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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1990年 長野県
ある人がきつねに出会って、「騙す気か」と問うと、きつねは「騙す気はないけれど騙すところを見せてやるので見ていろ」と言った。その人はお寺の石灯籠を一生懸命手でこすって待っていた。そのうち手の皮がむけたが、化かされているので判らなかった。人に背中を叩かれて正気に返った。きつねは騙しておいてそのまま逃げたのである。

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キツネ
1989年 長野県
ある男が馬を曳いて田んぼのふちを歩いている。きつねに騙されたのではないかと行ってみると、やはり騙されていたというような話がある。
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キツネ
1971年 茨城県
きつねは女に化けて人を騙す。化かされたと思ったら、煙草を吸うといい。
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テング
1978年 石川県
天狗に騙されて、同じような場所をぐるぐる回っていたという話がある。こういうときは、騙しているものが近くにいるという。
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キツネ
1994年 鳥取県
馬の池の山のきつねは、人を騙して食べ物を取ったり、人を山の中に入れたりする。
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キツネ
1995年 山形県 
道の下の沢のおまんきつね、小学校の下のおしんきつね、西側のおよねきつね、という3匹のきつねがいた。おかんばあさんという人は気丈で「狐になんか化かされない」と言っていた。鮎貝に行くとき、道にあったゴミ袋を「騙されないぞ」と蹴っ飛ばしたら、袋が逃げ出した。橋の下の鴨の群れにも「騙されないぞ」と石を投げたら、鴨は一度に消えてしまった。買物して帰り道、橋の所でばあさんの家の人が提灯を持って迎えにきた。ところがこれがきつねで、ばあさんはとうとう騙されて、尻尾で顔を叩かれて、びっくりして気絶してしまった。
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キツネ,ムジナ
1982年 宮城県
狐は人を騙しても傷つけることはないが、ムジナは人を騙して生き血を吸う。
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キツネ,タヌキ
1923年 和歌山県
狐と狸は人を騙す獣だとされる。
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ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。
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ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。
類似事例

ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。
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ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。
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キツネ
1989年 長野県
きつねに騙されて、車山あたりで子供の時に連れて行かれた人がいた。数年後、その人はおばあさんになって出てきたという。
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タヌキ,キツネ
1991年 石川県
タヌキやキツネが人を騙す。
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キツネツキ
1964年 福島県
少しおかしくなった人をきつねがついたという。きつねつきはふらふらと夜歩く。ときどき不意にきつねを追いかけるようなまねをする。そういう人のからだにはきつねが入っているので、おわか様に拝んでもらってきつねをとってもらう。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人はきつねの真似をした。このきつねをはらうためには祈祷したりなどした。
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カシャンボ
1981年 和歌山県
カシャンボは山にいて、人を騙したりする。騙されたらイタミであおってもらうとよい。
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キツネ
1993年 岩手県 
夕方、少し足りないお爺さんが田んぼの中を歩いていたので声をかけると、「前を歩いている人が提灯もってたから、後ろについて歩いてた」と言った。きつねに化かされていた。賢い人や馬鹿な人は狐に騙されにくい。ちょっと足りない人が騙される。
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キツネ
1971年 福島県
きつねに騙された話であるが、ある人が山へ行って、お婆さんに化けた狐に山中ひっぱりまわされたことがある。
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キツネ(ゾクシン)
1923年 奈良県
狐は人を殺すことはないが騙す事はある。騙された人を見つけるには、大人数で鐘太鼓を叩いて合唱する。一行の1番後ろにいた人が、一升瓶を叩きながらついていると、その人の目に憑いた。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人はきつねの真似をした。きつねを離すときには神札を貼った。
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(ゾクシン)
1923年 岐阜県
午後に新しい履物をおろすと狐に騙されるが、下駄の裏を少し焼いておくと、騙されずに済む。
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