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検索対象事例

カマドガミ,ドコウジン,サイギョウシン,ジジン
1983年 岡山県
火所の神であるカマド神の「ドックウ」、もしくはそれに近い音を語幹に持つ名称は、この神を土公神の名称で祀っていたことに由来するものである。土公神は元来陰陽師の奉じる神であったされているが、この地域で言う土公神はカマドの神であり、それとは別のものとなっている。

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ロックウサン,ドクジン,オカサマサン,オフゲンサン
1983年 岡山県
イロリ、クド(カマド)、カマクド(大釜)の神としては、ロックウサン(土公神)とオカマサンである。オカマサンはカマクドの神である。土公神はイロリやカマドの神、或いは稀にカマクドの神であり、ロックウサン、ドックウサン、オドクウサン、ロク神サン、オ普賢サンなどと呼ばれる。
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ドクジン
1983年 岡山県
土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
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ダヌカン
1986年 沖縄県
カマドには家族の守護神としての火の神(ダヌカン)が祀られる。主として、主婦が朝晩線香をあげて拝む。
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ドコウジン
1982年 群馬県
土公神は春はカマド、夏は井戸、秋はかど、冬は庭にいる。だから春にカマドをいじると祟る。
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コウジンサマ,カマガミサマ
1979年 長野県
荒神様はカマガミ様ともいう。イロリの所におり、火除けの神様だという。霜月祭りのとき、全ての神が呼ばれていくが、荒神様だけは呼ばれないといわれる。
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ツチノカミ
1986年 沖縄県
土のカミには、上・中・下の3神があるといわれている。
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カマドガミ
1965年 岩手県
ある草深い田舎に怠け者の婿がおり、カマドの火たきを怠けたため歌人は怒り、婿を家から追い出した。生来の怠け者の婿は困窮し家に戻ってきた。嫁は婿を哀れんで一生カマドの火たきをさせた。婿の死後、家人は婿を火守り神として面を刻み、カマドの上に祀った。
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ドクジン,ドコウジン,(ゾクシン)
1972年 岐阜県
土公神さんは土の神様である。春はカマド、夏は井戸、秋はカド(門)、冬は庭(土間)にいるから、そういうところにお茶を捨ててはいけないという。土を取るときは、祟りがないようにお祓いをしてもらうという。
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テルコカミ,ネリヤノカミ,タイヨウノカミ,ヒノカミ
1986年 沖縄県
トネヤに祀るテルコ神はネリヤの神であるが、アマテラスと同じく太陽の神であるという。嘉入では「火の神はネリヤの神である」といい、トネヤの神はネリヤから招いた太陽神であり、その神名をテルコというのだという。テルコは各火の神の源泉であり、村落の守護神でもある。トネヤでは神女がミシャクという米の神酒でテルコ神をもてなす。
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ネコノタタリ,トガナシノカミ
1986年 愛媛県
用の山の某家に祀ってあるトガナシの神は昔はその家の祖母の実家で祀っていたが、その祖母が若いことにわずらってみてもらうと、科のない猫を殺したので祟っているといわれ、トガナシの神として祀ったという。祖母はお嫁に来たが実家のほうでは、次に嫁にさわってわずらってしまったために、実家から婚家に引き移した。
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オグラノヤマノカミ
1964年 群馬県
お天狗さんは山の神の眷属。天狗は火事が好きなので、人家のみえないところに祀る。
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ドコウジン
1982年 群馬県
土公神は目と耳が不自由なので、腹を立てられると謝っても聞き入れられず、除けようがない。カマドを清めればよいとも言う。
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ヤマノカミ,テングサマ
1959年 山梨県
天狗型の山の神は眼光鋭い老人である。天狗の正体は怪力で隠顕自在な山野の神であるとされる。アマツキツネと呼ぶところもあり、夜空を飛ぶ物の怪であったかもしれない。
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ヤマノカミ
1972年 山形県
山の神は死に火を嫌うが産火は嫌わないという。そこでお産の神として崇められている。
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デイロクデンサマ,デイロクデンサマ,モミノキ,タイヨウノカミサマ
1984年 山梨県
デイロクデン(大六天)様とよばれるモミの大木があった。太陽の神様で恐ろしい神様であった。この木に風が当って鳴るときには火に気をつけろといい、その音によって台風の荒れや翌日の天気を知った。季節によって木の揺れ方が変わるともいい、「北へ揺れると天気に変わる」という。その場所に甘える草木は切らないし、薪にもしない。悪いことが起こるという。現在は伐ってしまったためにこの木はない。
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シヌカミサマ
2001年 鹿児島県
シぬカミ様(火の神)は、怒らせると子供に火遊びをさせて家に火を点けさせるという。
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(ゾクシン)
1988年 岩手県
山の神は猿であるとも、女であるともいい、道地の山の神はテングサンだといわれている。
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グインサン,オコンゼ
1936年 奈良県
山の神の御神体を天狗様(グンイサン)と言っている。おこんぜであると言う人もいるが、いずれにせよおこんぜは山の神と関係がある。
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ヘビノタタリ,シロイヘビ
1985年 山梨県
七面様は身延山の七面山の関連で祀っているが、もとは弁天様だったともいう。カイコの神、火事などの厄災を除く神といわれている。蛇をいじめたら祟りがあったため、明治2年に蛇の神様を祀ったという。
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コウジン,モトヤマコウジン,ヘソノオコウジン,カナンヨケノカミ
1983年 岡山県
奥郷の荒神は小組ごとに祀っている。この地には、他に本山荒神も祀られているが、これはヘソノオ荒神とも呼ばれ、火難除けの神とも考えられている。
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