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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アカイイタチ
1989年 長野県
お供え物を赤いいたちが持って行ってしまうのをおかしいと思い、後をつけてみた。すると、古い木の下に入っていった。ねぎ様に聞いてみると、掘り返してみろという。彫ってみると餅だけ出てきた。さらに掘り返してみると、水が湧き出てきた。そこをいたち水と呼び、飲み水として使用するようになった。

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オヤミミリ,(カマキリ),(ゾクシン)
1942年 富山県
親みみりにににらまれると親が死ぬ。
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ニゲミズ
1931年 東京都
にげ水とは「逃げる水」の意味である。水を見つけたと思って草を分けて近づいてみると見えない、幻のようなものであったといわれる。
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コウボウサマ,カサ
1983年 東京都
弘法様が水を飲みたいと思ったが、そのあたりにはなかった。かぶっていた笠が飛んで、その笠をはいでみると水が出ていた。それでそこをカサイドと言うのだという話である。
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コウボウスイ
1967年 福島県
かつて弘法大師がこの辺りを通られたとき、水が欲しくなり持っていた杖の先で地を突いたら、そこから水が湧き出た。大和田という家の前にあるのがその泉であるという。また、洗濯していた老婆に弘法大師が水を求めたが、くれなかったので、今の弘法水と呼ばれているところに水を出したという。
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タウエ,ユメ,シノヨチョウ
1950年 島根県
田植えの夢をみると死んだことを聞く。
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ミズイタチ
1980年 新潟県
水いたちも、人をだます。水いたちは、明かりのついたように幻想させ、人を水の中にひきずり込む。
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ワカガエリノミズ
1981年 鳥取県
爺さんが山へ行くと、小鳥が谷の水を飲めば若返ると鳴くので、飲んでみると若返った。それを知った婆さんも飲んでみるが、たくさん飲みすぎて赤子になった。
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コウボウダイシサマ
1984年 山梨県
弘法大師様が水を求めたので、井戸のない家のおばあさんは遠いところまで行って水を汲んできた。そのお礼に、一生水に不自由しないようにと弘法大師が杖をついたら、そこから水が湧いてきた。一方、水はないといった家は水が出なくなった。だから人には親切にしなければならない。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
とてもきれいな水があった。山姥がその水を飲みに来たという。
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キツネ
1968年 佐賀県
死人を埋葬した翌日は未明に必ず墓参りに行き、水を供える。狐が掘り返してはいけないので。
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コワシミズ
1967年 福島県
まきを取りに行った翁が毎日酔って帰ってくる。ある人が不審に思い、ついて行くと、翁はそこにある水を飲み酔っていた。その人が飲んでみると水である。それから親は諸白、子は清水というようになった。ここを強清水といっている。
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シンレイタイケン,チチ
1995年 福島県
夜寝るとき、イオン水を作る機械に電気を入れたままにしておいたら、夜中にザァーザァーと水道の水が出るような音がするので起きてみたが水など出ていなかった。
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フクベミズ
1980年 岐阜県
病の父親が岩般の滝の水を飲みたいと言うので、子供がふくべ水を汲んで急いで帰った。しかし、帰路、父の死の知らせを聞いて、ふくべを落としてしまった。するとそこから水が湧き出たという。そこは、ふくべ水と呼ばれている。
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イド,コウボウサマ
1929年 岩手県
上飯岡にあるヨーカハゞという部落に、弘法様が来て水が欲しいと言った。しかし女が断ったので、以来水が出なくなった。井戸の水は飲めないような水なので、澤の水を飲んでいる。
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コワシミズ
1967年 福島県
まきを取りに行った翁が毎日酔って帰ってくる。ある人が不審に思い、ついて行くと、翁はそこにある水を飲み酔っていた。その人が飲んでみると水である。それから親は諸白、子は清水というようになった。ここを強清水といっている、という伝説がある。
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オンナ
1934年 長崎県
平戸では女がどこから出て来るかわからないので、後をつけてみると、波を分けて海に入っていってしまったそうである。
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ヨウロウノタキ
1931年 岐阜県
美濃の養老の滝の水を汲んでみると酒だったという。
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コウボウダイシ
1983年 東京都
弘法大師が乞食坊主になって托鉢しようと思ったが水1杯もくれない所があり、そういう所では水が出ないようにした。逆に水をなみなみとくれた所にはどんどん水が出るようにしたということである。
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ダイジャ
1960年 三重県
村人たちは、虹が立つのは大蛇が淵や池の水を飲みに来ているのだと言っている。そして時雨が降るのは、大蛇が水を飲むときに小便をして行くからだと言っている。
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ユウレイ
1941年 岩手県
赤ん坊を胎内に留めたまま母は死んでしまったが、その墓から赤ん坊の泣き声がするので、ある人が掘り返してみると男の子が生まれており、その子は後に僧になった。(類話あり)
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シンランショウニン
1979年 山梨県
ある日の夕暮れに、1人の旅僧がやってきて泊まった。翌朝、ここは清浄なところだから何日か行をやりたいというので、堂へ案内した。婆さんが家の内に水の出る所はないものかと捜していると、その旅僧が場所を示した。掘ってみると清水がわき出した。ただし、この水はこの家の入用だけしか出ず、女性が不浄の時には汲んではいけないと約束した。ある時、婆さんが約束を忘れて水を飲んだところ、水が止まってしまったが、坊さんに話して拝んでもらうと、また水が出てきた。後にこの名僧は親鸞聖人であることがわかった。
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