていると、何時の間にか寝ている方向が変わっている。
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ネテイルヒト 1986年 東京都 林間学校の時のこと、寝ている人の後ろに、寝ている人と同じ人が立っていた。
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ヒトツブマナコ 1953年 新潟県 12月8日は針供養なので針を使わない。異様な目をした化物が来るともいわれ、蕎麦殻などを撒く。化物は自分より目が多い者がいると立ち去る、また目の数を数えているうちに夜明けがくるという。
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ザシキワラシ 1958年 岩手県 床の間の前に寝ると座敷童子が出てきて夜はまったく眠れない。体が動かせず、叫べない。座敷童子は3歳くらいの童形で、財産のある家にいる。
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バケモノ,ヒトツメ,ミツメ,キツネ,ムジナ,ニワトリ,タイコノウチボウ 1941年 秋田県 ある化物寺に旅の僧が来る。一ツ目、三ツ目などの化物が丑満頃に現われるが、僧はこれを退治した。翌日、化物どもは狐、狢、雄鶏、打棒などの正体を現して死んでいた。
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オサエブチ 1976年 山口県 おさえぶちという化物がいる。
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シノヨチョウ 1946年 村の石屋が寝ていたとき夜中に目が覚め、足許の障子に気をひかれた。子供があけたいくつもの穴があったが、その中のひとつから覗かれているような気がした。親戚が死んだときのことであったという。
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アズキアライ 1969年 香川県 大窪寺のドロ橋の下と額の池の傍にはアズキアライがいて、夜更けて通ると小豆を洗う音がする。
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ババノクボノバケモノ 1987年 山口県 婆の窪という所には、よく化物がでたらしい。
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バケモノ(ゾクシン) 1920年 兵庫県 化物にあっても、振り返ってはならない。化物は暗夜でも着物の縞模様ですぐわかるので、化物だと知られやすい。
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ヒイ,タヌキ 1990年 大阪府 ひいという古狸の化物がいた。夕方男衆が外で世間話をしていると、目を広げたひいが見ていた。「それだけの目か」と言うと、大きな目をさらに大きくしてバケツみたいな目をした。このようなやりとりをしていたら余程の大きさの目になり、怖くなって逃げた。翌日、目を破裂させて死んでいた。
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イッポンアシ 1924年 奈良県 吉野の伯母ケ峰には昔一本足という化物がいた。
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ナワメ 1985年 愛媛県 ある家に魔物が通るということを聞いた若者が、納屋のワラの上で寝ているといつのまにか寝ている方向が反対になっていたという。
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(カミカクシ) 1977年 山形県 5、6歳の子供が一晩中山にいた。本人は母親と一緒に寝たつもりでいた。
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アシノナガイヒト 1992年 鹿児島県 炭焼き小屋で寝ていたら、人の話し声が聞こえた。そっと見ると、足の長い人が大勢、膝をかかえながら火にあたっていた。怖くなって寝ていると、いつの間にかいなくなった。
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ヒノタマ 1965年 長崎県 鼻のほげた人が寝ている時、鼻の穴から火の玉が出て水を飲みにいき、火の玉が入ると目が覚めた、という話がある。
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