国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カロウドハタケ
1985年 茨城県
字赤阪、鹿島神社の近くにあるかろうど畑では、数年前まで1人暮しの老人が野菜を作っていたが現在は荒れている。地区の人は貰ってもいらないと言って忌み嫌っている。以前は畑の中に藁の祠があったという。

類似事例(機械学習検索)

イハイバタケ
1985年 茨城県
位牌の形をした畑作った家で次々と病人が出来て恐ろしくなり荒れていた。寺の下男が野菜畑にして作るようになったと言う。
類似事例

カッパ,(ゾクシン)
1988年 福岡県
7月7日ごろに初なりの野菜を川に流さないと、畑に河童が上がってきて野菜に傷を付けるといわれている。
類似事例

オーサキ
1983年 東京都
キツネをオーサキと言う。昔の人の話では、それが畑へ行くと、そこのうちの畑の石ころを拾っては畑に投げるという話を聞いたことがある。
類似事例

クチヨセ
1937年 鳥取県
数年前までは口寄せ等に出かけるものが多くいたが、現在はほとんどいない。
類似事例

イシノタタリ
1972年 長崎県
小干神社近くの畑にあった石が祟ったという。キリシタンの墓あるいは処刑地であるといわれている。現在は個人宅に小さな宮があり、サクラ権現として祀られている。
類似事例

キツネ
1931年 長野県
夕方、蕎麦の花盛りの畑の中を、着物を尻までまくって歩いている人がいた。狐に化かされ畑を川に見せられたのである。油揚げを皆食われてしまっていたという。
類似事例

キツネ
1977年 福島県
粟畑の中を、川を渡っているつもりで泳いでいた人がいた。きつねの仕業。
類似事例

カンノンドウアト
1985年 茨城県
松山と羽賀の境に引地坪があり、その境に観音堂があったと言う。現在も石碑、板碑等が残っているが、これを作ると祟りがあると言うので子供の頃から篠が生いて荒れ放題であった。現在はきれいに刈ってあるが依然として作る人は居ない。
類似事例

フタゴノシ
1942年 三重県
双子が生まれて、1人が死んだ時には、藁人形を作っておけば、もう1人は死なない。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
山中の鮒田という池で友人と2人フナを釣って帰るとき、畑の中をいくらまっすぐ歩いても家に着かなくなった。魚篭の上を狐が飛んだのを感じ、家に帰るとフナは取られていた。翌日見ると、畑の中に足跡がぐるぐるとまわってついていた。狐に畑の中を歩き回らされていた。
類似事例

ユウレイ
1988年 茨城県
鹿島神社の下には御影石があるが、そこに幽霊が出るといわれている。
類似事例

ヤマノカミ
1981年 秋田県
上小阿仁村には、山の神を女神とする地区と男神とする地区がある。女神とする地区では、結婚後数日間は山に入ってはならない。山の神が嫉妬して守ってくれなくなるからだ。
類似事例

ヤシンボドウソジン
1985年 茨城県
鹿島神社の近くに三又に道祖神の石祠があり、お酒を供えて願をかければ利益有ると言う。たとい、篠一本でも取ると障りあると言うことで荒れ放題であったが、特別信仰厚い方が供養の上清掃してからきれいになった。
類似事例

ヤマンバ
1985年 高知県
よく稗の穫れる畑があった。ある年、あまりに草が生えるので畑に火を入れたら、畑の中に焼石が残った。それからは家運が衰え、廃絶した。焼石は山姥を祀った山の神だったという。
類似事例

カミサマ,トリイ
1929年 富山県
神様が暴風で村を失った人に、かがり火をともして湖からできた陸を下さったというので、生地の字阿弥陀堂浜に西ノ宮と呼ばれる神社が建てられている。以前に宮のあった鳥居は、現在海底にあり、そのまま立っているので、もし近くに網を打つと、鳥居に引っかかってしまうと言う。
類似事例

ダイジャ
1984年 埼玉県
現在、峠のある家のすぐ下あたりに、昔は池があり、そこにも大蛇がいたといわれている。
類似事例

〔サチョウジンジャ〕
1984年 島根県
現在の狭長神社はもともと稲荷があったところに多くの神様が合併している。もともとは佐中に社があったらしいが、ヨコヤが神体をあずかっていた。祭神はウズメノ命、天御星命だという。この神社の前を侍などが馬に乗って通ると必ず落馬して1年に1人は死んでいたので下に社を下ろしたという。
類似事例

ヤウエモンヤシキ
1987年 長野県
村の西北にあり,現在は畑となっているが,昔はここに弥右衛門の屋敷があった。ある年田植えが遅れて困っていると,後ろ山に祀ってある山の神様が一晩のうちに植えてくれた。馬の泥足の跡がついていたので跡を辿っていくと,山の神の祠の前で消えていたので,田植えをしてくれた山の神様の乗った馬の足跡だとわかったのだという。
類似事例

イミダ,イミバタ,ボンデンダ,サカサダ,ジャンボンタ,ソコナシダ,イハイダ,トリイダ,ハラキリバタ,タタリバタ,カカトリバタ
1982年 群馬県
耕作すると不幸があると言われる田や畑がある。忌み田,忌み畑,ぼんでん田,さかさ田,ジャンボン田,底なし田,位牌田,鳥居田,腹切り畑,たたり畑,かかとり畑などと呼ばれる。
類似事例

テング
1988年 富山県
戦争中にある年寄りが杉の木を売って暮しを立てたら、旅先で死んだ。その木は天狗がいる木だったらしい。
類似事例

イクサデシンダヒトノゲン
1983年 茨城県
昔、下檜沢の藤来ミサ家の人が畑に行くとなぜか気持ちが悪くなった。石が横たわっているのを見つけて立てたところ、何か字が書いてあった。これは戦で死んだ人の験ではないかと思って、供養した。それ以降は畑に行っても気持ち悪いこともなく、淋しくもなくなったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内