レイ,ダキニ 1969年 長野県 討ち死にした勇士を祀った塚があった。悪疫が流行した時に、その霊を恐れて千九人童子の墓を建て毎年弔う。稲荷もある。ダキニは、人の死ぬ6ヶ月前に人の心を取って食うという。
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(ゾクシン) 1963年 愛媛県 子供が夜泣きをするときは、寺で拝んでもらうと治るといわれている。
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ジゾウ,シ,(ゾクシン) 1916年 福岡県 新墓に地蔵を立てると、七墓建てるまで死人が続くと言われている。
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(ゾクシン),レイ 1998年 静岡県 墓を指さすと、祟られてしまう。あるいは霊に取り憑かれる。
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(ゾクシン),レイ 1933年 鹿児島県 四十九日までは霊が家に残っているという。
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ヨセミコ 1975年 愛知県 寄せ巫女がおり、病気や行方不明の時は見てもらった。寄せ巫女は水を小さい机の上に汲んでおき、死者のことを聞くときは枯れ葉を、生者のことを聞くときは青い葉を、その水につけて巫女にふりかける。すると、巫女は答えてくれるという。
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ゴンゲンヤマノキ,(ゾクシン) 1963年 愛媛県 権現山の木を切ると腹痛を起こすといわれている。木に祟られたときは、法人(祈祷師のこと)に頼んで拝んでもらうと、治るといわれている。
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ワカミヤサマ 1985年 愛媛県 二軒の家に不幸が続き、若い人が死んだので、拝み屋に拝んでもらうと、平家の落人さんが祀ってもらいたがっているといわれたので、祠を建てて若宮さまといって祀った。
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ジゾウ 1916年 福岡県 新墓に地蔵を立てると、七墓建てるまで死人が続く。
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ブッチョウノタタリ 1993年 三重県 話者の息子が小さかったころに重い病になり、治らなかった。村内の拝む人に見てもらったところ、神棚の仏ちょう(お札)がたたっていると言われ、それを取り除いたら治った。
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ミクニチ 1965年 岩手県 九月九日、十九日、二十九日を三九日というが、このときに三回臼をならすと、果報がやってくるといわれ、餅をついて祝う。
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イキリョウ,(ゾクシン) 1960年 三重県 病気の治りの悪い時、大師様にうかがうと、生き霊の祟りだなどといわれる。
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フルヅカ 1976年 岡山県 備中下道郡九代村舟山で山に祠を建てようとしたところ、石櫃が出てきた。中に生きているような男女が入っていたが、風と共に消えた。刀と鏡があったので、藩主に献上したところ村に疫病が流行った。刀と鏡を返してもらい元の場所に埋め小祠を建てた。
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センニンヅカ 1955年 山形県 千人塚は天保年間の9年続いた戦の戦死者を供養したものという。そこを掘ったらそのうちの一人が睾丸炎になった。睾丸一つとった祟りだという。
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ヘラツブンゴノカミノタタリ,ジヌシガミ 1961年 鳥取県 この辺の領主箆津豊後守の家来の1人が戦死した場所であるため、そこの地主様を拝み祀るように拝み手に云われた。旧十二月28日に供物をあげ、村祭りの終わった翌日、箆津氏神の神主が拝みに来る。そうしないと祟りがあるという。
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キツネ 1973年 香川県 コメヤの狐がよく人に取り憑いて病気にさせた。なかなか治らないので、拝みの人に拝んでもらうと、必ずと言っていいほどこの狐が取り憑いていたという。この狐は、昔、生里の人が大阪へ魚を捕りに行ったときについてきたという。
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ミカワカミ,タタリ 1956年 佐賀県 屋敷のまわりにあった無縁仏をかたづけたところ、屡々祟りがあるというので、少し離れた道端に新しく碑を建てて供養した。
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テンジンサン 1983年 香川県 ある時、宮田家の人が病気になった。治らないので行者に拝んでもらったところ、天神さんがお堂を建てる催促に来ているという。お堂を建てて祀ったらすぐに病気が治った。この天神さんはお堂が火事のとき、飛び出して三角寺の松にひっかかっていた。
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タタリ 1959年 長野県 無縁塔に「酒山呑了沙弥」という戒名の墓があった。その墓が祟って、家族に気病が起きたというので、お祓いをしてもらって、その墓を移転することになった。それ以来病気が治った。
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(ゾクシン),ハカ 1933年 石川県 墓を建てるとその年に不幸があるという俗信がある。
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オツヤノボウレイ 1960年 三重県 オツヤが押されて死んだ所の大きな石を砕きに行った者が、すべて熱を出した。フイエサマに占ってもらうと、オツヤの亡霊が祟っていると言われたので、碑を立てたら祟りをしなくなった。
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