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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シラセ
2002年 山口県
夜、猪が罠にかかると目が覚める。かかってすぐ死ぬと寝ることができる。

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オオカミ
1981年 和歌山県
炭焼きのかけた猪罠に狼の子がかかっていたので助けてやったら、翌日、狼が猪を罠に追い込んでくれた。
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ムジナ
1961年 新潟県
家についたと思って寝ていたら目が覚めて天竺が見えた。
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ユメ
2002年 山口県
20年ほど前子供が小さかった頃、2、3年の間、獣が罠にかかるのが夢で見えた。
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オヨシギツネ,シロギツネ
1939年 奈良県
およし狐というかしこい白狐が殿様にかわいがられていたが、嫉みを持った者の罠にかかって死んでしまった。
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ホウソウ
1976年 福岡県
豊前彦山では疱瘡にかからない。他国へ行くとかかる。
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イノシシ
1989年 奈良県
8月15日産まれの犬を連れて体に笹の葉の生えた猪を追っていたが、逆に追いかけられたので逃げた。次の機会に、この猪を撃ち取ったという。笹の生えた猪は猪笹王のことなのか、劫を経た猪のことなのかは聞き漏らした。
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タマシイ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
タマシイが柿の木にかかると、人が死ぬ。
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レイム
1930年 石川県
貧しい老人の夫婦が住んでいた。ある夜、荷を積んだ馬が通りかかったが、夫婦はつかまえることができなかった。その夜夢に神様が現れ、馬には夫婦にやるために黄金を積んでいたのだと告げた。次の夜も馬は通りかかったが、またつかまえることができなかった。その夜も夢に神様が現れ、お前たちは言うことを聞かないから金はやらんと言った。
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タタリ,ヤマノカミ,クロウシノヨウナカイジュウ
1936年 兵庫県
1900年ごろの1月9日、某氏が山神祭の日であることを忘れて山へ猪猟をしに入ってしまった。猪の通る場所で一服していると、前から猪が1頭やってきたので、狙いをさだめて引き金を引こうとすると、猪の姿は消え、大きな黒牛のような怪獣が現れた。それだだんだんと大きくなっていったので、死に物狂いで逃げ帰ったという。
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フミキリ,カナシバリ
1986年 東京都
飛び込み自殺をする人が多い踏切の近くに住んでいた。夜遅く寝ていたら、事故があったらしくサイレンが聞こえてきたが、そのまま眠った。その夜、夜中に目がさめて体を動かそうとしたが、金しばりにかかり助けを呼ぶこともできなかった。
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ネテイルホウコウガシゼントカワル
1992年 山形県
夜寝ていると、何時の間にか寝ている方向が変わっている。
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エビスガミ
1992年 宮崎県
沖に釣りに行った漁師の糸に大きな石がかかった。無用として捨てたが、再びかかったので、不思議に感じ、エビス神であろうとして祀った。
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ニチリン,チョウウン
1983年
弘化4年12月21日に、日輪に暈がかかり、白気がかかった。
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キツネ
1966年 群馬県
雨の夜に山中を歩いていると、くもの巣がかかった。それを払うと平らな道が現れたので、よろこんで歩いて行ったが、家に帰れず、歩き疲れて目をさますと、明るくなっていて、くもの巣が顔にかかったところで寝ていた。狐にばかされたと言われている。
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ダイコクサマ
1973年 富山県
海岸でゴム製の大黒様が網にかかったのでそれを祀ると、それから大黒様のかかった場所では必ず大漁になる。
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ヤマノカミノテンバツ
1983年 山梨県
猟の好きな人が富士の裾野で猪を仕留めそこなって、向かってきた猪を抑えているときに、これで猪は終わりにするから勝たしてくれと山の神様に祈った。それで勝って猪を持って帰ってきたが、約束を棚上げにしてしまった。帰ってこないので探しにいったら、雪の中を立ち往生していた。山の神の天罰である。
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(ゾクシン)
1981年 栃木県
上沢氏の家の前に薬師堂がある。ここの水で目を洗うと、目の悪い人は治り、普通の人は目の病気にかからないと言われていた。今では水が入っていないという。
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イコウ,シロハタ
1974年
証誉念信はある時、夢ともなく覚めるともなく、目の前に4本の白い旗が庵の四方の木にかかり、半時ばかりの間、目を閉じても見えていたという。その時は部屋に異香がただよっていた。
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ダイジャ,ネコ
1974年 和歌山県
猟師が、山の上から猪を追いかけてきて、猫淵に追い込んだ。ところが、猪の姿が見えない。猟師が淵に呼びかけると、大きな蛇が猪をくわえてあらわれたという。あらわれたのは猫であるとも言われる。
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イケ
1933年 神奈川県
剣明神の前にある池の魚をとると必ず病にかかるという。漁夫がある時網を入れてたくさん魚をとっていたが、まもなくひどい熱病にかかり、1週間ほどして死んでしまった。
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ヤマノカミ
1979年 福井県
昔、中西佐平の家の主が漁に出ると、度々石が網にかかった。その度に捨てていたが、ある夜、夢のお告げで「私は石は石でもただの石ではなく、山の神である。大水が出たときに流されてしまった。陸へ上がりたいので次にかかったら上げて山に祀ってくれ」と頼まれた。次に海に出ると案の定石がかかったので、山に祀った。
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