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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

チョウコウテイ
1973年 沖縄県
那覇は元々湾内の離れ島であり、浮島と呼ばれていた。15世紀、明の大学者陳謨を冊封使として迎えるにあたり、那覇と首里を繋ぐ海中道路である長虹堤(長虹橋)が作られた。長虹堤、および長虹堤工事に関する伝説多々あり。

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(ゾクシン)
1969年 岐阜県
虹に関する俗信。虹が川をまたぐとよい。夕方の虹はよく、朝の虹は悪い。虹の下をくぐり抜けられたら財産がふえる。
類似事例

ニジ
1956年 宮城県
夕方の虹は翌日晴れ、朝の虹はやがて雨が降るという。また、虹が川を渡ると雨、山をまたぐと晴れになるという。短い虹が虚空蔵山の上に現れると大荒れになるなどの俗信がある。
類似事例

イベガマデンセツ
1973年 沖縄県
長虹堤建設の際、海底の深さ故に工事が不可能であった。そこで天に祈ったところ、17日目に海水が引き、長虹堤は完成した。この際、アハゴンノロ(安波根祝女)という女が急病により死亡したので、堤畔に埋葬し、後には石垣を築いてオタケ(神嶽)とした。即ちイベガマである。
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ニジノネ,オウゴン
1937年 秋田県
虹の根を掘ると黄金が埋まっている。
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ハアリ
1974年 京都府
仁和3年4月に地震が有った日、達智門上からけむりのようでけむりではない気が立った。それは虹のようで虹ではなく、天にのびていた。見た人はこれを羽蟻と言った。
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ヘビ
1956年 長崎県
雨がやんだ後虹が山と川に立つと、蛇は天からその虹を伝わって降りてくる。その姿は恐ろしく、里人は見ることもできない。蛇は川の水を飲み干すと昇天し、やがてその水を飴として降らす。そのため、昔は蛇の祠を作っておいて祭っておいた。
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キツネノヨメイリ
1979年 岐阜県
狐の嫁入りは、天気がよくて夕立のあった晩に出る。特に虹が出てきれいな日の夜に出る。虹が出た日、夜中便所に行ったら、白足袋を履いて島田を結った娘が、後先に提灯を持った人を従えて山を登っていくのが見えた。
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ウイジノテラ,ウイスノテラ
1973年 沖縄県
長虹堤建設の際、海底の深さ故に工事が不可能であった。そこで天照大神への二夜三昼の祈祷を経たところ海水が引き、安里町から若狭町への橋が完成したので、同神を祀る神社を創建した。那覇の人々はこれを「ウイシの寺」、「ウイスの寺」と呼んだ。恐らく「オイセ(お伊勢)の寺」の意味。
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(ゾクシン)
1974年 愛媛県
朝虹は川越ししてはいけないといわれている。夏のヨウズは川底が破れるといわれている。八月ヨウズは竹やぶが枯れるといわれている。朝虹、その日の洪水であるといわれている。土用に髪のびんが揺れると八月に首が飛ぶといわれている。春のヤマジ風は雨だといわれている。
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ニジ
1974年
延享四年夏秋、夕立の後、庭の2カ所に虹が立ち、空で交わり1つになっていた。不吉なことかと思ったが、その年の冬、武家伝奏を仰せ付けられ家が繁栄した。その後中国の書を見ると積善の家に虹が立つと吉、悪行の家では凶とあった。
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ヨウチュウノツツミ
1976年 鹿児島県
薩州の小敷島の沖で、漁師が海の中に堤が築かれているのを見つけた。その堤は、松の板を釘で打ちつけ、その中に堤を築き、上に松と芝を植えて作られていた。
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ウオウノビョウ,(ツツミヲマモルマツリ)
1976年 静岡県
伊豆の水を駿河へ送る千貫樋の堤は、年々損ずる事があった。そこで、田中丘隅がこの堤を修復し、堤の上に水を治める聖人である禹王の廟を建て、年に2度祭をさせた。祭では、近郷近在の老若男女に小石を取らせ、堤の上で踊らせた。すると、堤は大きく堅固になり、崩れることがなくなったという。
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トジュケイ
1975年
吐綬鶏、この鳥が日に向かって気を吐けば、虹のように五色に光る。この色は綬に似ている。
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リュウガイケ,(ヒトバシラ),オリュウ
1973年 三重県
どうしても堤が切れてしょうがなかった。そこで皆でその堤に行き、最初に弁当を持ってきたものを生き埋めにしようということになった。お龍という女中が弁当を持ってきたので、生き埋めにして生き柱にした。それ以後、堤は切れなくなったという。
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ゲタノオバケ
1989年 長野県
堤にはゲタノオバケが出るという。
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ダイジャ
1960年 三重県
村人たちは、虹が立つのは大蛇が淵や池の水を飲みに来ているのだと言っている。そして時雨が降るのは、大蛇が水を飲むときに小便をして行くからだと言っている。
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ジゾウ
1964年 福島県
地蔵滝にある地蔵様は、滝のしぶきの中に虹の輪ができて、地蔵様が現れたのでお祀りした。
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ダイジャ
1991年 石川県
田の堤という池の奥の穴に大蛇が住んでいた。その大蛇を見てゾーッとして死んでしまった若い人がいた。田の堤もいまは干上がり、もうない。
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キツネビ
1929年 長野県
小河内の大土堤のあたりではよく狐火が出た。土堤の上でポツンと火が見えると続いていくつも火がつき、そして消えていって、とても綺麗だったと言う。
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(ゾクシン)
1968年 愛媛県
夕方に西底の空が曇ると雨が近いという。雲のが多い日に、中島本島の山頂に雲がかかると雨だという。島が近くに見えるときは雨だという。朝虹は一日の洪水だという。朝虹は大雨の前触れだという。秋の夕焼けは晴天だという。夏の夕焼けは雨だという。風柱が立つと大風だという。イヨタロというが、入道雲が松山方面に出ると雨が降らないという、など。天候に関する俗信。
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ガマ
1976年
陸国賓という道士が船遊びをしている時、白い虹が見えたので近づくと、筍程の大きさの蝦蟇が口から白い気を吹いていた。
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